殺人クラゲ・キロネックスが日本に!絶命的な猛毒に警戒を!

われらが日本国内でもこのクラゲが発見されており、場所としては明らかにここという地域は公言されてはいませんが日本の近海には間違いなく生息しているのが分かっているのだそうです。今まで海外のみで発見されていたのに、なぜ今日本でも生息が発見されるようになったのでしょうか。続いてはその原因についてです。

温暖化の影響でやってきた

何故このクラゲが日本にまでやってきてしまったのか。それは世界規模の環境問題である地球の温暖化が原因なのではないかとされています。温暖化によって気温が上昇し、世界的に海水の温度も上昇することによって日本の近海も今までの生息地域のそれに近い状態に。結果あのクラゲが近海まで来てしまったようです。

刺されたら1分で死亡!?

何度もご紹介していますとおり、今回取り上げているクラゲは非常に津代毒を持っておりその毒性は世界でも最強クラスとされているほどです。そして実際に被害に遭われている方も少なからずいるのですが、この毒が実際に被害に合ったときにどれほどに強力なものなのかについて見ていきましょう。

手はなんと60本

このクラゲには、触手となる部分がなんと60本もあります。これだけでも十分な脅威とみなされるでしょうが、しかもこの60本がすべて扇状に長くなっておりその長さは4メートル以上にもなるのです。触手だけで人間の体調を大幅に超えていますので、全身に絡みつかれてしまうという最悪の可能性も考えられます。

驚異的な毒性

そして驚くべきはその毒性で、この60本の触手1つ1つになんと50億にも及ぶ毒針が仕込まれていてこれだけで人間60人分を殺傷しうるほどなのです。更には一度刺されてしまえば最短で1分のうちに絶命してしまうほどに強力無比なものとなっており、まさに最も凶悪な種と言われるのにふさわしいです。

ちなみに、このクラゲは学名で「キロネックスフレッケリ」と命名されています。こちらを直訳してみると殺人の魔の手と訳すことができ、ご紹介している毒性を表している名前となっています。海のスズメバチとも魔の手とも称されているこのクラゲがいかに恐ろしい個体であるかがうかがい知れるでしょう。

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