リョウメンスクナ恐怖の呪いと都市伝説!大災害との関係は?

彼がが教祖を勤めていたと言われるのが、日本国内で極秘に活動をしていたカルト教団といわれています。現在も密かに活動を続けている可能性もあるようで、正式な教団名は伝えられてはいません。呪いを願って崇めていたのですから、残虐で恐ろしい教団の可能性が高いと思われています。

物部天獄の今

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彼は、その強力な呪いが引き起こしたと言われる関東大震災の直前に亡くなっています。死に様も異様でリョウメンスクナの前で日本刀を使い自分の喉を切り裂いたと伝わっています。そして血で書かれた遺書には「日本 滅ブベシ」と書かれていたそうです。

3.リョウメンスクナはどうやって作られたのか?

悍しい姿形のせいで、姿を見てしまった者は長くは生きていけないといわれています。この話に出てくる建築業者が開けてしまった木箱の中にはミイラが納められていました。普通の人間とは違う、頭が2つと手足が2本ずつという奇形な体つきは人々に恐怖を与えていました。

リョウメンスクナは即身仏

ミイラが納められていた木箱には「大正?年?七月?ノ呪法ヲモッテ、両面スクナヲ??ニ封ズ」と書かれた札が貼ってありました。興味心で無用心に開けてしまったその箱の中には、両方の手を構えたボクサーのような形の、頭が二つくっついている即身仏が入っていたのです。

即身仏とは

本来の即身仏とは、修行僧が瞑想状態のまま亡くなりその後ミイラ化した身体の事をいいます。プロセスとしては、深い地中などに人が入れるスペースを作りその中で瞑想修行を行いそのまま亡くなりミイラとなる。そしてその即身仏を残された者たちがそのミイラを崇拝するのです。

強制的に即身仏にされたリョウメンスクナ

即身仏とは言われていますが、彼(もしくは彼女)は自ら望んで即身仏になったわけではありません。教祖によって精神的にも肉体的にも痛めつけられ、その後水・食事・トイレなども無い密室に監禁し強制的に餓死したのです。餓死したあとにミイラ化させて作り上げたのです。

元は普通の奇形児だったリョウメンスクナ

実は、ミイラにさせられてしまったのは邪神ではなくシャム双生児のように奇形で生まれた人間であったと信じられています。生活費のために親から見世物小屋に売られてしまった可哀想な奇形児たちが、物部天獄によてて数名集めて買われ邪神の化身を作るために悪用されてしまいました。

4.リョウメンスクナの無念と呪い

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恐ろしい教祖、物部天獄に見世物小屋から買い取られた数名の奇形児たちはカルト教団内にて無理やりある儀式に参加させられます。それは「人間を使った蟲毒」と呼ばれる恐ろしい儀式でした。全員を水も食べ物もトイレもない密室に閉じ込め、最後まで生き残った者のみが生きられるという残虐なものでした。

リョウメンスクナの無念

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彼は特別視していた、奇形児以外の者に事前に傷をつけ生き残れるように調整したと言われます。人の肉や糞尿等を食べ繋いでやっと生き残る事ができたシャムの双生児は「死にたくない」という強い執念を抱いたまま、無理やり即身仏にされてのです。そのミイラには無念の怒り、憎悪などが凝縮されていると思われていました。

リョウメンスクナを目にすると「死」

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強い無念の思いの上に作られたリョウメンスクナ、それを目にすると「死」が訪れると言われています。目にしてしまうだけで呪いを引き起こしてしまうので、封印の為に黒檀の箱が用いられ古い寺で密かに封印されていました。では、実際に目にしてしまった人のその後はどうなるのでしょうか?

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