獲物を捕まえる時の独特の特性として、ストラクチャーで待ち伏せ、静かにゆっくりと距離を詰めていき、静かに獲物を観察します。その時の体の体勢は、次のバイトアクションが即座にできるように、S字に体を曲げます。その後一気にいリアクションで食いついてきます。このポイントをよく頭に入れておきましょう。
ノーザンパイク釣りのアクション
ルアーのアクションのキモは、まずルアーをしばらく動かして、パイクが潜んでいそうなところで、少し”止める”そして、そこからロッドを煽って”一気にアクションする”事です。この動きで、先程記述した獲物にゆっくり近づき魚が狙いを付けた後、”リアクション”でバイトすることを誘うのです。
ノーザンパイク釣りの道具
それでは、タックルについてのご紹介です。成長するとかなり大きくなるのと、性格も獰猛なので、バイトや引きも予想以上に激しいものとなります。ですから、タックルもそのパワーに対処できるものでないと釣りになりません。それではお勧めのタックルをご紹介していきます。
フックはできればシングルでバーブレスを使う
まずはフックですが、バイトした後のルアーの合わせが遅いと、ルアーを丸吞みしてしまいます。ですから、キャッチ&リリースすするのであれば、魚の口を傷つけてしまって弱らせたりしないためにも、できればシングルフックに交換交換して、バーブレスを使うようにしましょう。貴重な魚の資源をアングラーの手で守りましょう。
ラインについて
最も注意する点は、鋭い歯の持ち主であることです。細いラインは簡単に食いちぎってしまいますので役に立ちません。あと、ものすごい速さでカバーに潜り込んでしまいます。ですからラインは30ポンド以上を巻くようにしましょう。またリーダーは必ず”ワイヤーリーダー”をつけましょう。(日本で釣具店で購入した方が性能が良いと思います)
リールについて
パワーに関しては凄まじいものがあります。ですのでリールについても太いラインが巻ける口径のもの、そしてドラグ性能などパワーのあるものが必要です。また、ラインも太いものを巻くので5000番クラス以上のリールを用意した方が良いです。自重もキャストを繰り返しますので、可能な限り軽い方が良いです。
できればベイトリールがお勧め
フックアップした後の強烈なパワーに対抗するために、できれば、ベイトリールで右ハンドル(右利きの方)、なおかつダブルハンドルの方がよいです。スピニングリールよりベイトリールの方が、パワーフィッシングに向いているのと、ルアーのキャストの正確性やアクションがつけやすいからです。