そもそもピラミッドって何?
そもそもピラミッドが何なのか。ここから説明する必要がありますよね。まずはピラミッドが何なのか、そのお話から始めていきます。
ピラミッドはエジプトにある巨大建造物
ピラミッドとは、中東のエジプトに存在する巨大建造物です。造られたのはなんと、紀元前2530年ごろ。しかもその数は1つではなく、複数なのです。
現在は観光地としても有名
そんなエジプトのピラミッドは、現在は観光地としても有名です。詳しくは下の項目でお話ししますが、お金を払えば一般公開していますので誰でも見ることができます。人生で一度はピラミッドに行ってみたいですよね。
様々な憶測が飛び交う謎多き建造物
そんなピラミッドですが、様々な憶測が飛び交う謎の多い建物なのです。ピラミッドの建築目的、使用方法、部屋、技術力など、わからないことだらけなのです。今回の記事では特にこの点に関して集中的にお話ししますので、是非ご覧になって下さいね。また都市伝説ではマヤ文明なども有名ですよね。こちらにその記事も掲載しておりますので、ぜひチェックしてください!
ピラミッドに眠っているクフ王について
よくピラミッドと一緒にクフ王という人物の名前も耳にしますよね。でも大半の人にクフ王について聞くと、分からないという回答が多いと思います。まずはクフ王についておさらいをしましょう!
クフ王とはそもそも誰なのか
クフ王は古代エジプト第4王朝のファラオで、紀元前26世紀ごろに統治をしていたと言われています。ではクフ王は何をしたのか。詳しくは次の項目でお話ししますが、様々な憶測があったようです。
クフ王の功績
功績というとやはりピラミッドの建設は大きいですよね。しかし一昔前まで、この建設は国民に対して強制的なもので奴隷的だったとされていました。しかし現在では、労働した民に毎日ビールが振舞われていた事などからクフ王による政治の一環だったとされています。むしろ出勤簿なども作るほど知恵がある賢い王だったのです!
世界最大のクフ王のピラミッドはどうやってつくられた?
そもそも、一体どうやってあんな巨大な建造物を建てられたのでしょうか。この問いには非常に多くの説があり、一概に言うことは不可能です。ですが今回はその中でも有力と言われている説を紹介していきます。難しい内容もあるかもしれませんが、できるだけ噛み砕いてご紹介していきますね。
ピラミッドの構造は正四角錐である!
今でこそ誰もが理解できる正四角錐。縦と横の長さざ等しく、同じ長さの立体です。クフ王のピラミッドに関して言えば縦と横の長さは230m、高さは約146mとなっています。ピラミッドの1つ1つのパーツは巨大な石となっているので、まさに神のなせる技といっていいでしょう。正四角錐である理由としては、王の死が深く関わっています。正四角錐にすることで王が天に召される際の階段の代わりとして使われていたと言うのです。
2~3万人が関わったと言われている
このピラミッド、建設において関わっとされている人間の数もおおよその推測がなされています。その数はなんと2〜3万人。この人数の人々がどのくらいの期間をかけてピラミッドを作ったのでしょうか。数年前まではヘロドトスの書記から計算して約20年とされていましたが、実際には数百年と言う長い年月がかかっていたようです。数トンの重さのある石を積んでいくわけですから、そのくらいの時間が掛かっても何もおかしくないですよね。この謎は未だ解明されていません。もしかすると、未知の生物によるものかも?そんなオカルト好きなあなたは、レプタリアンという生物も興味があるはずです。ぜひこちらを見てくださいね!
材料は銅でできたノミを使っていた
ピラミッドではそれが作られた材料もある程度はっきりとしています。その原材料は銅でてきたノミ。このノミを使うことによって巨大な石を適切な形に削り出し、少しずつレンガのような形に調整していったようです。切り出す為の切り出し場は1キロほど離れた場所にその運搬方法は非常に多くの説がありますが、水力を用いたものやトンネルを利用したものなど、さまざまな方法で切り出した石を建設現場に運び込んだようです。
クフ王のピラミッドの内部構造「空間」を見てみよう!
さて、ここまではピラミッドの外側に注目して説明してきました。ここからはピラミッドの内側、特にそれぞれの部屋に関してお話ししていきます。ピラミッドの内部構造は、実は知らない人も沢山いらっしゃいます。え!こんな空間まであったの?と驚く内容もあるかもしれませんので、ぜひ見てくださいね。
内部構造空間①「王の間」
まずはやはり王の間をご紹介していきます。王の間とは、玄室(古墳などの内部で棺を収める部屋)の事であり、まさにクフ王が眠っていたとされていた部屋です。部屋の高さは約5.8m、幅は5.2m、奥行きは10.5mとなっています。しかしこの部屋、何の装飾も無ければ棺のような物以外は全く何もないのです。当初はこれを盗賊による盗難があったとしていたようですが、現在はそもそもここは本当の玄室ではないとしている説が有力となっています。
内部構造空間②「女王の間」
続いては女王の間です。部屋の広さは南北に約5.68m、東西に5.74mという作りとなっています。高さも約6.2mとなっており部屋の空間自体がピラミッド構造をとっており、高さはありますがそこまで広い部屋とはなっていません。入口から入り左手には壁龕(へきがん)とよばれる窪みがあり、この窪みが何に使われたかは全く解明されていないようです。アラブでは女性の埋葬の際には三角天井の部屋を用いた文化があり、この文化からちなんで女王の間という名前になったようです。
内部構造空間③「地下の間」
さて続いては、数あるエジプトピラミッドの中でもかなり謎が多い地下の間についてお話をしていきます。実はこの地下の間、分かっていることはほとんどない、というのが現状なのです。先程説明をした王の間、あちらは現在ではフェイクの玄室である説が濃厚となっています。そこでこの地下が実際には玄室として機能していたという説もあります。さらにはこの地下の間よりも更に地下深くに通路や空間が発見されたという説も…謎が謎を呼び、この地下の間はエジプトピラミッドの中でも最上級の謎を持った部屋となったのです。
内部構造空間④「大回廊」
続いては大回廊を紹介していきます。この大回廊は、入口から入り王の間に当たるまでの空間を指しています。この大回廊の全長は50m、高さは9mにもなり、非常に広大な空間だと言えます。この大回廊の作りは非常に精巧であり、紙一枚挟むほどの隙間もないように作られています。この技術力の高さもエジプトのピラミッドの大きな謎ですよね。
クフ王のピラミッドの内部構造「通路」を見てみよう!
さぁ、空間の次は通路を見ていきましょう。この通路もエジプトのピラミッドでは謎が多い部分もあります。それぞれの通路の特徴を見ながら、ひとつずつ説明していきますね。