釣り人の憧れタマンを釣ろう!釣り方から仕掛け、料理までを徹底解説!

「タマン」の餌釣りは打ち込みづりとフカセ釣りが基本となっています。リールは4000~6000番台のスピニングリールを用いるのが最適です。根回りに入り込まれる前に少々強引に引き離す必要があるので、ドラグ性能が10kg程度の比較的強力なモデルを選ぶと間違えありません。

どちらの釣法ともラインはPEラインの5~8号程度を用意しておけば十分です。PEラインは根づれに弱いので、長め(リールに巻き込むくらい)にリーダーをフロロカーボンラインで取っておきましょう。状況にもよりますが、12~16号程度が最適となっています。

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ハリスは10号~12号程度の根づれに強いフロロカーボンラインがお勧めです。針は専用の太軸のタマン針があるのでそちらを使用してください。20~24号程度が一般的です。針の色は銀色と黒色がありますが、どちらでも釣果に差はありません。

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打ち込み釣りの場合、捨てオモリというやり方をするケースがあります。「タマン」をターゲットとした場合、岩礁周辺に仕掛けを投入するのでどうしても根がかりが多くなってきます。その際、オモリだけが外れて仕掛けを回収できるようにオモリの接続に2~4号程度の捨て糸というものを使うケースがあります。

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また、オモリの代わりにかごの中に自然の小石をいれて捨てオモリとする人もいます。かごにはサビキかごを使う人やもっと簡素なみかんネット様の小さいネットを工夫して使用するケースもあります。

フカセ釣りの場合、沖縄では「スルスルスルルー」という釣法に人気が出ています。PEライン5号程度を道糸に中通し浮きや大型環付き浮きなどを通し、ウキ止めやサルカンをセットしてハリスを結びます。

ハリスはフロロカーボンラインの10~20 号のものをヒトヒロ程度の長さを基本とし、潮の流れや「タマン」の活性に応じて調整します。針は打ち込み釣りと同様にタマン針の20号くらいが最適です。チモトのところにビーズを入れると集魚効果がUPします。

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スルルーとは沖縄の言葉できびなごのことです。これをコマセ餌として使い、「タマン」を深場から誘い出し、コマセの中に仕掛けを漂わせて狙う沖縄ならではのダイナミックな釣り方です。きびなごの目に針を通し、針を体の半分くらいに刺し、コマセの中で自然な泳ぎをさせるのがポイントです。

タマンをルアーで釣ろう

「タマン」はルアー釣りの対象魚としても楽しめる魚です。ボートでのオフショアフィッシングや防波堤や岸からのショアキャストまで様々な楽しみがあります。餌釣りと同様に力強いファイトが人気で近年、急速に人気が高まっています。

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