ヘッドとフックが可動式のタイプと、ヘッドとフックが一体型の2タイプが発売されています。狙う魚種や釣行時の状況によってそれぞれ使い分けると良いでしょう。両タイプとも5gから28gまでラインナップされています。
根魚玉
特徴の有る8面体ヘッドにスプリットリングを介してフッ素加工済みのフックが装着された可動式のジグヘッドです。底部の平面形状がジグの安定姿勢を保ち、前部の平面形状部で障害物を乗り越えて行きます。根掛かりを低減する形状ですのでカサゴやハタ系の潜む岩礁帯も積極的にアプローチする事が出来ます。
根魚玉のスペック
1箱に2個入りです。8面体のジグヘッドとスプリットショット、カルティバのマルチオフセットフックが初めからセッテングされています。フックサイズ#1:5g、7g、10g、 14g、フックサイズ #2/0:14g、21g、28gのラインナップです。
スイミング根魚玉
ヘッドとフックが一体型の製品です。水平姿勢を保って浮き上がりにくい形状設計です。一定のレンジをキープする力が有ります。オオモンハタなど遊泳力のある魚やヒラメ、コチなどを狙うのに最適なジグヘッドです。
スイミング根魚玉のスペック
1箱に2個入りです。ゲイブは鋭角です、シャンク部はトゲトゲした太めのワームキーバーになっています。フルキャストを繰り返してもワームのズレは殆んど有りません。フックサイズ#2/0が10gと14g、フックサイズ#3/0が21g,28gのラインナップになっています。
根魚玉の使い方を解説!
後の項で村上晴彦さんご自身が根魚玉を使って解説して下さっている実釣動画です。水中映像も有りますので海中でどの様な動きをしているかとても良くわかりますのでご視聴下さい。動画内に出て来るワームに関してはこの後の項で触れていますのでこちらもご覧下さい。
根魚玉の使い方|ワーム
まず、その前に根魚の習性をおさらいしておきます。根魚の主食はエビや蟹、虫そして小魚などです。獲物たちは海底の砂の中や岩陰などの身を隠す物の周辺に生息しています。魚たちはこれらを見つけて捕食するのです。私達人間はこの獲物たちの動きを真似して捕食行動を起こさせているわけです。
村上さんの実釣動画を良く見ると、状況を掴む為に色々なワームを使い分けて詳しく解説しながら釣っています。これはその時の根魚の捕食行動を探っているのです。甲殻類を捕食しているのか、或いは小魚などのベイトを捕食しているのかと言った事を探ってその日その時のアタリパターンを掴んで行ってるんです。
根魚玉にはホグ系ワームがおすすめ
実釣しながら解説して下さってますのでじっくりご覧下さい。根魚玉とワームの操作など参考に出来るところだらけですから全部丸ごとパクってご自分のテクニック向上に役立てて下さい。村上さんご自身、あぁ楽しいなんて言いながら解説を交えて爆釣している様子を見ますと腕が良いのも有るでしょうが根魚玉とワームの威力は凄まじいです。
根魚玉におすすめのホグ系ワーム
- ジャコバグ
- うまはたクラブ
スイミング根魚玉にはシャッドテールワームがベスト
キャラメルシャッド3.5インチから始まる根魚玉の解説動画です。普通のシャッドテールは水を受けてプルプルアクションをしながら泳ぎますが、キャラメルシャッドは水を掴みながら波動を起こすタイプ。波動を起こすとは水を撹拌する感じですね、根魚に対してのアピール力が違います。次はパラクラブ海版、見た目より体積は小さいです。
ヒラヒラのテールで派手なアクションをして視覚的にアピールするワームです。バグ系もスイムタイプもイマイチ反応が薄い時に、このヒラヒラアピールが威力を発揮する時も良くあるそうです。バグ系、シャッドテール系そしてこのヒラヒラ系の3種類を打ち分けて釣りをするのはとても楽しそうで早く行きたくなります。
おすすめなシャッドテールワーム
- キャラメルシャッド
- パラクラブ海版
根魚玉の使い方|アクション
水を掴みながらテールが動くキャラメルシャッド、ジャコバグ、パラグラブの海版の3種類を使い分けて解説してくれてます。根魚玉を使う際には是非参考にして楽しい釣行にしていただきたいと思います、毎度の事ながら村上さんの解説は解かり易くてお役立ちの必聴動画です。
根魚玉のアクションはボトムを攻めよう
村上さんによると、重めの根魚玉を使ってちゃんと着底音をさせるのも大事だとおっしゃってます。根掛かりしそうで怖いですが注意して動画を見ていると根掛かり回避のコツとかもチラッと喋ってらっしゃるので、その辺見逃さないで下さい。
スイミング根魚玉は中層にも!
動画をご覧いただければ一目瞭然、開発者の村上さんご自身で詳しく解説して下さってます通り、その日の状況によってホグ系が良かったりスイミング系が良かったりするので、投げ分けてアタリパターンを掴んで良い釣果を上げて下さい。
これさえやれば根掛かり激減
物凄く多くの釣人が根掛かりに頭を悩ませていますが、回避の方法は聞いた事が有りません。実は動画の中で何気なく解説されましたやり方が、実はこれさえやれば根掛かり激減という方法だったのです。通常回収ポイントまで何度もアクションを繰り返しますが、この動作をラインが馴染む前の10回位で切り上げて回収してしまうのです。
こうすればラインは馴染んでいませんので海面近くに有ります、アクション時には上方向へ引っ張る力が強くなる為根掛かりし辛いのです。ラインが馴染んでアクションの角度が横方向に強くなる事で根掛かりし易くなってしまうと言うわけです。皆さんどうですか?次の釣行時にはこの根掛かり激減法の実践を強くお勧めいたします。
根魚玉をとことん活用していこう!
根魚玉についてご紹介して来ましたいかがでしたか?奇天才村上さん実釣経験と根魚の習性を深く掘り下げて開発された製品だと言う事がご理解頂けたと思います。兎に角根掛かりし難いのが素晴らしいです。使用するワームサイズを少し大き目にすれば中型魚、大型魚を選んで釣る事も出来ますのでとことん活用してみて下さい。