ウェザーマスターはコールマンの傑作品!高評価されるその魅力を大公開!

ウェザーマスターといえば、コールマンの代表的なテントの一つです。日本の気候に合わせた全天候型テントは季節を問わず1年中楽しめると大評判です。まさにコールマンテントの最高峰ともいわれるウェザーマスターシリーズを今回は徹底分析、その魅力について詳しくご紹介します!

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旅行が好きなアウトドアライターです! アウトドア記事を書いているとキャンプがしたくなってきますね。 大学休学中にスペインを一か月かけて歩いて横断したのが忘れられない思い出です。 好きな料理は牛肉の赤ワイン煮込み。作るのも食べるのも
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コールマンのウェザーマスターについて知ろう

アウトドアといえばコールマン。日本でアウトドアを楽しんでいる人ならばまず知らない人はいないであろう超有名メーカーであるコールマンは、100年以上の歴史を持つ老舗のメーカーです。そのコールマンから、日本のアウトドア向けに特化してデザインされているウェザーマースターについてご紹介していきましょう。

コールマンは老舗のアウトドアメーカー

1900年にウィリアム・コフィン・コールマン氏によって設立されたコールマンは、日本ではアウトドアに精通していない人でもその名前を知っているほどの老舗アウトドアメーカーです。1914年からガソリン式ランプを自社生産するようになり、1923年にはキャンプストーブを開発。そのブランドの名前を徐々に広めていったのでした。

コールマンが日本に上陸したのは1976年のこと。現在ではコールマンの日本法人が設立されており、日本向けにデザインされた製品も多く取り扱われています。100年以上にわたって蓄積されたノウハウと実績によって、その製品の品質や信頼性は業界でもトップクラス。

コストパフォーマンスに優れており、扱いやすいギアが多いことから、初心者でも安心して購入することのできるラインナップが豊富です。

ウェザーマスターは日本の気候に適したギア

そのコールマンから、日本での理想的なアウトドアを追求した結果として、2004年からシリーズ展開されているのがMASTER SERIES(マスターシリーズ)です。

特に、日本の高温多湿な気候に合わせてデザインされているWHETHER MASTER(ウェザーマスター)は、コールマンのラインナップの中でも最上位モデルとして展開されており、「キャンプギアの一つの到達点」とまで言われるほどの性能を備えています。

ウェザーマスターシリーズテントの2つのデザインコンセプト

ウェザーマスターシリーズのテントには、「ブリーズドーム」と「4シーズンズ」という2つのデザインコンセプトが存在します。いずれのテントも、このどちらかのコンセプトに沿って設計されており、日本の気候に合わせて快適に過ごすことができるような工夫が随所に施されています。

BREATHE DOME(ブリーズドーム)

こちらのシリーズは「BREATHE DOME(呼吸するドーム)」の名前からもわかる通り、通気性・換気性に特化したデザインが施されています。夏場でもカラッと晴れ上がるわけではなく、じめじめとした蒸し暑さが特徴的な日本は、温帯湿潤気候(あるいは冷帯湿潤気候)に属する国です。

このシリーズのドームは、そのような日本の蒸し暑い夏の気候に対応することができるように、ベンチレーション機能やコットン生地を取り入れることによって、さらりと快適な室内空間を作り出すことができます。

4SEASONS DOME(4シーズンズドーム)

一方こちらのシリーズは、「4SEASONS」すなわちオールシーズン対応型です。ブリーズドームと同じベンチレーション機能を備えながら、冬の寒さからキャンパーを守るための工夫が施されています。

春・夏・秋・冬それぞれの季節で快適に過ごすことができるように設計されており、優れた耐風性能や強い日差しをカットするコーティング、寒い隙間風を遮断するスカート、換気機能、結露防止機能など、あらゆる機能がバランスよく盛り込まれているシリーズです。

ウェザーマスターの魅力

2つのコンセプトからなるウェザーマスターシリーズ。日本の気候に適応したテントは、細やかな部分への配慮が垣間見える、様々な工夫が施されています。

オールシーズン楽しめる

このシリーズのアイテムは、4シーズンズコンセプトはさることながら、ブリーズコンセプトのものでも工夫次第でオールシーズン楽しめるような高い機能性を備えています。

電源コードの引き出し口などもあるため、AC電源のあるサイトであれば電気ストーブなどの暖房器具も気軽に使用できます。石油ストーブなども、換気をしっかりすることに注意すれば役立てることができるでしょう。

高機能で湿気と結露からテントを守る

ブリーズコンセプトテントの特徴である、コットン混紡生地を使用したインナーテントは、高温多湿な日本の気候にぴったり。コットンの魅力は、温かみのある風合いだけではなく、湿気を吸収してくれる性質があるため湿度が高い状態でもサラッとした室内空間を作り出せることです。

また、内と外との寒暖差が大きい時期に発生しやすい結露などもテントの大敵。コットンを使った生地なら、こうした結露も防止することができるのです。

温度上昇を抑えるルーフフライ

シリーズの2ルームテントには標準装備となっているルーフフライは、雨除けとして使うだけではなく、夏の暑い日差しによる室内の温度上昇を抑える働きがあります。同じ2ルームテントでもルーフフライが別売りになっているものは多いので、これは非常にうれしいポイントです。

通気性抜群のインナーテント

ブリーズコンセプトのアイテムに標準装備となっているコットン混紡生地を使用したインナーテントは通気性が抜群。各所に配されたベンチレーションは大きなメッシュによって、効率的に空気を取り入れることができるので、夏場でも涼しく過ごすことができるのです。

雨の中でも快適?ウェザーマスターの雨天時使用について

高温多湿な日本においては、キャンプ中に土砂降りの雨に見舞われることもありますよね。天気予報を信じてキャンプにやってきたら、突然の雨で設営時からびしょびしょに濡れてしまうという苦い経験をしたことのある方も多いのではないでしょうか。

そんな時でも、ウェザーマスターシリーズなら快適にキャンプを楽しめる工夫がなされています。

雨が降っている中でも楽々設営

ウェザーマスターシリーズの中でも、フレームとフライシートを先に立ち上げてインナーテントを吊り下げて設営するもの(各2ルームテント、4Sノトス)であれば、雨天時の設営も楽々です。雨がしとしと降る中でも、フライシートを先に立ち上げてしまうことで、雨に濡れることなくインナーテントの設営を行うことができるのです。

抜群の耐水性能

ウェザーマスターシリーズの大きな特徴の一つが高い耐水圧です。一般に、テントの耐水圧は最低1.500mm程度は必要といわれていますが、このシリーズはフライシート3.000mm、フロアシート10.000mmという非常に高い耐水圧を誇ります。

ちなみに、一般的な傘の耐水圧は250mm程度。これだけの耐水圧があれば、土砂降りの雨が降る中でも安心してキャンプを楽しむことができますね。

ウェザーマスターテントを選ぶときにはここをチェック

2つのコンセプトからアイテムがラインナップされているウェザーマスターシリーズは、自分が求めるキャンプ像が明確に見えて入れば、アイテム選びは簡単です。自分のキャンプシーンとテントの特徴を照らし合わせながらアイテム選びをしましょう。

キャンプ人数で選ぶ

このシリーズのテントは大きく分けてドーム型テントと2ルーム型テントの2種類です。どちらもファミリーでの使用が可能なものが多いですが、より広いリビングスペースを確保したいならば2ルームテントがおすすめ。適度なサイズ感で、十分な広さのあるインナールームがほしいならドーム型テントです。

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