オヒョウとはどんな魚?巨大魚の生態、食味や調理方法、釣り方を解説!

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一般的なジギングをマスターしている場合、同じようにやれば釣ることができます。しいて言えば、誘い方は海底付近でゆっくりと小刻みに動かすのがコツです。大きくジャークする必要はありません。

ただし、巨大で筋肉が多く、比較的獰猛な性格のため、釣り上げた際船の上でもかなり暴れたり噛みつかれたりすることがあります。海外では大型のオヒョウを釣り上げたときに暴れ、釣り人に尾が直撃して死亡した事故もあるそうです。日本では巨大なオヒョウが釣れることはあまりありませんが、念のため注意しておきましょう。

オヒョウを実際に見てみたい!

JordyMeow / Pixabay

釣りに行くのは大変だけど、実際にオヒョウを見てみたいという場合は水族館で手軽に楽しく見ることができます。北海道で獲れる魚ということで、北海道の水族館で多く展示されています。ただし、展示の変更などもある可能性があるので、確実な情報は水族館に直接確認してください。

オヒョウが見られる水族館①:おたる水族館

おたる水族館は札幌から車で60~70分ほどの場所にある水族館です。海に面して建てられており、アザラシやトドは海を仕切っただけのプールで野生に近い状態で飼育されています。アザラシの飼育頭数は日本一を誇り、餌やり体験も可能です。ここには1.2mを超える大型のオヒョウがおり、そのインパクトは抜群です。

オヒョウが見られる水族館②:ノシャップ寒流水族館

ノシャップ寒流水族館は稚内市立の水族館で、日本最北端の水族館です。公営ということもあり、入場料がおとな1人500円と非常に安く、オヒョウをはじめとする北方に住む生物を中心に展示しています。360度見渡せるドーナツ型の巨大水槽が目玉です。

オヒョウが見られる水族館③:東海大学海洋科学博物館

名前の通り東海大学の海洋学部付属の施設で、研究・学習を目的として作られた水族館です。ショーなどはありませんが、クマノミに特化した展示コーナーなどで人気です。1階は水族館、2階は海そのものを勉強できる博物館となっています。

こちらでは生きたオヒョウは見られませんが、2m近い大きさのホルマリン漬けのオヒョウを見ることができ、その大きさを実感することができます。入ってすぐの場所にあるのでインパクトは抜群です。

オヒョウについて深く知ろう!

オヒョウは聞きなじみのない魚ですが、実は食材としては身近な存在でした。繊細な食味とは裏腹にで獰猛なオヒョウ釣りはとてもエキサイティングで、アラスカなどでは大会も開かれるほどです。スーパーや水族館で見かけたら、大海原を泳ぐ巨大な姿を想像してみてください。

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