銀ヒラスってどんな魚?その生態から味、定番レシピまで一挙公開!

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2つ目のレシピは「銀ヒラスのフライ」です。揚げ物は面倒かもしれませんが、銀ヒラスは熱を加えても身が硬く締まらないので、ホクホクな食感を楽しむことができます。今回はタルタルソースの作り方と一緒に紹介していきます。タルタルソースをかけて、是非食べてみてください。それでは、レシピを説明します。

用意するもの

「銀ヒラス 2切れ」「溶き卵 1個」「小麦粉 適量」「パン粉 適量」「揚げ油 適量」を用意します。タルタルソース用には「ゆで卵みじん切り 1個分」「玉ねぎみじん切り 大さじ1」「ピクルスみじん切り 大さじ1」「パセリみじん切り 小さじ1」「レモン汁 小さじ1」「マヨネーズ 大さじ3」「塩、コショウ 適量」を用意します。

作り方

タルタルソースを作ります。「1.玉ねぎのみじん切りは塩少々をふってもみ、水で洗ってしっかり絞ります」「2.ほかの材料と混ぜ合わせます」次にフライを作っていきます。「3.魚の水気をふき、コショウ少々をふって、小麦粉を薄くまぶし、溶き卵、パン粉の順につけそのまま約5分おきます」「4.180℃の油で揚げて完成です」

ワンポイントアドバイス

小麦粉をつけたら、良くはたいて余分な小麦粉を落としましょう。小麦粉を付けるのは表面の水分を取り、卵が付きやすくするためです。こうすることによって揚げた時に衣が剥がれてしまうのを防げます。180℃以上の高温で揚げると中まで火が通らないこともあります。必ず180℃前後の油で揚げるようにしましょう。

レシピ③銀ヒラスのムニエル

3つ目のレシピは「銀ヒラスのムニエル」です。白身魚のレシピでよくあるムニエルですが、銀ヒラスを使っても勿論作れます。バターの香りが食欲をそそり、作り方も非常に簡単ですので、手軽に作れる点もおすすめです。それでは、作り方をみていきましょう。

必要なもの

「銀ヒラス 3切れ」「塩 少々」「小麦粉 適量」「サラダ油 大さじ5」「バター 20〜30g」「キッチンペーパー」を用意します。この材料だけで作ることができるので、非常に簡単です。

作り方

「1.魚の両面に塩をふり、キッチンペーパーで余分な水分をとっておきます」「2.サラダ油とバターをフライパンに入れます」「3.焼く直前に魚に小麦粉をふり、先ほどのフライパンに皮目を下にして焼いていきます」「4.スプーンで上から油を何度もかけ、焼いていきます」「5.焼き色がついたらお皿に移し、余熱で火を通し完成です」

ワンポイントアドバイス

小麦粉をふった後は、余計な粉は落としましょう。焼くときは最初に皮目から焼きましょう。そうすることで盛り付けた時の見た目も良くなりますし、皮に余計な油がつくことをふせげます。バターは焦げやすいので、火加減に注意して焼いてください。

レシピ④銀ヒラスの竜田揚げ

4つ目のレシピは「銀ヒラスの竜田揚げ」です。外はカリッと中はホクホクでとてもおいしいです。油で揚げていきますので、火傷しないように注意して料理していきましょう。それでは、レシピを説明していきます。

用意するもの

「銀ヒラス 2切れ」「酒 大さじ1」「醤油 大さじ1」「おろし生姜 1片」「小麦粉 大さじ2」「片栗粉 大さじ2」「ごま 少々」「揚げ油」を用意します。ごまはお好みで、あってもなくても構いません。

作り方

「1.銀ヒラスの切り身は一口大に切り、酒、醤油、おろし生姜を混ぜ合わせた調味液に10分以上漬けておきます」「2.小麦粉、片栗粉を混ぜ合わせ、漬け込んだ銀ヒラスにまぶします」「3.鍋に多めの油を170度ほどに熱し、先ほどの銀ヒラスをカラッと揚げます」「4.程よい焼き色がついたら盛り付け、お好みでごまをふりかけ完成です」

ワンポイントアドバイス

小麦粉と片栗粉をまぶした後、余計な粉は落としましょう。揚げていくときに、火を入れすぎると身がパサパサとした食感になってしまいます。気持ち早めに取り出し、余熱でじっくり火を通すことがポイントです。

レシピ⑤銀ヒラス鍋

最後に紹介するレシピは「銀ヒラス鍋」です。揚げ物のレシピと比べて、油を使わないためキッチンも汚れにくく、材料を入れてグツグツと煮込むだけで完成する為、とても手軽に作ることができます。銀ヒラスを鍋にすると、身に味がしみ込み絶品です。それでは、作り方を説明していきます。

用意するもの

「銀ヒラス 5切れ」「白菜 1/8株」「白ネギ 1本」「えのき 1袋」「春菊 1束」「人参 1/3本」「椎茸 5個」「だし汁 1400ml」「酒 大さじ4」「醤油 大さじ3」「みりん 大さじ3」「塩 適量」「キッチンペーパー」を用意します。

作り方

「1.銀ヒラスは洗ってキッチンペーパーで水気をふき取り、軽く塩を振った後10〜15分置き、再度水気をふき取ります」「2.材料をお好みの大きさに切ります」「3.だし汁、酒、醤油、みりん、塩を鍋にいれ煮立たせます」「4.出汁が煮立ったら白菜の芯を入れ、その後に他の具材を入れていきます」「5.魚に火が通ったら出来上がりです」

ワンポイントアドバイス

白菜の芯は硬く火が通りにくい為、早めに鍋にいれて火を通しておきます。銀ヒラスは熱を加えても硬く締まらないため、茹ですぎると身が崩れやすくなります。銀ヒラスの身の様子をみながら煮立たせましょう。

おいしい魚の見分け方

新鮮な魚はどこを見ればいいのか知っていれば、いつもの料理が一段とおいしくなります。丸ごと1匹売られていれば、おおかた目を見て、澄んでいれば鮮度がいいものとなります。白く濁っていたり、赤くなっているものは鮮度が落ちている証拠です。銀ヒラスなど切り身で売られているものは、身にツヤがありふっくらしたものを選びましょう。

銀ヒラスをおいしく食べるコツ

銀ヒラスは海外から時間をかけて輸入される魚です。日本に来るまでに時間もかかる為、ほとんどが一度冷凍されスーパーなどに並びます。冷凍された魚を解凍すると、壊れた細胞から余計なドリップが出て生臭くなる場合があります。一度調理する前には、水で洗い余計な水分をしっかりとふき取りましょう。

銀ヒラスはどんな料理にも合う万能食材!

銀ヒラスのレシピは如何でしたでしょうか?淡白で癖のない魚ですので、鍋物から焼き物、揚げ物までどんな料理にも合う食材です。スーパーなどで見かけたら、是非購入されて料理を作ってみて下さい。同じ白身魚のレシピの記事もありますので、参考までにご覧ください。