ビミニツイストの結束手順をご紹介!最強の強度を持つラインシステムをマスター!

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ヨリを作ったら輪の端をつかんだまま残った輪の部分をリールのハンドルに引っ掛けます。輪をハンドルにかけたら竿先が多少しなる程度にリールを巻いて糸が張った状態になる様に長さを調整します。長さの調整が終わったらリールにストッパーをかけて固定します。

手順③のコツ

リールに輪を引っ掛ける時は、竿を膝などで固定して自分が作業しやすい位置にリールが来るように調整しておきます。リールを巻いて長さを調整する時は糸の先端を引っ張るようにして糸を張った状態に保つことで作ったヨリが緩まない様にしておくと失敗しづらくなります。

ビミニツイストの結束手順④ ヨリを詰めていく

糸の先端側のヨリの端をしっかりと押さえて緩まないように固定します。反対側の手で輪の中に指を入れヨリを押し込むようにしてヨリを先端側に詰めていきます。軽く指で押していき、指が進まなくなるくらいの位置までヨリを詰めていきます。

手順④のコツ

ヨリを詰める時は強く押し込まずに自然に止まる程度の位置で指を止めるようします。ここであまり強く詰めすぎるとヨリがダマになってしまうことがあるので注意します。ヨリを詰め終わったら指をVの字に広げてヨリが戻らないように固定すると次の作業がしやすくなります。

ビミニツイストの結束手順⑤ 糸を重ね合わせる

先端側の張った糸を緩めながら輪側の糸を指二本で広げてヨリを詰めていきます。すると、先端側の糸が輪側のヨリの上に巻き付いて行きます。先端側の糸を使ってヨリの上に糸を巻き付け、下の糸が見えなくなるまで巻き付けていきます。

手順⑤のコツ

輪側に軽く力を入れてヨリが詰まった状態にしてから先端側の糸を徐々に緩めていくと巻き付けやすいです。糸が巻き付き始めたら輪側の糸を広げる動作と先端側の糸を緩める動作をゆっくりと同時に行うようにすると先端側の糸が上手く巻き付き綺麗に仕上がります。

ビミニツイストの結束手順⑥ ハーフヒッチで固定する

ヨリの終わりまで糸を巻き付けたら輪の中の1本に先端側の糸を使ってハーフヒッチで仮止めをします。ヨリの上に巻き付けた根本部分で固定を行い、巻き付けたヨリが緩まない様にしっかり固定を行います。

手順⑥のコツ

仮止めを行う時は巻き付け終わった部分を指で押さえて緩まない様にしておきます。固定を行う前に糸が緩んでしまうと、ヨリの強度が落ちてしまいライン強度が保てなくなるので注意が必要です。ハーフヒッチで仮止めを行う時はヨリの根本をしっかりと指で押さえ、ヨリが緩まない様に注意しながら固定を行うとより綺麗に仕上がります。

ビミニツイストの結束手順⑦ リール側のねじれを直す

ヨリの上に巻き付けた糸の仮り止めが終わった段階では、リール側のヨリの根本からリールに伸びる糸がねじれてしまっているので、リール側の糸のねじれを引き延ばして糸が真っ直ぐになるように直します。

手順⑦のコツ

リール側のできたねじれを戻す時はリール側の真っ直ぐな位置で糸を指でつまんで押さえ、輪側の糸をねじれとは逆方向に回転させて糸を真っ直ぐになるようにする。真っ直ぐな位置からもう片方の指でつまんで輪側に伸ばすように移動させるとスムーズにヨリを直すことが出来ます。

 

ビミニツイストの結束手順⑧ エンドノットで固定する

リール側の糸のねじれを直し終わったら、先端側の余った糸を使ってエンドノットを用いてヨリ部分の本締めを行っていきます。輪側の糸を2本まとめた状態で先端側の糸を4~5回巻き付け、ヨリの根本を緩まない様にしっかり固定を行います。

手順⑧のコツ

エンドノットでヨリ部分の固定を行う時は、ヨリ側に軽く糸を引きながら張るようにして行うと失敗しづらくなります。途中しっかりとループにヨリを解きながら行うと綺麗に固定が出来ます。エンドノットはしっかりヨリの根本の来るように結び、かけたテンションが落ちてしまわないように注意しましながら固定します。

ビミニツイストの結束手順⑨ 余分な糸を切る

エンドノットを使ってヨリの部分の固定が終わったら、先端側の余っている糸を糸切バサミなどで切断します。エンドノットで固定して余った糸は、固定したヨリの根元から少し離れた位置で糸を切ります。余らせた糸の先端をライターの火などで少し炙って焼く事で固定した糸が解けにくくなります。

手順⑨のコツ

先端側の余った糸を切る際は、あまり根本近くで短く切ってしまうとエンドノットが解けてしまう恐れがあるので多少長めに残して糸を切ります。糸を切ったら糸の先端部分をライターなどで炙ります。糸の先端部分を炙る場合は、炙り過ぎて糸の余りが無くならない様に注意して行うようにすると固定した糸が解けなくなります。

ビミニツイストをマスターし実践する

ここまでビミニツイストの魅力や結び方について紹介しました。しかし、いくら文章で説明してもその魅力を一番に感じることの出来るのは、実際に釣りに行き自分でビミニツイストを使う事です。自分でライン編成を行い獲物を釣りあげる事に代わる魅力はありません。この記事を読んで少しでもビミニツイストに興味が沸いたらぜひ実践してみてください。

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