釣り糸の種類を知れば一人前!特徴や使い分けを徹底解説します!

釣り糸は釣りをする上で非常に重要なアイテム。そんな釣り糸はナイロンライン、フロロカーボンライン、エステルライン、PEラインと4つのラインに大別されています。それぞれの使い方や特徴を把握することでもっと釣りを楽しくすることが出来ます。早速チェックしていきましょう!

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夏はキャンプ、釣りはオールシーズン楽しんでいます!釣れる魚はなんでも好きです。食べるのも含め。

釣り糸にはどんな種類があるの?

世界には様々な種類の魚がいます。とりわけ、日本という島国では山も海もあることから、淡水魚から海水魚までたくさんの魚をいろいろな釣り方で狙うことができます。魚を釣るためには、第一に釣り針、次に釣り糸(ライン)がなければ釣り上げることができません。そのラインにも種類がたくさんあるので、紹介したいと思います。

ナイロンライン

釣り糸の一番基本となる素材です。昔は絹糸や蚕から作られていたテグスが使われていました。この素材の登場により、釣り用の糸がこのラインに代わりました。どんな釣り方にも使えて、種類も多く価格も安い物から高価なものまで、様々なラインが発売されています。

フロロカーボンライン

ポリフッ化ビニリデンという素材が主成分で、炭素を軸にフッ素と水素のペアが何対もついた構造になっています。ナイロンラインよりも硬さがあります。主にエサ釣りのハリスやルアーフィッシングのショックリーダーに使用されますが、バスフィッシングのメインラインとしても使用されます。

エステルライン

ここ数年に登場した、新しいジャンルのラインです。主に小物釣りに使用され、アジをルアーで狙うアジングや、メバルのルアーフィッシングに使用されます。細くて伸びが少なく、重みのあるのが特徴です。

PEライン

ナイロン、フロロカーボンに次ぐ、第3のラインという形で登場したラインです。このラインは他のラインと違い、編みこまれたものになります。細くて強度があります。基本的には素材を編みこんだものが主流になります。技術の発達により、8本や12本で編みこんだものも登場しています。

現在、海釣りに使用する釣り糸として用いられることが多いラインです。細くて伸びが少ないため、釣り人から狙う魚が遠い位置にいる海釣りではルアーを使った釣りや船釣り、投げ釣りなど感度や強度を優先して使用されます。

 

各ラインにはどんな特徴があるの?

素材が違うため、それぞれのラインには伸び率が違ったり、硬さが違ったりと特徴があります。そのため、狙う魚や釣り方によって使い分けも必要になってきます。それぞれの特徴を知っておきましょう。

ナイロンライン

初心者から上級者まで一番基本のラインですが、なぜ基本とされているのかというと、扱いやすいといった点が挙げられます。適度な柔らかさとしなやかさがあり、癖がつきにくくトラブルが起きにくいラインです。柔らかいので、他の種類と比べて伸びやすいです。比重は1.14で水より少し重たいので沈むタイプのラインになります。

フロロカーボンライン

ナイロンラインと比べて、硬くコシがあり伸び率が少ないのが特徴です。感触としてピンピンとしている感じなので、餌仕掛けのハリスによく使用されます。単一の素材で作られているラインですが、ささくれてくると縦に裂けやすいので、ラインチェックが重要です。

エステルライン

ナイロン、フロロ、PEに次ぐラインと言われて登場しました。伸び率が非常に少ないので、感度が高いという特徴を持っています。比重も重たいため、細くて伸びが少ないという点で軽いルアーを使った海の釣りに向いています。すべりがいいのでリーダーを使用しなければなりません。

PEライン

編みこみされたラインなので、細くて強度が高いです。比重が0.97と水に浮くため、トップウォーターの釣りにも使われます。伸びが少なく、強度があるので、初めは海の船釣りに使われていました。摩擦熱に弱く、結び目の強度が低くなってしまうために、結び目を作らない特殊な結束方法を使用することがあります。

各ラインはどんな釣法が向いていてどんな魚を狙えるの?

それぞれ特徴があるので向いている釣り方向いていない釣り方があります。ラインによって狙う魚も変わってきます。昔と違いいろいろな種類のラインが発売されているので、特徴をしっかり把握して釣りにいきましょう。

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