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⑥こっくりさんに聞いてはいけないこと
「こっくりさん」への質問事項にも注意すべき点があります。けっして聞いてはいけないことがあるので、質問事項を用意する時の参考にしましょう。
こっくりさんの正体について
「あなたは誰ですか?」と聞いてはいけません。返答がないばかりか、その場の空気がいっきに悪い方向へと転向してしまいます。理由はわかりませんが、「こっくりさん」の正体を探る行いはタブーとなっているので絶対に質問してはいけません。
こっくりさんの好きなもの
好きなものを尋ねるのもいけません。一般的な人間の趣向とはかけ離れている場合があるので、その返答を聞いたために呪われてしまった例があります。
とにかくこっくりさんに関する情報はNG
⑦こっくりさんで起きた事件
「こっくりさん」が流行った1970年以降ではいくつもの事件があったとされています。しかし実際に事件として報道されたことは多くはありません。それは原因が不確かであるため、報道されなかったからでもあります。噂された事件について紹介していきます。
授業が中断される事態に
1989年の福岡の中学校で、授業中に生徒が友人らと「こっくりさん」をしていたところ、集団放心状態に陥り授業が中断される事態に陥った例があります。これは「こっくりさん」によるものか、恐怖という強いストレスが集団に感染してしまう集団パニックによるものなのかはわかっていません。
怪奇現象が起きた
放課後の教室で「こっくりさん」を開始したところ何かが腐ったかのような死臭がたちこめ、見知らぬ男性が女子生徒の肩を掴んだという話があります。その男性は生きている人ではなく、目があるところには土が入り込み、体は錆のようなものがこびりついていたそうです。
死亡事件もある
遊び半分で学校で「こっくりさん」に参加していた生徒が数日後、事故にあい亡くなってしまいました。もう一人の方も事故にあいましたが奇跡的に助かり、最後に残った生徒は次は自分の番だと恐れお祓いをしてもらい助かりました。呪われてしまった原因としては学校の近くに戦争の慰霊碑があったためではないかとのことです。
⑧こっくりさんはやらないほうがいい?
「こっくりさん」は降霊術であって遊びでおこなっていいものではありません。対処できない状況に陥らないためにも、こういったものには近づかないほうが身のためでしょう。
大変なことが起きてしまうことがある
驚かされるだけならば有難く教訓として、不注意にそういったものに近づかないようにすれば良いのですが。悪霊を呼び寄せてしまった場合、どんな被害がでるか予想できません。本人だけでなく周囲にいた者や家族にも不幸が連鎖する可能性があるのでそれらを考慮して「こっくりさん」をするかしないかを決めましょう。
憑りつかれる危険性
「こっくりさん」は狐や狗、狸などの低級霊を呼び寄せますが、それが「なにもの」なのかが重要です。憑りつかれてしまったら除霊をするか神社で鳥居を潜りましょう。狗や狸などの低級霊ならば嫌がって逃げていく場合もあります。それでも憑りつかれたままならば神主さんや霊能力者に相談してお祓いしてもらいましょう。
呪われてしまうかも
⑨こっくりさんはやらなくなったけれど
最近の子供はあまり「こっくりさん」をやりません。他にたくさんの娯楽がある中で、あえて昔の「遊び」をする必要はないからでしょう。ただ、「こっくりさん」をしなくなっただけで同じようなことをしていないわけでもないようです。海外の降霊術について紹介します。
ウィジャボード
ウィジャボードとは1890年代にアメリカで流行ったボードゲームの一つで、降霊術や占いゲームとして親しまれています。「こっくりさん」同様に文字が書かれた木の板に覗き窓のあるコマ(プランシェット)を使用します。近くにいる霊体に質問し答えてくれるのを待ちます。NGワードは神様のことや自分の命日、お金のありかについてだそうです。
チャーリーゲーム
メキシコで生まれたゲームです。上段に「YES」「NO」下段に「NO」「YES」と書かれたものを用意し、真ん中に鉛筆で十字をつくるようにして置きます。上の鉛筆が動いて「YES」か「NO」かを判断します。「Charile,Charile,Are You here?」と呼び掛けて反応を待ちます。
どちらも呪われます
どちらの遊びも呪われる危険性の高いゲームです。とくにチャーリーゲームは悪霊を呼びやすいとされています。ブラジルの小学校でチャーリーゲームで遊んでいた女子生徒が突然暴れ出し、大人数名が取り押さえなければならないほどの力だったそうです。教会は「悪魔と遊んではならない」としてチャーリーゲームをしないように注意喚起しています。
こっくりさんをするときは気をつけて
恐ろしい事件を引き起こすとしても不思議な体験をしてみたいならば、NG行動はとらないよう注意して自己責任でおこないましょう。ただ自己責任と言っても、呪いが本人だけにかかるわけでもないので、やはりそういったものには近づかないほうが良いでしょう。
不思議なことはなにも「こっくりさん」だけではありません。世界中にある不思議な話を集めるのもよいですね。レジャーゴーの記事の中には予言に関する記事もあるので、そちらもご覧ください。