グレ釣りを始めよう!王道のウキフカセ釣りやおすすめタックルもご紹介

グレとはメジナのことで、様々な状況変化やテクニックなどがあることから、とても人気の高い釣りです。グレ釣りは大会が開催されるなど初心者でも上級者でも楽しめる釣りです。この記事ではグレ釣りを始めたい!という方に必要な知識やエサの選び方、タックルなどを紹介します!

この記事をかいた人

堤防釣り、海釣りが好きな一児のママライターです。日々、美味しい旬の魚料理を研究中。特にカワハギは釣りも食べるのも大好きです。記事を通じて、釣りって楽しそう!魚っておもしろいな!って思っていただけるような執筆を心がけています。

グレ釣りについて

グレ釣りは奥が深い、なんて言われていますが本当にその通り!ただ釣り場に行って何も考えずに竿を出しているだけでは、なかなかグレは食いついてくれないのです。だからこそ、釣り人の心を動かす力があるのかもしれません。

グレとは

真っ黒ではないけれど、深い青や緑の混じったような綺麗な黒い魚体のグレ。よくみると、真っ青の目を持っていて少し可愛らしい顔つきをしています。『メジナ』と言われた方が分かる人も多いかもしれません。

グレの生態

国内では東北地方〜沖縄までの広い地域にいる魚です。グレは日中、まだ明るいうちは主に海底を泳いでいます。岩の間等に積みつく魚です。海藻が好きなようですが、雑食の為、鋭い歯で小魚や甲殻類までも食べてしまいます。

グレ釣りは釣って食べるのも魅力

身近なスーパー等ではあまり見かけないグレ。夏のグレは、色々な物を食べて成長する為、身に少し臭みがあるといわれています。しかし、冬の寒い時期には海藻が主食となる為、臭みも気にならない美味しい魚です。新鮮ならお刺身もいけますし、煮ものや揚げ物のしてもうま味が感じられます。

グレは状況変化を楽しむことができる

釣りは大自然の『海』が相手です。その自然の変化に対応できるようにならないと、魚を上手く釣ることはできません。まず、風はどの方角から吹いているか、強さはどうか。潮の流れはどちら向きなのか、速いか遅いか。釣り場の水深は何mあるのか。

これらを計算した上で、グレをどうやって釣ってやろうか考えるのです。難しそうに感じますが、これを考えた上で釣れたグレは特別な一匹になります。そしてそこからグレの魅力にハマっていくのです。『自分の場』を作り出し、グレを釣る。何だかカッコよさも感じられる釣りです。

グレの種類

釣り物のグレは、大きく分けて3種類に分けられます。よく対象魚となる『口太(クチブト)グレ』は、海藻を主食としています。全体的に黒っぽい『尾長(オナガ)グレ』は、アミエビやプランクトンを捕食している魚です。最後の一種類は、南の地方にいる『オキナグレ』です。鹿児島地方などでは冬場に釣果も出ているようですが、あまり釣れることのない魚です。

グレ釣りの時期

では、グレ釣りに適した時期はいつなのでしょうか。グレの美味しい冬場が良いか。それとも産卵期が良いのか。みていきましょう。

グレ釣りは一年中行える

結果的に言えば、釣りに行けばいつでもグレは釣れるんです。しかし、よく釣れるといわれる時期時期は6月あたり。その理由として、3〜5月に産卵するグレは、その時期餌をあまり食べません。産卵後、体力を産卵前の状態に戻そうとグレ達が餌をドカ食いします。それが、『梅雨のグレはよく釣れる』という仕組みに繋がるのです。でも、身が美味しいのは冬場のグレです。どちらを選ぶかは、あなた次第ということになります。

グレ釣りは季節によって仕掛けなどが変わる

NEXT グレ釣りは季節によって仕掛けなどが変わる