銀ヒラスってどんな魚?その生態から味、定番レシピまで一挙公開!

魚には様々な流通方法があります。鮮度は落ちるのが早い為、昔は海から遠い場所まで運んでも鮮度が落ち、食べられない状態でした。最近になり処理方法や流通方法が段々と進歩し、内陸でもおいしい魚が食べられたり、海外品も食べることができるようになりました。魚の流通方法は大きく3つありますので、簡単に説明します。

活魚

文字の通りですね。生きた(活きた)魚のことを活魚と言います。例えば、居酒屋や料亭などの生簀で泳いでる魚です。活魚は水槽が付いている船や水槽を備えているトラックなどで運びます。生きていれば必ずしもおいしいという訳ではなく、生簀などに入れられていると段々と味が落ちていきます。

鮮魚

鮮度が良く、新鮮な魚のことです。基本的には生魚のことを指します。市場などでよく見かけ、氷の上に並べられていることが多いですね。鮮魚は運搬の時の氷に工夫を施したり、冷蔵庫を使ったりします。いかに新鮮なまま運ぶかが重要になってきます。

冷凍魚

魚が腐らない、もしくは鮮度を保つよう冷凍にした魚のことを言います。いま、日本で消費されている魚の4割は海外から輸入された魚です。その魚たちは時間をかけて日本に入ってくる為、冷凍されて輸入されます。

銀ヒラスの味や栄養素は?

どのような味なのでしょうか?食べたことがない人は気になりますよね。いざ、食べようと思って買い物に行ってもなかなか見つからず諦めてしまう人もいると思います。ここからは気になる味と、どのような栄養素があるのか紹介していきます。

淡白で癖のない味

程よく脂がのり、臭みもなく淡白な味わいが特徴です。肉質がブリやヒラマサに似ているため、ブリなどの代わりに好んで食べられることもあるそうです。熱を通しても身が硬くならず、やわらかい食感も特徴的です。基本的に淡白で癖のない味なので、みりん漬けや照り焼きなど、味をしっかりとつける料理と相性が良いです。

銀ヒラスの栄養素は?

栄養素は、他の魚と同じようにEPA、DHA、ナイアシン、ビタミンB12などが含まれています。銀ヒラスビタミンB12とナイアシンが多く入っているのが特徴です。同じ白身魚の「ギンダラ」と比べてみましょう。ビタミンB12はギンダラの方が約1.5倍多いですが、ナイアシンは、なんと銀ヒラスの方が約4.5倍も多く入っています。

銀ヒラスの気になるカロリーは?

栄養素が高く、積極的に食べておきたい魚ということがわかりましたが、カロリーはどれくらいあるのでしょうか。ダイエット中の方は気になりますよね。銀ヒラスは100gで153kcalです。コンビニのおにぎりと比べると少しカロリーは低めです。栄養素でも比較した「ギンダラ」は100gで220kcalと銀ヒラスの1.5倍です。

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