バーベキューは炭が1番!おすすめ10選と種類・火起こし・後処理までを完全マスター

バーベキューをする際、やはり炭だと肉や野菜もより一層美味しく感じます。今回は、バーベキューで使う炭の種類を徹底比較します。扱いが難しいと思っている方も多いかもしれませんが、初心者にも優しいおすすめな炭、その炭の火起こしや後処理方法までご紹介します。

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か弱きアウトドアファン。もう少し体力をつけて、ディープなアウトドアにも挑戦してみたいです。気軽にアウトドアを楽しんでもらえるように、分かりやすい記事を作成できればと思います!
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バーベキューで使う炭!量の目安は?

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バーベキュー には必須アイテムの炭ですが、その時々によって参加する人の人数や、焼き続ける時間が違ってきますよね。途中で量が足りなかった!という事になっては、買い出しに行くのも一苦労です。用意するべき量は、何を目安にしたら良いのでしょうか。

1時間で1キロが目安

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基本的に1時間に1キロ用意しておきましょう。もしくは、1人あたり1キロ必要になります。例えば、1人でのんびりとミニコンロで焼くなら1キロあれば足りますが、10人でコンロを2つ使う場合は、10キロが必要。1つのコンロに5キロの炭を使って、5時間燃焼する計算になります。

バーベキューで使う炭には種類が豊富!

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実に様々な種類の炭がある事を、皆さんはご存知でしょうか。種類によって値段や燃焼時間、煙の出方などが違ってきます。予算や焼き続ける時間、室内で行うか室外で行うのかなど、シーンに合わせてご自分の使いやすい種類を見つけてみましょう!

黒炭・切炭

初心者でも使いやすい種類です。値段がそこまで高くなく、火の付きが良く、煙が少ないなど総合的にバランスが良いのが魅力。素材は楢の木や、ドングリが実る櫟の木などの木材で出来ている事が多いです。

白炭(備長炭)

火付きは良くないので、一旦黒炭を燃焼させて、白炭に火を移すのが一般的。一度燃焼すると温度が安定して、長時間燃焼し続けます。煙が少ないので室内でも利用可能。プロが使用する高級品です。1000度以上の高熱で焼き上げており、硬質なのが特徴。

マングローブ炭

よくバーベキュー 用として、店頭で目にするのがこの種類になります。安価で火付けがしやすいので、火付け慣れしていない人でも扱いやすく、バーベキューにはよく使われています。煙が出やすいのと、燃焼時間が早いのがデメリットと言えるでしょう。

成形炭

おが屑を圧縮して成形したものや、ヤシ殻や木炭の粉を固めたものなどがあります。おが屑で成形されたものは、長時間安定して燃焼するので、プロ仕様。ヤシ殻などで成形されたものは、燃焼時間は短いですが火力が強いので、バーベキュー 向きとなります。

着火加工成型炭

炭と一緒に着火剤も練りこまれているので、火付がしやすいです。バーベキュー慣れしていない人や、あまり時間が取れ無い時のバーベキュー に適しています。値段が高めなのと、湿気に弱いので保管がしにくいのがデメリットと言えます。

オガ炭

おが屑を圧縮して成形されています。製造する上で内側に空洞が出来るようになっているので、四角形や六角形の形をしています。火付けはしやすいですが、火力はあまり強くありません。燃焼時間は長いという特徴があります。追加で炭を足さなくていいので、手間が掛からないのが魅力。

豆炭

あまり目にすることのない種類ですが、練炭よりも古い歴史を持ちます。石炭や木炭などの粉と、結着材を混ぜて作られた固形燃料です。臭いが出るので室内には向きませんが、長時間安定した火力で使えるので、煮込み料理などを作る時には適しています。

バーベキュー用の炭!おすすめ10選

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楽しいバーベキュー には、優れたアイテムを揃えることも大事ですよね。美味しいにお肉を焼くためには、炭は必須。せっかくならばこだわり抜いた炭で、いつものバーベキューをもうワンランク上にアップグレートさせましょう!

