眼下には市街地の夜景が広がっていますが、空を見上げてみると満天の星空も見ることができます。山の中で周りに明かりや高い建物がないため、天気が良ければさながら天然のプラネタリウムのような星空が広がっています。
ほったらかしキャンプ場の魅力③ほったらかし温泉
キャンプに行ったらお風呂には入れない、または狭いシャワー室でささっと入らなければ、というイメージはありませんか?しかしほったらかしキャンプ場では近くにほったらかし温泉という温泉施設があり、キャンプに行きながら温泉に入ることもできるのです。ここも絶景が人気の温泉で、心だけでなく体の疲れも癒すことができます。
ほったらかし温泉の魅力1:こっちの湯
ほったらかし温泉の元湯で、木と岩でできた露天風呂と木の香り漂う内湯があります。常連さんにはこっちの湯のほうが人気だそうです。1999年のオープン当初からあり、露天風呂では正面に富士山、眼下に甲府盆地が広がっています。営業時間は10:30~17:00(土日祝は22:00)で、冬季は設備を休めるため平日は休業となります。
ほったらかし温泉の魅力2:あっちの湯
2003年にオープンした新湯で、こっちの湯の2倍ほどの大きさがあります。露天風呂からは右寄りに富士山、左手には日本百名山のひとつ大菩薩嶺がのぞめ、大きめの湯船でゆったりと景色を楽しむことができます。
あっちの湯のポイントは営業時間で、なんと日の出の1時間前から22:00まで営業しているのです。そのため、湯船につかりながら日の出を拝むことができたり、満天の星空の下でお湯につかったりすることができます。
ほったらかし温泉の魅力3:おいしいグルメ
ほったらかし温泉には2軒のお店で絶品グルメを楽しむことができます。まずは気まぐれ屋というお店で、こちらは早朝から営業しており卵かけごはんの朝定食が食べられ、長蛇の列ができるほどの人気となっています。また、お昼時には伝説のカレー(仮)というメニューもあり、スプーンでほぐれるほど煮込まれたお肉が絶品です。
2つ目は桃太郎という軽食スタンドで、ソフトクリームなども食べられますが一番人気は温玉揚げです。これは温泉卵にパン粉をつけて揚げたもので、サクサクの衣、ぷるぷるの白身、とろとろの黄身が大変おいしいです。
ほったらかし温泉の基本情報
- 住所 〒405-0036 山梨県山梨市矢坪1669-18
- 電話番号 0553-23-1526
- アクセス ほったらかしキャンプ場から徒歩3~4分
- 料金 大人800円、小人400円(0歳~小学6年生まで) あっちの湯とこっちの湯は別料金です。
- 休業日 無休(こっちの湯は冬季平日休業)
- 温泉の泉質 アルカリ性単純温泉 加温のみの源泉かけ流し
- pH こっちの湯9.68 あっちの湯10.1
- 温泉の効能 神経痛・筋肉痛・関節痛・慢性消化器病・冷え性・疲労回復 など。美肌にも効果あり
ほったらかしキャンプ場での過ごし方
ほったらかしキャンプ場には他のキャンプ場でよくあるような釣りなどのアクティビティやイベントの開催などはほとんどありません。そのため純粋にバーベキューやたき火、キャンプそのものを楽しみに来ているお客さんが多いようです。
おすすめ過ごし方1:自然を眺めてのんびり
街中ではなかなか見られない自然を味わってのんびりするのもひとつの過ごし方です。明るいうちは美しい山々が広がり、日が暮れてだんだん薄暗くなってくると同時に徐々にきらめきだす市街地。朝は暗いところから太陽が出てきて明るくなっていく様子。普段の生活では味わえないようなゆったりとした時間を過ごせる、とても贅沢なひと時です。
おすすめ過ごし方2:星空夜景を見ながら語ろう
普段なかなか忙しくて時間がない人も、ここでは家族や友人とゆっくり語り合うチャンスです。満天の星空の下で、たき火やランタンの火をながめてお酒を飲みながら語り合っていると、いつもは話せないような話もできるかもしれません。
おすすめ過ごし方3:温泉で疲れを癒そう
ほったらかしキャンプ場からはほったらかし温泉にも気軽に行くことができるので、心の疲れだけでなく体の疲れも癒すことができます。筋肉痛や疲労回復にも効果があるのでキャンプの設営で酷使した体もケアできます。日の出や夕焼けをお風呂から眺めることもできて、開放的な気分にもなれるはずです。
おすすめ過ごし方4:バーベキューで盛り上がろう
キャンプの醍醐味と言ったらバーベキューです。同じものでも屋外で食べると何倍もおいしく感じられます。また食べるだけでなく、みんなで協力して火おこしをしたり料理を作ったりするのも大変楽しいものです。電源を借りることもできるので様々な調理器具を使って料理ができます。