バーベキューで使う炭!量の目安は?
バーベキュー には必須アイテムの炭ですが、その時々によって参加する人の人数や、焼き続ける時間が違ってきますよね。途中で量が足りなかった!という事になっては、買い出しに行くのも一苦労です。用意するべき量は、何を目安にしたら良いのでしょうか。
1時間で1キロが目安
基本的に1時間に1キロ用意しておきましょう。もしくは、1人あたり1キロ必要になります。例えば、1人でのんびりとミニコンロで焼くなら1キロあれば足りますが、10人でコンロを2つ使う場合は、10キロが必要。1つのコンロに5キロの炭を使って、5時間燃焼する計算になります。
バーベキューで使う炭には種類が豊富!
実に様々な種類の炭がある事を、皆さんはご存知でしょうか。種類によって値段や燃焼時間、煙の出方などが違ってきます。予算や焼き続ける時間、室内で行うか室外で行うのかなど、シーンに合わせてご自分の使いやすい種類を見つけてみましょう!
黒炭・切炭
初心者でも使いやすい種類です。値段がそこまで高くなく、火の付きが良く、煙が少ないなど総合的にバランスが良いのが魅力。素材は楢の木や、ドングリが実る櫟の木などの木材で出来ている事が多いです。
白炭(備長炭)
火付きは良くないので、一旦黒炭を燃焼させて、白炭に火を移すのが一般的。一度燃焼すると温度が安定して、長時間燃焼し続けます。煙が少ないので室内でも利用可能。プロが使用する高級品です。1000度以上の高熱で焼き上げており、硬質なのが特徴。
マングローブ炭
よくバーベキュー 用として、店頭で目にするのがこの種類になります。安価で火付けがしやすいので、火付け慣れしていない人でも扱いやすく、バーベキューにはよく使われています。煙が出やすいのと、燃焼時間が早いのがデメリットと言えるでしょう。
成形炭
おが屑を圧縮して成形したものや、ヤシ殻や木炭の粉を固めたものなどがあります。おが屑で成形されたものは、長時間安定して燃焼するので、プロ仕様。ヤシ殻などで成形されたものは、燃焼時間は短いですが火力が強いので、バーベキュー 向きとなります。
着火加工成型炭
炭と一緒に着火剤も練りこまれているので、火付がしやすいです。バーベキュー慣れしていない人や、あまり時間が取れ無い時のバーベキュー に適しています。値段が高めなのと、湿気に弱いので保管がしにくいのがデメリットと言えます。
オガ炭
おが屑を圧縮して成形されています。製造する上で内側に空洞が出来るようになっているので、四角形や六角形の形をしています。火付けはしやすいですが、火力はあまり強くありません。燃焼時間は長いという特徴があります。追加で炭を足さなくていいので、手間が掛からないのが魅力。
豆炭
あまり目にすることのない種類ですが、練炭よりも古い歴史を持ちます。石炭や木炭などの粉と、結着材を混ぜて作られた固形燃料です。臭いが出るので室内には向きませんが、長時間安定した火力で使えるので、煮込み料理などを作る時には適しています。