アウトドア ケトルは必需品!
アウトドアケトルとはその名の通りキャンプなどのアウトドアシーンで活躍してくれるケトル(ヤカン)のことです。アウトドアシーンでは春夏秋冬季節を問わず、あると無いとでは大違いの必須アイテムです。
アウトドア ケトルの実用性は
必需品というけれど、どんなときに便利なのでしょうか?お湯を沸かすだけのヤカンなんて本当に要るのかな?と思われる方もしるかもしれません。でも持っていくとあってよかった!という瞬間がたくさんあるんです。
アウトドアケトルの魅力
試しに買ってみて、一度使うと手放せなくなるアウトドアケトル。そんなケトルの魅力である「お湯がすぐ手に入る」、「貴重な鍋をあける必要がない」、「場所をとらない」の3点についてお伝えしていきます。
魅力①|お湯がすぐ手に入る
アウトドアを楽しんでいると想像しているよりもずっと飲み物・食べ物をを囲むシーンが多くなります。注ぎ口がついているアウトドアケトルなら安全に熱いお湯を注ぐことができ、今飲みたい、今食べたい、という願いを叶えてくれる頼れるアウトドアの相棒なのです。
魅力②|貴重な鍋をあける必要がない
キャンプをはじめとしたアウトドアライフのコツは荷物のまとめ方です。鍋はたくさんあれば便利ですが少なく済むならそれに越したことはありません。そんな鍋をひとつお湯を沸かすためだけにつかってしまうのはもったいない、そんなときにアウトドアケトルがあると料理もしやすくなります。
魅力③|場所をとらない
家庭のキッチンでもそうですが、火の上のスペースは限られています。アウトドアケトルなら様々な形のケトルがあるので底面積の少ないものを選べばコンパクトな場所だけでお湯を沸かすことができます。
アウトドアケトルの種類とその特徴
アウトドアケトルはその形から大きく分けて4種類あります。縦長型、やかん型、クッカー型、燃焼一体型です。用途に合わせて最適なものが選べるようにここからは種類ごとの特徴や魅力をお伝えしていきます。
縦長型
続いてアウトドアケトルで人気なのがこちらの縦長型です。縦長型というだけあって背が高いタイプで特徴はその高さの分大容量であることです。そして手で持つ部分が側面についている点が特徴となります。
大勢でもたっぷり使える大容量
縦長型の魅力はこの大容量です。同じ底面積であっても高さがある分たっぷりお湯を沸かすことができます。パスタのお湯を事前に沸かしておいたり、大勢で即席麺を食べるときなどたっぷりのお湯が一度に必要なときに便利です。
持ち手が側面についていて注ぎやすい
こちらの縦長型は側面に持ち手がついているのも大きな特徴であり魅力です。実際にヤカンを持ってお湯を注いでみるとわかりますが、側面についているほうが安定して欲しいところにお湯を注ぐことができます。
やかん型
もっともオーソドックスなのがこちらのやかん型アウトドアケトルです。家庭で使うやかんと同じような馴染みある形をしていて、特徴は底面積が広いことと容量に応じて幅広いサイズがあることです。
広い底面積でお湯がすぐに沸く
ヤカン型の魅力の大きな点はなんといっても底面積が大きいという点です。この広い底部分のおかげで火にあたる面積はおのずと大きくなるので下からしっかりと温められ、お湯が沸くのが早くなります。
馴染みのある形と幅広いサイズ展開
誰しもヤカンと聞いて思い浮かべるフォルムをしているヤカン型。これなら家庭でも通常のヤカンとして使用でき、キャンプの際にアウトケトルとして持っていくことができます。容量に応じてサイズが豊富なのも魅力です。
クッカー型
クッカー型はCocker、つまりCook・料理にも使用できるという大きな特徴を持ちます。小さな鍋に取っ手と注ぎ口が付いたような形になっており、お湯を沸かすことはもちろんその中で食材を茹でたりしやすくなっています。
小さな鍋と兼用できる
大きな鍋に小さい鍋、あとケトルと、となるとずいぶん荷物がかさばって嫌だななんて方にはこちらのタイプがお勧めです。水を投入する部分が大きくなっており例えば野菜やパスタなどといったものが茹でることができます。
一人キャンプならそのまま食器としても使うのもアリ!
