林道も、街中もどちらでも走行できる優秀なバイクとして人気が高いのがVストローム250です。アドベンチャーバイクとして様々な状況にも対応でき、パニアケースやトップケースを装着することで積載性がアップするのでキャンプツーリングにも適したバイクです。シート高は多少高めに作られていますが、軽量なので安定性にも優れています。
スペック
- 排気量:248cc
- シート高:800mm
- 運転方式:MT
- 燃料タンク容量:17L
- 最高出力:18 kW 〈24 PS〉 / 8,000 rpm
- 燃費消費率:39.0 km/L (60 km/h) 2名乗車時
④ヤマハ|セロー250
ヤマハのオフロード車と言えばセロー250です。オフロード車としては絶大な人気の車両で、シートの厚さも硬さも程よくなっているので長距離の走行にも疲労を感じることが少なく、シート高が低めになっているので乗りやすさは十分です。積載性に関しては多少劣りますが、走行条件の悪いキャンプ場などへも無理なく行くことができるのでキャンプツーリングにもおすすめです。
スペック
- 排気量:249cc
- シート高:840mm
- 運転方式:MT
- 燃料タンク容量:9.3L
- 最高出力:14kW(20PS)/7,500r/min
- 燃費消費率:48.4 km/L (60 km/h) 2名乗車時
⑤ホンダ|レブル250
クルーザータイプのバイクとして人気の車種がレブル250です。大きすぎず小さすぎず、丁度良い大きさで男性ライダーだけではなく女性ライダーからも高い支持を得ています。シート高が690mmなので足つきは良好で、何と言っても取り回しの良さがおすすめポイントです。スピードを出して乗るというよりもゆったりとした走りに安定性があるので周りの景色を楽しみながらの長距離ツーリングに適したバイクです。
スペック
- 排気量:249cc
- シート高:690mm
- 運転方式:MT
- 燃料タンク容量:11L
- 最高出力:19kW(26PS)/9,500r/min
- 燃費消費率:46.5 km/L (60 km/h) 2名乗車時
ツーリングバイクおすすめ5選③ 400cc編
400ccのバイクは、性能性や走行性も他のクラスのバイクから比べるとより充実しています。車体サイズも大きくなるので一般道でも高速道路でも快適で安定した走行ができるのが大きな特徴です。400ccのおすすめをご紹介していきます。
①ホンダ|CB400スーパーフォア
普通二輪免許を取る際に教習所でも多く扱われているのがCB400スーパーフォアです。ネイキッドタイプのバイクと言えば定番ですが、バイク乗りの基礎とも言っていいほど走りやすさや乗りやすさは抜群です。鋭い加速や安定した乗り心地で長距離ツーリングも疲れを知りません。人気の車種なので積載に必要なシートバックやBOXが豊富に揃っているのも人気の一つです。
スペック
- 排気量:399cc
- シート高:755mm
- 運転方式:MT
- 燃料タンク容量:18L
- 最高出力:41kW(56PS)/11,000r/min
- 燃費消費率:31.0 km/L (60 km/h) 2名乗車時
②ホンダ|400X
400ccで唯一のアドベンチャーバイクとして冒険したくなるようなバイクが400Ⅹです。250ccでは味わえない400ccならではの力強さがあり、上半身を真っすぐと立たせて乗ることができるライディングポジションなのでハンドル操作が軽く、長距離を走行しても安定した走行ができます。フロントに大きなスクリーンがあるので高速道路走行時の風受けを最小限に抑えることができます。多少の悪路にも対応できるので、キャンプツーリングにも適しています。
スペック
- 排気量:399cc
- シート高:795mm
- 運転方式:MT
- 燃料タンク容量:17L
- 最高出力:34kW(46PS)/9,500r/min
- 燃費消費率:39.7km/L (60 km/h) 2名乗車時
③スズキ|スカイウェイブ400
タンデムでのツーリングや積載性に優れ、キャンプツーリングに適しているバイクの一つとしてビッグスクーターが挙げられます。その中でも、スカイウェブ400は車体重量がありますが、低重心なので重さを感じることがなく、高速道路でも安定した走行ができます。ビッグスクーターならではの大きなシートなので長距離ツーリングも疲労感を感じることなく運転できるのが大きな特徴です。
スペック
- 排気量:399cc
- シート高:710mm
- 運転方式:AT
- 燃料タンク容量:13L
- 最高出力:23kW(42PS)/7,000r/min
- 燃費消費率:32.0km/L (60 km/h) 2名乗車時
NINJA400
250cc編でもご紹介したNINJAですが、400ccクラスでも大変人気のある車種です。NINJA400の魅力といえば、車体重量が軽く取り回しが楽というところです。2017年モデルまでは650ccの車体と共通していたのですが、現行モデルは車体ベース250㏄と同じくなったので400㏄ながらコンパクトです。車体がコンパクトですが、パワーはさすが400ccなのでパワフルな走行ができます。短距離でも長距離でも高速走行でもオールマイティに適したバイクです。
