イナダを美味しく食べるレシピを24選をご紹介!さばき方や保存方法も!

イナダの三枚おろしの手順

次に作業手順を箇条書きにしてまとめました。6つの項目に分けてそれぞれの手順やポイントをのせています。初めのうちは確認しながらの作業になるため時間もかかりますが、覚えてしまえば3分ほどで終えることも可能です。

三枚おろしの手順①ウロコを取る

ウロコは硬くないので専用の道具を使わずとも包丁の刃で簡単に削ぎ取れます。尻尾から頭の方向へ刃を動かし処理します。なお削いだウロコは跳ねるのでシンク内で流水にあてながらすると飛び散らすことなく作業できます。

三枚おろしの手順②頭を落とす

胸ビレと腹ビレから上を切り落とすイメージで頭を落とします。適切な位置を定めたら「斜め」に包丁を入れて中骨までを切るようにしてください。次に裏に返し同じ位置から斜めに包丁を入れれば完了です。

三枚おろしの手順③内臓を出す

頭はすぐに切り離さずにその状態のまま、まずは肛門から頭に向けて腹を切ります。そしてこの時点で初めて頭を胴体から離してみてください。切り落とした頭部にくっついた状態で内臓も腹から簡単に引き出すことができます。

三枚おろしの手順④腹の中を洗う

腹部を開いてみると腹膜が張っているので裂くように包丁をいれます。するとその奥に血合い部分があるので切れ込みをいれ、流水できれいに洗い流しましょう。血合いが多く残ると生臭さの原因になります。洗った後はしっかり水気を取りましょう。

三枚おろしの手順⑤三枚におろす

左側に尻尾がくるように置き、腹から包丁を入れます。中骨に沿うことを意識しましょう。次に半回転させ尾に切れ込みを入れ、今度は背に包丁を入れます。同じように中骨に刃を沿わせます。そして再度半回転させ中骨に沿って腹から刃を入れると片身がはがれます。

尾の付いた一方の身を尻尾を左にし、先ほどと同じ要領で作業します。「背」→「尾に切れ込み」→「腹」の順番です。中骨から完全に身が剥がれ別の片身ができあがります。まな板の上に3枚が出揃います。

三枚おろしの手順⑥腹骨をはずす

片身を尻尾が下にして縦置きにし腹骨上部の先端に沿うように逆さ包丁を入れます。その切れ込みから薄く削ぐように腹骨の下に包丁を滑らせます。ある程度腹骨の下部まで刃がきたら包丁を起こし立て切りにします。表身、裏身とも処理方法は同じです。これで三枚おろしの完成となります。

イナダを冷凍保存しよう!

どうしても食べきれなかったり、大量に釣った後などは冷凍保存に頼らざるおえないケースがよくあります。鮮度がいいものを冷凍するのは気が引けますが正しい方法で保存すれば解凍後もおいしく食べることだって可能です。おすすめの冷凍保存方法についてまとめました。

冷凍保存は鮮度も保てる

魚の基本的な冷蔵保存の期限は内臓処理をした丸1匹で2日ほど、刺身用は1日、加熱処理が必要な切り身は3日です。それらを冷凍すると約2週間〜4週間保存できるようになります。しかし、あくまでおいしく食べられる期限を示しています。それ以上の保存も可能です。

正しい保管方法は?

ラップだけをして冷凍する人がいますが冷凍庫内の匂いが魚に付いてしまいおすすめできません。ラップでしっかり包んだあと、ジッパーが付いた保存袋に入れ密閉した状態で冷凍しましょう。また急冷が肝心です。冷凍庫の急冷機能や、アルミトレーに乗せたりして一気に冷凍できる環境を作りましょう。

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