鍋とケトルが一体型となっているこのクッカー型ケトルですが、そのまま食器として使ってしまうことももちろん可能です。ここでお湯を沸かしてそのまま乾麺などをいれて、出来上がれば食卓へ、なんてもこともできるのがクッカー型です。
燃焼一体型
燃焼一体型の代表メーカーはKelly Kettle(ケリーケトル)です。見た目からして通常のヤカンとは一線を画すこちらの燃焼一体型タイプの最大の特徴は燃焼部分・加熱部分がヤカンと一体になっているという点です。
短時間でお湯が沸く
ヤカンそのものが二重構造となっており、下から炎で熱するとヤカン全体に熱がいきわたるので他のヤカンと比べてもお湯が早く沸くという点が魅力です。お湯を沸かすために焚火から火おこしする必要もありません。
災害時にも役に立つ
ガスや市販燃料といったものはもちろんですが、割りばしや拾った小枝、乾いた松ぼっくり、新聞紙なども燃料にすることができます。災害などによってライフラインがたたれた緊急時などにも活躍してくれるでしょう。
アウトドアケトルの選び方
ここまでアウトドアケトルの種類についてご説明してきました。色々なタイプがあることがお分かりいただけたと思いますが、自分に合ったものはどれなのか、選び方のポイントをここからはお話しします。
容量は(一人用が多人数用か)
何といっても最初に考えたほうがいいのが容量です。ソロキャンプなのに大容量タイプだと沸くまで時間がかかりますし、せっかく沸いたお湯も余ってしまいます。人数が多いのにコンパクトタイプだと何度も何度も沸かさなければいけません。どのくらいの容量が必要かイメージして購入しましょう。
燃焼は(焚き火か ガスバーナーか)
アウトドアケトルの素材は様々で、アルミ、ステンレス、ホーローなど多岐にわたります。それぞれの素材や形状によっては燃焼(加熱)方法が変わってきます。それぞれに適したタイプのケトルを選びましょう。
どんな場面でorどんな場所で
コーヒーを飲むくらいの用途しかないのか、温かいスープをたくさん作るのか、焚火台はあるのか、ガスバーナーを持っていくのか、なんていう用途によってももちろん必要なタイプは変わってきますので自分の過ごしたい一日を想像して選びましょう。
焚火台について詳しく知りたいかたはこちら
アウトドアケトルおすすめ18選|縦長型ケトル①
ここからは縦長型ケトルに絞っておすすめを紹介していきます。まずは超有名アウトドアメーカーであるコールマンの縦長型ケトルです。手に入りやすい価格ながら総ステンレス製なので初めて試してみたい方におすすめです。
コールマン ファイアープレイスケトル 2000026788
総ステンレス製で高い耐熱性を持つので焚火などといった高火力での使用が可能です。すべて金属でできているのでもちろん持ち手部分も熱くなります。使用の際には革製グローブなどを併用しましょう。
手ごろな価格と使いやすさ
その名の通り、焚火の上につるして使えるよう設計されたケトルです。直火でも使用できるようにステンレス製の作りになっていて、焚火で舞い上がった灰が入らないように注ぎ口にも蓋がついています。
商品詳細と使用シーン
- サイズ:約13×22×高さ23cm
- 重量:約570g
- 材質:ステンレス
- 容量:約1.6リットル
- 定価:5872円
- 焚火、焚火への吊り下げ、バーナー、コンロなど
アウトドアケトルおすすめ18選|縦型ケトル②
2つ目にご紹介するのが日本産の縦長型ケトルです。グランマーコッパーのケトル。ファイヤーサイド社がインドで生産していたこちらのケトルは現在新潟県燕三条市で職人たちによって作られています。
ファイヤーサイド グランマーコッパーケトル (小) 12113
美しく光り輝くブラウンゴールドが目に付くこちらは薪ストーブメーカーであるファイヤーサイド社のものです。日本の職人たちによって保たれている高い品質が評価され現在は日本で生産されています。
銅で作りこまれたメイドインジャパンの一品
こちらのケトルは銅で作られています。銅の特徴は熱伝導率が高くすぐに温まるという点で、ステンレスよりお湯が沸くのが早くなります。さらに使えば使うほど銅の風合いが出てきて長く愛用できる品です。こちらは持ち手に木が使用されていますので焚火での釣り下げには向きません。
商品詳細と使用シーン
- サイズ: φ180×H240mm
- 重量:1500g
- 材質:銅(内側スズメッキ)
真鍮、木(ブナ) - 容量:約3.2リットル
- 定価:17,496円
- 薪ストーブ、バーナー、コンロなど
アウトドアケトルおすすめ18選|縦長型ケトル③
ジャパンブランドの縦長型ケトルをもう一品ご紹介します。スノーピーク(snow peak)が日本の新潟県のメーカーであることはご存知でしたか?高い金属加工技術を誇る燕三条市のメーカーです。
