海外に目を向けると、人の背丈を越える超巨大魚が生息しており数々の伝説にもなっています。中でも、怪魚ハンター達に人気のある怪魚をピックアップしてご紹介します。
ピラルク
アマゾン川に生息する世界最大級の淡水魚として一躍有名になりました。ピラルクの全長は3mにも達し、その姿ははるか太古の白亜紀から変わっていない生きた化石だと言われています。ピラルクは食用としても知られており、アマゾン川流域の中でもその味は上位に入ります。しかし、そのために乱獲された結果個体数が激減しています。
バラマンディ
東南アジアやオーストラリア北部など東インド洋・西太平洋の熱帯域に生息する大型の肉食魚です。バラマンディの体長は2mに達し、同属で日本に生息するアカメと比較しても大きいです。淡白でクセの無い味わいで、これらの地域では食用として漁も盛んに行われています。
ナイルパーチ
アフリカ大陸の河川や塩湖・汽水域に生息する大型の淡水魚です。最大で2mになり、なんとその重さは200kgに達する最重量級の怪魚です。過去にアフリカ各地に放流された水域では、ナイルパーチの定着によって深刻な生態系への影響が確認されているため、世界の侵略的外来種ワースト100に指定されています。
ノーザンパイク
北アメリカやシベリアなどの北半球高緯度に広く分布する淡水魚です。水温が低く水が綺麗な所を好み、魚だけでなく両生類や鳥類、ほ乳類までも捕食する貪欲な食性を持ちます。成魚は体長1m程ですが、大きい個体では1.5mを越える事もあります。
ドラード
金色に光る体を持つ大型の淡水魚です。アマゾン川やラプラタ川水域に生息し、鋭い歯を持ち体長は1m程にまで成長します。鮮やかな金色になるためには強い太 賞魚として人気もありますが色が薄くなる傾向があります。攻撃的な性格で、小魚や両生類・鳥類を捕食します。
メコンオオナマズ
メコン川に生息する固有種のナマズで、全長は2mを越えるものも少なくなく時には3mにも達します。その生態は未だ謎が多く、食性は草食とされています。また成長速度がとても速いことも知られています。近年では生息数が激減しており、国際自然保護連合で絶滅危惧種ＩＡ類として指定されています。
怪魚釣りで使用されるロッドとは？
怪魚釣りはとてもタフなイメージがありますが、どんなロッドが適しているのでしょうか？数多くのロッドの中から、重視するポイントやオススメモデルなどをご紹介します。
怪魚ロッドは高価？
怪魚と呼ばれる魚達はどれも非常にパワーが強く、生半可なロッドでは釣り上げるどころか折られてしまう事も珍しくありません。そんな怪魚と対等に競う為に怪魚向けのロッドはより強いパワーに耐えうる高価な素材を使用しているため、比例して値段も高くなる傾向にあります。
ベイトロッドがトレンド
ベイト・スピニング共に怪魚向けのロッドが販売されていますが、ベイトリールの特徴としてより大きいギアを使いより強いパワーを発揮出来る事やスピニングリールと比べると、より太いラインを使う事が出来る事からベイトロッドが現在では人気が高い傾向にあります。せっかく怪魚と巡り会えたとしても、ロッドの性能が勝っていなければ貴重な出会いをものにすることができません。