スペック
- 排気量:398cc
- シート高:785m
- 運転方式:MT
- 燃料タンク容量:14L
- 最高出力:35kW(48PS)/10,000rpm
- 燃費消費率:32.0km/L (60 km/h) 2名乗車時
ドラッグスター400
400㏄クラスのアメリカンと言えば誰もが知っているのがドラッグスター400です。車体が長く低い重心は、アメリカンならではの重圧感があります。見た目は大きいですが、ハンドルの位置が高い分ハンドリングが軽いため初心者や女性でも乗りやすいです。直進安定性が高いバイクなので長距離ツーリングも十分に楽しむことができます。
スペック
- 排気量:390cc
- シート高:660m
- 運転方式:MT
- 燃料タンク容量:15L
- 最高出力:22kW(30PS)/7,500rpm
- 燃費消費率:39.0km/L (60 km/h) 2名乗車時
安心して走行するために
最近、テレビのニュースなどを見るとよく耳にするのが「あおり運転」による事故です。バイクは自動車と違い、生身の状態でバイクに跨っています。体にプロテクターなどを装着していても自動車には勝てません。「あおり運転」は自分に意識がなくても、相手の何かのスイッチが入ってしまった時に起きてしまいます。そういった事故を未然に防ぐために、バイクにもドライブレコーダーを装着することをおすすめします。こちらではドライブレコーダーのおすすめをご紹介します。
おすすめ①|ユピテル バイク専用ドライブレコーダー BDR-2 WiFi
自動車用のドライブレコーダーで知られているユピテルから発売されているのが、こちらのドライブレコーダーです。高画質のFull HD(動画200万画素)なので、鮮明に動画を撮影することができます。スマホで専用アプリ「BDR App」を使用することで無線LANを使用し画像の確認ができます。また、音声の録音も可能なのでもしもの時もきちんと記録を残せます。防水機能があるので、雨に当たっても心配のない仕様になっています。
おすすめ②|デイトナ「DDR-S100」
バイク用のパーツなどを豊富に取り揃えているデイトナからのドライブレコーダーは、最大14時間の動画の記録が可能です。1/2.7インチイメージセンサーを搭載しているので夜間時の録画も明るく撮影することができます。電源ケーブルをイグニション電源に接続することにより、キーON/OFFに連動して自動で録画を開始/終了することが可能なので録画の開始や終了のし忘れの心配がありません。マウントが同梱されているので取り付けも難しくありません。
おすすめ③|AKEEYO AKY-868G
バイクの前後にカメラを取り付けることが可能なので、前方・後方からの撮影が可能です。GPSを搭載しているのでパソコンに専用のPCビューワーをインストールすることでGoogleマップと連携することができ、走行の記録を確認することができます。全国のLED信号に対応しているため、点灯していないように映ってしまう信号機を明確に撮影することができます。カメラは防水対応なので雨の日も撮影可能です。
バイクに乗って動画を楽しもう
安全のためだけではなくバイクに乗っている動画を撮って思い出を作るのもいいです。バイク動画を撮影するためのアクションカメラの記事はこちらをご覧ください。
人気のモトブロガー
近年、YouTubeでツーリングなどの動画をアップしているモトブログが人気を集めています。ライダーからも人気ですが、モトブログをきっかけにバイクの免許を取得したというライダーもいるほどの人気で、モトブロガーはライダーからの憧れの存在になっています。人気のモトブロガーをご紹介します。
ANTIBCSC
岡山県を中心としてバイク動画を撮影しているのがANTIBCSCさんです。パンツさん、まっつんさん、バッタさん他数名のメンバーで構成されています。お遍路ツーリングをしたり、海外でのツーリングなど様々な場所でのツーリング中のラフな会話やライディングスタイルからツーリングが楽しさが伝わるモトブログです。
RAMPAGE MONKEY
メンバーは現在うっちー、たか、たく、たまさつ、ゆうさんの5名ですが、たまさつさんとゆうさんご夫婦がメインで動画をアップしています。たまさつさんの何とも異次元なハイテンションのボケ?をゆうさんが華麗にツッコむ二人の会話が絶妙のモトブログです。特にたまさんへ憧れをもつ女性ライダーが多く、男女問わず人気のモトブログです。
自分に合ったバイクを見つけツーリングを楽しもう
バイクは人とバイクが一体化する乗り物です。憧れはあっても操作ができないバイクを選んでしまっては、長続きはしません。憧れだけで選んでしまうと、始めは乗っても途中で飽きてしまい乗らなくなってしまうかもしれません。
愛着のあるバイクでツーリングを楽しむためには、自分にとって最高のバイクを選ぶことが大切です。自分がどういった場所へ行きたいのか、自分ならこのバイクなら乗りこなせるということを中心にバイクを選び、最高の1台を見つけ楽しみましょう。