オヒョウとはどんな魚?巨大魚の生態、食味や調理方法、釣り方を解説!

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オヒョウは塩コショウまたはハーブソルトをふります。フライパンに適量のオリーブオイルを入れて熱し、オヒョウをソテーします。中火から強火で少し焦げ目がつくまで焼きましょう。焼けたらお皿などに取っておきます。あとで煮るので中まで火が通ったかは心配しなくて大丈夫です。

オヒョウのトマト煮作り方② トマトソースを作る

Catkin / Pixabay

玉ねぎは薄切り、にんじんは半月切りかいちょう切り、にんにくはみじん切りにし、しめじは小房に分けます。オヒョウをソテーしたフライパンににんにくを入れオリーブオイルを足し、香りが出るまで熱したら野菜を炒めます。

オリーブオイルが回って野菜がしんなりしたら、トマト缶、トマト缶の半分くらいの水、コンソメ、ソース、しょうゆを入れて野菜がやわらかくなるまで煮込みます。フライパンだとお手軽ですが、もし圧力鍋があれば使用すると簡単に野菜がトロトロになります。

オヒョウのトマト煮作り方③ 煮込む

トマトソースが煮えたらソテーしたオヒョウを入れてもう一度煮込みます。圧力鍋を使う場合はこの時は圧力をかけないようにします。オヒョウから水分が出ていたらその水分はうまみ成分を含んでいるので一緒に鍋に入れてしまいましょう。必要に応じて塩コショウで味を調えて完成です。

日本でオヒョウ釣りは可能?

pixel2013 / Pixabay

日本でオヒョウを釣りたい場合、オホーツク海で釣りをすることができます。網走沖では2.1m、165kgの大物が網にかかったこともあるようです。ただし、比較的アタリの可能性の低い魚として覚悟していきましょう。夏の時期のほうがオヒョウの活性が高く浅い場所まで来る可能性があるので釣りやすいです。

オヒョウは船からの釣りがメインで、エサ釣りとルアーの2種類があります。エサは現地で釣ったタラやホッケなどを使った泳がせ釣りでも、イカやサンマなどの切り身を使っても大丈夫です。ルアーのほうが北海道の釣り人の間ではポピュラーで、オヒョウは海底に近い場所にいることが多いため主にジギングで行われます。

オヒョウ狙いのジギングをご紹介!

オヒョウはオホーツク海では水深70~120mほどの場所でかかることが多いです。万が一1mを超えるような大物がかかった場合、魚自体の重量もかなり重くなるうえ引きも強い魚なので、それに耐えうる丈夫なものを選びましょう。

オヒョウ狙いのジギングのタックル①:ロッド

テイルウォーク(tailwalk) SSD SPJ(スローピッチジャーク) 635 16927

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一般的なスロージギングに使用するもので問題ありません。ただし、新しく購入する場合には、ルアーは200~450gのものが使われることが多いので、それに対応した強い引きに耐えうるロッドを選びましょう。

オヒョウ狙いのジギングのタックル②:リール

ダイワ(Daiwa) スピニングリール 15 ソルティガ 4500

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オヒョウは水深70~120mほどでかかることが多く、かかった場合かなりの引きが予想されるので、太めのラインが巻ける中型以上の強度のあるリールがおすすめです。電動のものや大型両軸リールを使ってもいいでしょう。

オヒョウ狙いのジギングのタックル③:メインライン

よつあみ(YGK) PEライン Gソウル スーパージグマン X4 300m 3号 40lb 4本 5色

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ラインにも強度が必要なので、PE3~6号が用いられることが多いです。そのくらいの太さがあれば、オヒョウ以外でもオホーツク海に多くいるタラやブリ、ホッケのビッグサイズのものが釣れても対応することができます。

オヒョウ狙いのジギングのタックル④:ショックリーダー

シマノ(SHIMANO) ショックリーダー オシア EX フロロカーボン 50m 14号 50lb クリア CL-O36L

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PEラインは擦れに弱かったり、急激な負荷に対する耐久性がやや低かったりするので、メインラインにPEラインを使う場合に先に結束するのがショックリーダーです。フロロカーボンやナイロンのものがよく使われます。

オヒョウ狙いのジギングのタックル⑤:ルアー

シマノ(SHIMANO) メタルジグ オシア スティンガーバタフライ ウイング 120mm 200g マグマイワシ 24T JT-520M ルアー

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オヒョウは海底近くにいることが多いので、ルアーもそのあたりまで沈めなくてはいけません。そのためルアーは200~450g程度の重さのあるメタルジグを使用します。華奢なものよりはボディに幅のあるもののほうがスローに誘うことができます。色やデザインは様々なものがあるのでお気に入りのものを探してみましょう。

オヒョウ狙いのジギングの釣り方は?

一般的なジギングをマスターしている場合、同じようにやれば釣ることができます。しいて言えば、誘い方は海底付近でゆっくりと小刻みに動かすのがコツです。大きくジャークする必要はありません。

ただし、巨大で筋肉が多く、比較的獰猛な性格のため、釣り上げた際船の上でもかなり暴れたり噛みつかれたりすることがあります。海外では大型のオヒョウを釣り上げたときに暴れ、釣り人に尾が直撃して死亡した事故もあるそうです。日本では巨大なオヒョウが釣れることはあまりありませんが、念のため注意しておきましょう。

オヒョウを実際に見てみたい!

JordyMeow / Pixabay

釣りに行くのは大変だけど、実際にオヒョウを見てみたいという場合は水族館で手軽に楽しく見ることができます。北海道で獲れる魚ということで、北海道の水族館で多く展示されています。ただし、展示の変更などもある可能性があるので、確実な情報は水族館に直接確認してください。

オヒョウが見られる水族館①:おたる水族館

おたる水族館は札幌から車で60~70分ほどの場所にある水族館です。海に面して建てられており、アザラシやトドは海を仕切っただけのプールで野生に近い状態で飼育されています。アザラシの飼育頭数は日本一を誇り、餌やり体験も可能です。ここには1.2mを超える大型のオヒョウがおり、そのインパクトは抜群です。

オヒョウが見られる水族館②:ノシャップ寒流水族館

ノシャップ寒流水族館は稚内市立の水族館で、日本最北端の水族館です。公営ということもあり、入場料がおとな1人500円と非常に安く、オヒョウをはじめとする北方に住む生物を中心に展示しています。360度見渡せるドーナツ型の巨大水槽が目玉です。

オヒョウが見られる水族館③:東海大学海洋科学博物館

名前の通り東海大学の海洋学部付属の施設で、研究・学習を目的として作られた水族館です。ショーなどはありませんが、クマノミに特化した展示コーナーなどで人気です。1階は水族館、2階は海そのものを勉強できる博物館となっています。

こちらでは生きたオヒョウは見られませんが、2m近い大きさのホルマリン漬けのオヒョウを見ることができ、その大きさを実感することができます。入ってすぐの場所にあるのでインパクトは抜群です。

オヒョウについて深く知ろう!

オヒョウは聞きなじみのない魚ですが、実は食材としては身近な存在でした。繊細な食味とは裏腹にで獰猛なオヒョウ釣りはとてもエキサイティングで、アラスカなどでは大会も開かれるほどです。スーパーや水族館で見かけたら、大海原を泳ぐ巨大な姿を想像してみてください。

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