スノーピーク(snow peak) クラッシックケトル1.8 CS-270
金属加工の町、燕三条市発祥のブランドだけあってステンレスの継ぎ目をはじめとした加工が美しく収まっているのが魅力の一つでしょう。女性にも人気のきらりと光るスノーピークのロゴもかわいいです。
美しい見た目と人にやさしいデザイン
ステンレス加工技術の高さによる見た目のすっきりとした上品なデザインはもちろんのこと、グローブをはめていてもつかみやすい持ち手の構造や吊り下げるワイヤーが持ち手の方には倒れてこないように設計されているなど、使う人の安全や便利さを思いやった商品です。
商品詳細と使用シーン
- サイズ:φ115×247mm
- 材質:18-8ステンレス(底の厚さ0.7mm)
- 満水容量:1.8リットル
- 重量:690g
- 定価10,260円
- 焚火、焚火への吊り下げ、バーナー、コンロなど
アウトドアケトルおすすめ18選|縦型ケトル④
続いてご紹介するケトルも新潟県燕三条市発祥のメーカーであるユニフレーム(UNIFLAME)の縦長型ケトルです。こちらはジャンボとあるように他のご紹介したものと比べても大容量タイプのケトルになります。
ユニフレーム キャンプケトル ジャンボ 660324
同じ新潟県燕三条市の発祥であるメーカー、スノーピークは繊細でどこか女性的なイメージがあるのに対してこちらのユニフレームは無骨でありながら実直で質実剛健のイメージの製品が多い印象です。
2.5リットル入るたっぷり大容量
大人数でキャンプするときは助かるたっぷりサイズです。2.5リットルという大容量でも焚火の上で吊り下げることもできるしっかりした作りにユニフレームの技術が光ります。根強いファンのいるケトルです。
商品詳細と使用シーン
- サイズ:直径154×高さ253mm
- 重量:約830g
- 適正容量:約2.5リットル
- 材質:ステンレス鋼
- 価格:9900円
- 焚火、焚火への吊り下げ、バーナー、コンロなど
ユニフレームのケトルについて詳しく知りたいかたはこちら
アウトドアケトルおすすめ18選|縦型ケトル⑤
最後の縦長型ケトルのご紹介はドイツのPETROMAXの商品です。元は灯油ランタンのブランドですがアウトドア製品も多く製造されており、洗練された商品たちのほとんどはモデルチェンジをせず今でも販売されています。
PETROMAX(ペトロマックス) アウトドア キャンプ パーコレーター ステンレス 2.1L 12890
こちらは縦長ケトルとしてはもちろんのこと、パーコレーターとしても使うことができます。パーコレーターとは中にコーヒーや紅茶を入れる器具を組み合わせることで直火で淹れることのできる魅力があります。
変わらない安定感のあるデザイン
古くから変わらないデザインを大切にしているペトロマックスのこちらの縦長ケトルはパーコレーターとしても多くの人に愛されています。他のものに比べて焚火へ吊り下げる際の取っ手部分が長いことも特徴の一つになります。
商品詳細と使用シーン
- 材質:ステンレス
- サイズ:20.5×21×15cm
- 重量:930g
- 容量:2.1L
- 価格:12960円
- 焚火、焚火への吊り下げ、バーナー、コンロなど
アウトドアケトルおすすめ18選|ヤカン型ケトル①
ここからはヤカン型アウトドアケトルのおすすめ商品を紹介していきます。まず最初はキャプテンスタッグのケトルです。キャプテンスタッグも新潟発祥のメーカーでパール金属株式会社から派生したメーカーになります。
キャプテンスタッグ UH-4101
本体の表面には硬質アルマイト加工が施されており、これによって強度面では不安のあるアルミの弱点を克服し、腐食性も向上しています。火にかけるという過酷な環境で使用するヤカンに強度が加わって長く使えるように配慮されています。
高いアルミ加工技術が光る
アルミ製であるので熱伝導性が高くお湯を早く沸かすことができます。そしてアルミの最大の特徴は軽いということ。700と1300mlの二つの容量タイプがありますがいずれも本体は200gにも満たない軽さです。荷物が多くなるキャンプでは大きな魅力です。
商品詳細と使用シーン
- サイズ:130×150×高さ77mm(本体のみ)
- 容量:700ml、1300ml
- 重量:137g、180g
- 材質:アルミ製
- 価格:2700円、3000円
- バーベキュー網上、バーナー、コンロなど
アウトドアケトルおすすめ18選|ヤカン型ケトル②
続いてはロゴスのケトルです。大阪発祥のメーカーでもともとは船舶用品の取り扱いから始まった会社です。最近ではロゴスランドといって子供たちとアウトドアを楽しめる複合施設などの企画もあり日本でのアウトドアの普及に大きく貢献してきたメーカーです。