岩手切炭 国産 岩手ナラ切炭 6kg

国産 岩手ナラ切炭 6Kg

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女性やお子様も安心して使える

煙が少なく、爆跳もあまりしませんので、女性やお子様と一緒に使うのにも安心の一品です。

スペック

  • 生産地:岩手県
  • 炭種:黒炭
  • 重量:6kg
  • 特徴:煙が少ない、爆跳が少ない

ナエムラ株式会社 岩手なら炭 堅一級 木炭5kg

【国産木炭】 岩手なら炭 堅一級 木炭5kg

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炭の香りが素材を引き立てる

煙が少なく、火持ちがいいのが特徴。昔ながらの製法で作られており、炭の香りが料理の味をぐっと引き上げてくれます。

スペック

  • 原産地:岩手県
  • 炭種:黒炭
  • 重量:5kg
  • 特徴:煙が少ない、火持ちが良い

炭魂 大黒オガ備長炭 10kg

炭魂 大黒オガ備長炭 一級品 長時間燃焼 10kg

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プロ仕様の一品

燃焼時間が長く、火力も強い。煙も少ないので、室内でも使う事が出来るプロ仕様の一品です。

スペック

  • 炭種:白炭焼き・備長炭仕上げ
  • 重量:10kg
  • 特徴:燃焼時間が長い、煙が少ない

キャンパーズコレクション 山善 マジック炭

山善 キャンパーズコレクション マジック炭

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着火剤としても使える

着火剤としても利用が出来るほど、火付けがしやすい一品です。

スペック

  • 炭種:マングローブ炭
  • 重量:1.5kg
  • 特徴:火付がしやすい

ロゴス 固形燃料 ecoなヤシガラ炭

ロゴス(LOGOS) 着火剤 固形燃料 エコココロゴス・ミニラウンドストーブ4 ecoなヤシガラ炭

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火付けがしやすい

マッチ1本で、1分も掛からず火付けが可能。火力が強いので、1つで4枚のステーキを焼く事が出来ます。

スペック

  • 炭種:ヤシ殻
  • 重量:600g(4pcs)
  • 特徴:火付けがしやすい、狭い場所で使いやすいミニタイプ

優火備長炭 3kg

【バーベキュー炭 七輪 網焼】 七輪用 小割炭(オガ炭) 優火備長炭(ゆうび) 3Kg

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小型で使いやすい

1辺が4cm前後と小型のため、ミニコンロでも使いやすいサイズです。立ち消えが殆どなく、最後までしっかり燃えます。

スペック

  • 原産地:中国
  • 炭種:炭/四角形成形炭
  • 重量:3Kg

カット1級オガ炭 10kg

カット1級オガ炭10kg,7Cm揃い、美

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オガ炭なのに安い

他の炭より割高なオガ炭ですが、こちらは10kgで3000円程度と、比較的安価になっています。

スペック

  • 原産地:中国
  • 重量:10kg
  • 特徴:7cm揃いのカット、爆跳しにくい、煙が出にくい、火持ちが良い

Weberブリケット 5kg

Weber(ウェーバー) Weberブリケット(炭) 5kg 17651【日本正規品】

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アメリカの一流ブランドWeber製

歴史あるWeberの豆炭は、100%オーガニックの高品質。食材に薬品の匂いが移ることがありません。専用のバックは防水加工が施してあるので、湿気にも強く、手持ちが付いているので持ち運びもしやすいです。

