キャンプにおすすめのエアーマット25選!ブランド別に比較して選ぶ

キャンプで快眠するためにはエアーマットがおすすめです。地面の凸凹や地面からの冷気を遮断してぐっすりと眠りましょう。ブランド別に全25種を紹介しますので、各ブランドの違いを比較してみてください。エアーマットの種類別特徴を知ってテントの大きさに合わせて選ぶことが大切です。

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旅行が好きなアウトドアライターです! アウトドア記事を書いているとキャンプがしたくなってきますね。 大学休学中にスペインを一か月かけて歩いて横断したのが忘れられない思い出です。 好きな料理は牛肉の赤ワイン煮込み。作るのも食べるのも

キャンプにエアーマットをおすすめする理由

アウトドアにおいても快適な睡眠を邪魔されたくないという人は多いのではないでしょうか。そう、睡眠は一日の疲れを取り除くために重要な行為であるがゆえに、むしろアウトドアだからこそ快眠にはこだわりたいところです。

そんなあなたにはエアーマットがおすすめ。コンパクトな収納性がありつつもしっかりと快眠を届けてくれるマットはキャンプの強い味方なのです。

エアーマットなら地面の凸凹を気にせずに寝れる

テントを設営する際には、グランドシート、テント本体(フロア部分)、インナーマットと順番に敷いて行きますが、正直なところ、これだけでは地面の凸凹を完全になくすことはできません。

テント内で就寝する際には、こうした細かな出凹というのは意外と気になるものです。何より、一日の疲れをいやす就寝時間は、アウトドア中であってもしっかりとしたクオリティを保ちたいところ。エアーマットなら地面の凸凹をしっかりと吸収してくれるので、フラットで柔らかな寝心地を得ることができます。

エアーマットは地面からの冷気を遮断してくれる

エアーマットは当然のことながら空気を注入することによって設営するアイテムです。空気というのは、実は非常に優秀な断熱材です。エアーマットを使用すると地面と使用者との間に空気の層を挟むことができ、これが地面から発される冷気をしっかりとシャットアウトしてくれるのです。

この断熱性を示す数値をR値といいます。今回は具体的な数値はほとんど示していません(各メーカーによって基準が異なるため)が、この値が大きいものほど熱の遮断性能が高く、エアーマットはR値が高いものが多いので、商品選びの際は参考にするとよいでしょう。

エアーマットの空気注入は簡単

マットに空気を注入する際にはポンプを使います。このポンプは手動で操作するものもありますが、最近は電動式のポンプを使用して空気注入を行えるアイテムも多くなっています。

ポンプで空気を入れている間は使用者は手持ち無沙汰になるので、他の作業をしながらマット設営を行うとよいでしょう。ちなみに、電動ポンプだけではなく手動での空気調整も行えるものだと、自分の好みの方さに合わせて空気の量を調節できるので便利です。

エアーマットは収納がコンパクト

クローズドセルタイプのマットなどと比べて大きな利点の一つがこれです。エアーマットはクッション性を得るために厚みがある一方で、そのクッション性をもたらすのはほとんどが空気なため、収納すれば非常にコンパクトになるのです。荷物を極力減らしてアウトドアに挑みたいという人には好都合ですね。

ただし、登山など地面のコンディションが必ずしも良い状態とは限らないシーンでは、穴が開いて使い物にならなくなる可能性もあるので注意が必要です。反対に、注意して使えば簡単には壊れないので、ある程度地面が整備されているキャンプ場での使用を前提とするなら、しっかりとしたクッション性と断熱性を存分に楽しめます。

エアーマットの種類

アウトドア用のマットというと、発泡フォームを使った発泡式マットとエアーマットの2つが思い浮かびますよね。エアーマットは単純に空気を取り込んでクッション性を得るマットなのですが、その内部構造によって種類が異なります。

エアーマットにもいろいろな種類がある

アウトドア用のエアマットは大きく分けると「キャンプ用」のものと「登山用」のものに分けることができます。キャンプ用のマットは、厚みがあって寝心地が良いアイテムが多いです。一方で、登山用のマットは軽さや収納性重視のものが多く、荷物をコンパクトに済ませることができるようなものが多いです。

エアーマットの種類別特徴

エアマットは空気をそのままクッションとして使う「エア注入式」マットと、中にオープンセルのフォームが入っている「インフレーション式」マットに分けることができます。

エア注入式

空気をそのまま断熱材・クッション材として使用するもので、風船に乗っているような浮遊感があります。厚みがあるものが多いため、地面の凹凸を気にすることなく睡眠をとることができ、中にフォームが入っていないためコンパクトに収納することができます。

インフレーション式

本体付属のバルブを開けることによって半自動的に空気を注入し、数分後には使用できるようになるマットです。中にはウレタンフォームなどが入っており、マットを広げて空気を取り込むとこのフォームが空気を抱き込みます。

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エアーマットを使用する際の注意

非常に便利で使い勝手のいいエアーマットですが、使用する際にはいくつか注意すべき点があります。大事に使っていれば長く使えますが、使い方を誤ると、買った翌日に壊れてしまうなどということにもなりかねません。エアーマットを使う際には、以下のことには最低限注意して使うようにしましょう。

冬キャンプは結露対策を

エアーマットは地面からの冷気をシャットアウトしてくれるため、冬キャンプで本領を発揮してくれるアイテムです。しかしながら、冬場に使用する場合には絶対に注意しておきたいポイントがあります。それは、結露対策です。

エアーマットは通気性が悪いために、寝ている間に体から発生する汗によって結露することが多々あります。結露によって、上に置いている寝袋などが濡れてしまうと、保温性能が著しく失われてしまう結果に。結露を防ぐためには、エアーマットと寝袋の間に通気性の良い化繊の毛布などを敷いておけば安心です。

こまめに空気を補充してあげること

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