また、捕食チャンスが少ない長潮ですが、そんな中で潮の影響とは別の要素で流れが強い場所があると、シーバスが集中して留まっている可能性がある激熱スポットになります。人気があまりない潮回りということを逆手にとって、ライバルと競うことなく一級ポイントに入りやすいという考え方もできます。
長潮時のアクション
強い波動で、遠くから魚を引っ張ってくるような状況ではありませんので、こちらからシーバスがいそうな場所を丁寧に攻めていきます。ストラクチャーや壁の際、明暗などをきっちりと狙うのがポイントです。
使用するものは、ローリング主体のミノーやシンキングペンシル、ワームなどで、それをスローに動かします。普段よりルアーサイズを落とすことも、見切られにくくなるので効果的です。また、逆の発想で早巻きやジャークで見切られる前に口を使わすリアクション狙いも方法もあります。シーバスを驚かすイメージで数投分試してみましょう。
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長潮の釣り方③ ロックフィッシュ
潮の動きが大きい方が、高活性になりやすいので好まれる傾向にあります。潮が動いていないと低活性なことが多いのですが、潮が悪いからといって釣りに行くのをやめる程の影響があるものではありません。ロックフィッシュは、根や岩場などに居着く魚なので、流れが弱かったとしても、場所のポテンシャルや時間帯による変化で反応が出ます。
長潮時のポイント
流れが強い方がチャンスが多いかもしれませんが、潮回りの影響はそこまで神経質に気にする必要はありません。そのポイントにしっかりとロックフィッシュがストックされていれば、流れ以外の要素でも口を使う機会が多いからです。長潮時には、朝夕まずめや夜の時間帯を狙ったり、ストラクチャー周りをしっかりと狙っていきましょう。
長潮時のアクション
特に強く意識する必要なく、いつも通りの釣りをすればロックフィッシュの反応を得ることができます。グラブ系やシャッド系のワームで小魚を捕食しているロックフィッシュを狙います。小魚ではなく甲殻類を主に捕食していそうなら、ボトムをホッグ系のワームでゆっくり攻めましょう。ボトムをぴょんぴょんと跳ねるように動かすのも効果的です。