スペック

  • 炭種:ココナッツ殻
  • 5kg
  • 特徴:最大320℃の火力、火付けがしやすい、煙が出にくい

豊栄最高級白炭 2kg

豊栄 最高級 白炭 土佐 備長炭 中丸 2kg 国産品

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最高級の品質

一度は使ってみたい高級品。臭いがなく煙も出にくいので、室内でも使う事が出来ます。長時間強い火力が続くので、キャンプなど長時間火をつけておきたいシーンに最適。

スペック

  • 原産地:日本
  • 炭種:備長炭
  • 重量2kg
  • 特徴:強い火力、火持ちが良い、火加減の調整が出来る、爆跳が少ない、煙が出にくい

品川豆炭 12kg

品川豆炭 12kg

大容量でお得

12kgの大容量ながら、5000円程とサイフに優しいプライス。燃焼時間が長く、1つ1つの大きさが均一の豆炭は、火力も安定するので初心者には使いやすいでしょう。

スペック

  • 原産地:日本
  • 炭種:豆炭
  • 重量:12kg
  • 特徴:大容量、燃焼時間が長い

バーベキューは炭!起こし方は4パターン

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効率の良い火起こしの方法を4パターンご紹介します!基本は空洞を作って、空気の循環が良くなるように炭を置くのがポイントです。専用の道具がなくても、簡単に火起こし出来ますので、初心者でも大丈夫!

新聞紙で着火

  1. 捻って棒状にした新聞紙を10本ほど用意
  2. 小さめの炭をコンロの上に敷く
  3. 炭の上に、棒状の新聞紙を井の字に並べる
  4. 新聞紙の周りに炭を立てる
  5. 新聞紙の中央に炭をおいて、新聞紙に着火

新聞紙につけた火は2〜3分で炭に燃え移り、15分ほどで使えるようになります。

固形着火剤なら「8の字かまど式」

  1. 炭を英数字の8の字に並べる
  2. 8の字のサークルの中に着火剤を置く
  3. 着火剤に火をつける
  4. 火がある回ったら、上に大きめの炭を置く

大きめの炭まで白っぽくなり、煙が出なくなったら完成です。

バーナーで着火

  1. 中心に風が通るように隙間を作って炭を積み上げる
  2. 強火のバーナーで炭を炙る
  3. 炭が赤くなったら火がついた証拠。次の場所を炙る

炭を置いてバーナーで炙るだけです。高熱のバーナーで火付けするので、15分ほどで火が回ります。しかし炭にかなり接近した状態で火を起こす方法ですので、爆跳によって火傷をしないように注意が必要。爆跳しづらい炭を使った方が良いでしょう。

火おこし器を使う

  1. コンロに着火剤を敷き、その上に火起こし器を被せる
  2. 火起こし器の中に、炭を入れる
  3. 火起こし器の下から火をつける

下から上へと空気が上昇するので、早く火が回ります。火起こし器が爆跳を抑えてくれるので、お子様が周りにいる時でも安心して火起こしが出来ますね!

バーベキューで炭!火力をコントロールできる置き方

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弱火でじっくり火を通すものや、強火で一気に焼き上げるものなど、食材によって焼き方を変える必要がありますよね。バーベキューをする時にも、弱火から強火まで用意しておくといつも使っているキッチンのコンロのように自由に料理を楽しむ事が出来ますよ!

弱火・中火・強火能力3段階に分ける

炭の火起こしが完了したら、炭の置き方を調節しましょう。火力は3段階に分けておくと使いやすいです。弱火として使うところには炭を置かず、アルミホイルを敷いておくと油をキャッチするので後片付けがしやすいでしょう。中火には炭を1段ほど、強火には炭を2段重ねる位の量を置きます。

バーベキューで炭!継ぎ足しのタイミングは?

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時間が経つにつれ、火力も弱くなってきます。生焼けの肉を食べるのは大変危険ですので、最後まで火力を保っておく必要がありますね。炭の追加が必要になりますが、追加するタイミングはいつぐらいがベストなのでしょうか?

早め早めが安心

新しい炭に火が回るのには少し時間が掛かりますので、早めに追加しておいた方が良いでしょう。前もって早いタイミングから火を起こしていた場合は、食材を網に並べる前に。直前に火を起こしていたのなら、料理が一段落した時点で追加しましょう。

バーベキューで炭!火の消し方は2パターン

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楽しいバーベキュー の後は、火事にならないようにしっかりと火消しが必要。消えたように見えても、意外と内側に火が残っている事があります。表面だけではなく、内側も確認して火種が残っていないか確認しましょう。

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