普通に晴天の中で片づけをするというのであれば、多少日差しが強いのが気になったり風が強ければ難儀になってしまうということはありますが、雨に降られてしまうと大変さがとたんに跳ね上がります。何せ降りしきる雨の中で片付け等をしなければならないので、工夫を怠ってはならないのです。
片付ける順番が意外と大事!
本当に雨が降ってきてしまったときはとにかくすぐに荷物を片付けて車に乗ってしまいたいと思う気持ちが大きいでしょう。濡らしたくないアイテムだってありますのでそうなるのも必然ですが、やみくもにそこらにある荷物を片付けるというのではかえって撤収の時間を伸ばしてしまう可能性を持っています。
事前に片付けられるものは片付けておく
本格的な撤収の作業になる前に、片づけておけるなと思ったアイテムは事前にまとめておくことをおすすめします。メインの撤収作業の中でやらなければならないことが少なくなりますし、荷物を運ぶときにも片づけておくときにまとめておくことで手に持つ量を少なめにすることにもつながります。
タープは最後まで残しておく
タープの下にテントを設置することで雨で濡れるのから守ってくれますが、活躍するのはそれだけではなく撤収の時にもあるのです。最後まで張っておけばその下で片付けの作業をすることができるので濡れることなく撤収の作業を進められるため、他の荷物が片付いてから最後にタープを回収しましょう。
車の中でのことも考慮する
サイトに設置したアイテム群を濡れずに素早く片付けることはとても重要です。だからこそ今回ご紹介しているのですが、ただ単純に片付けの早さのみを重視するのではなくその後のことにも目を向けておく必要があるのです。具体的には、片づけた荷物を載せる車の中のことについてです。
大きめの袋に入れて車の中が濡れないようにする
すぐに片づけられたとしても荷物が濡れてしまっていては当然ながら積み込んだ車の中もその影響を受けてしまいます。特にテントだったりタープといった居住区系統のアイテムはタープでテントを守ったとしても片方は雨に濡れてしまうことになりますから、収納するための袋に入れておく工夫をしましょう。
ハンガーはとても便利なアイテム
前述しました通り車の中を濡れさせないために大きめのビニール袋などを活用することは有効な対策となりますが、ハンガーも便利なアイテムです。濡れたアイテムをひっかけておけば車の中をぬらさずに済みますので、活用してみましょう。
雨の影響で汚れたアイテムの処理
色々な対策をしたとしても、完全にキャンプ用のアイテムをぬらさずに済ませられるという保証もなく、おそらくは大抵は多少濡れてしまうでしょう。雨に濡れたままのアイテムをそのままにしておいても良いことがあるはずがありませんので、濡れてしまったのであれば相応の処理を行います。
ある程度の泥を避けるようにする
雨に濡れるのであれば後述するような袋を使っての対処法が思い浮かびますが、地面の土が付いてしまうとその後の対処も濡れるだけより大変になってしまいます。多少濡れるのはやむなしと割り切って、できるだけ泥の方はつかないよう心がけましょう。
小さなアイテムは袋に入れる
小さめの荷物は小分けにしてしまうとどんどん手荷物が増えていってしまうので、袋に入れておいて持ち運びがしやすいようにまとめておきましょう。濡れても良い袋に入れておけば濡らすことなく持ち運んでいけます。
雨のキャンプは帰ってからの対応も必要
使用したアイテム類は袋を使ったり片づけをする順番に気をつけたりといった方法で対策を行えますが、しかしそれでも前述のとおり少しは濡れてしまうもの。そのまま放っておくことなくキャンプを終了してからしっかりとメンテナンスを自分の手で行う必要があります。