根掛かり知らず!?根魚玉のインプレや使い方を徹底解説!

海中のエビや蟹などの甲殻類を模した演出をイメージして魚を誘います。ボトムを中心に攻めますので狙いはもちろん根魚が主になります。中層を狙いたい時はスイミングタイプも発売していますからシャッドテールタイプのワームと組合せて使うと狙い易いです。こちらはのち程ご説明します。

根魚の種類

日中は常にベタ底か岩の隙間にいるカサゴ、ハタ系の魚も同じ様な環境の所を棲み家にしていますが、ハタ系の魚は遊泳力が有るので獲物を見つけると平気で中層まで追いかけて来て捕食します。代表的なハタ系の仲間には、キジハタ、アカハタ、マハタ、オオモンハタ、アオハタなどがいます。

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根魚玉の特徴

最大の特徴は根掛かりし難い事と、フックの向きに有ります。蟹やエビ類などを捕食する根魚の捕食行動は獲物の上から噛み付いて行きますのでこの時フックが上を向いているとまず間違いなく針がかりします。対象魚の捕食行動を計算した上でフックの角度や方向を決めて有るのですからホントによく出来ています。

根魚玉の特徴①ラインアイ設定

ラインアイはヘッド上部に配置されていています。アイ自体はかなり大きめの縦アイです。スプリットリングを介してフックを装着すると、アイは縦、リングは横、そして必然的にフックは縦に接続されます。この縦アイ形状が実は重要な役目を担っているのです。

根魚玉の特徴②フラット形状

大きな特徴であるヘッドは、8面体で前部と底部はフラット形状になっています。しかも前部のフラット部はやや角度がついていてジグを操作した時に上前方に進む様設計されています。底部のフラット部は岩のデコボコに乗っても安定した姿勢を保つ効果が非常に大きく、丸型やナス型などのヘッドと違い転がりにくい形状になっています。

根魚玉の特徴③オフセットフック

ラインアイの所でフックは縦に装着されるとお話しましたが、それは可動式の為ヘッド部がどの様な姿勢になってもフック自体は常に上を向くように設計されているので針がかりが非常に良いと言う事です。その上フックはフッ素加工済みですから貫通力が有り根魚の硬い顎を貫き確実に獲物をゲット出来るのです。

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