コウイカエギングを始めよう!仕掛けからアクションのコツまでご紹介!

コウイカのエギングについて徹底解説します。この記事を見ればコウイカエギングが分かるはず。コウイカの釣り方から仕掛け、アクションの方法やエギの選び方まで紹介します。詳しくなって、大物コウイカを釣り上げましょう!!

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釣りやキャンプなどの記事を書いています。子供の頃から海の近くに住んでいて、アウトドアな遊びが大好きです!
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コウイカのエギングってどんな釣り?

ネーミングからして難しそう、と慣れていない方は思いがちですが、実はとっても簡単で魅力的な釣りです。美味しいコウイカを狙いに近場の堤防へ行ってみましょう。黒いスミが付いていればそこで釣れている証拠です!

コウイカエギングは難しい?

エギという仕掛けを使った釣り方で仕組みはとてもシンプルです。時期であればコウイカの数釣りも可能で、スタンダードなものであれば、初心者でもポイントさえ押さえて簡単に始められます。

コウイカエギングの魅力

身近な場所(港、堤防)で楽しむことができ、豪快な引きが楽しめるゲーム性のある釣りです。イソメなどの虫のようなエサではなくエギで楽しむので、虫が苦手な方も気軽に釣れます。なんといっても、イカの中でも非常に美味しい魚なので、釣って料理を堪能できるところも魅力です。

コウイカを詳しく知って釣果UP

詳しくご存知でしょうか。小判形でとても肉厚で可愛らしいイカので、生態などをご紹介します。知識をつけて、釣れそうなスポットを探しをしてはいかがでしょうか。

コウイカの生息地と分布

暖かい海に生息します。普段は浅い場所の海底にいますが、水深600mの深さまで泳ぐこともあります。東アジア〜南アジア、アフリカ、地中海、オーストラリア、西ヨーロッパの海岸沿いによくみられ日本では関東以南に生息しています。春は産卵期のため浅瀬に集まります。

コウイカの生態

体は丸いドーム状で、後ろよりに丸いヒレを持ちます。大きな硬い骨を持っていて一般的な大きさは15〜25cmですが、大型種は50cmにもなり、体重10.5kgに達するものもあります。寿命は1〜2年ほどです。見た目はぷくっとしていてとてもチャーミングです。

コウイカの習性と食性

小型の軟体動物や甲殻類、小魚やタコ、他のイカを食します。匂いを感じないため目で獲物を探し、捕食し、忍び寄る時は、長い触手と吸盤とスミで素早く捉えることができます。

コウイカの釣り方について

好んで生息している場所や時期、釣り方をご紹介します。産卵シーズンになると浅瀬に現れ、よく釣れるようになります。バッチリ条件があえば、入れ食い状態になる事もあるでしょう。

コウイカの釣れる場所

アオリイカは根周りなど、生い茂った場所にいるのに対し、砂や泥が多い場所を好みます。そのため、堤防から海底を覗いた時に砂地のところがベストです。また常に電灯などで明るいところは小魚が寄って来やすいため集まります。

コウイカの釣れる時期と時間

産卵期は春なので、時期になると大型のものが接岸し秋ごろになると生まれたイカたちが成長してくるため、たくさん釣れることがあります。中でも寒さに強いと言われているので冬でも釣れることもあります。時間帯は、昼夜通してOKですが主に夜の方が釣れます。マズメの時間帯がベストです。

コウイカの釣り方の種類

他に、エビなどを使用した餌釣りも楽しむことができます。海底に潜む獲物を捕食するため、海底を這わせるように引くと釣れやすいでしょう。エギングでは他のいろいろな種類のイカが釣れます。初心者向けの詳細の記事はこちらをご参考ください。

コウイカエギングについて解説

どのようにエギを動かしながら誘い込めば良いのでしょうか。基本的な動作を簡単にご紹介します。

コウイカエギングの釣り方

基本的には、仕掛けを投げて着底したら、ボトムから離さないようにズルズルと引きながら巻くと釣れる可能性は高くなります。この動作自体はとても簡単ですが、根がかりしないように気をつけましょう。釣れた時は手元に寄せて、スミをきちんと吐かせてから引きあげましょう。

コウイカエギングの仕掛けを紹介

エギングの仕掛けの種類を紹介します。すべて取り入れなくても良いですが、場合によって使い分けができるので、頭の片隅に覚えておきましょう。

コウイカエギングの仕掛けの種類

主に3つの仕掛けがあります。ラインの先端にエギをつけたスタンダードなタイプのものと、ボトムを引きずる時に便利なダウンショット仕掛け。ぶっこみ釣りのように扱うキャロライナリグ仕掛けがあります。どれもすべて効果的な釣り方なので、自分に適したものを選ぶと良いです。

コウイカエギング仕掛け①:スタンダード

まずは通常タイプのものをご紹介します。初めての方はこちらからトライしてみると良いです。必要な動作も少なく、特に技もないため簡単です。

スタンダードの仕掛けを紹介

PE0.8〜1.2号にリーダ−2号をつけて、スナップの先にエギをつけて泳がせ、シャクリなどの動作をする際、この仕掛けが一番簡単にできます。直接結ぶので動かしやすく、アタリもわかりやすいです。3〜3.5号程度ものを使用し必要なら早く沈ませるようにオモリを確認してつけましょう。

スタンダード仕掛けのアクション方法

基本的には仕掛けを投げた後 、ボトムまでエギを落としたら、ロッドをぐいっと上に動かしてしゃくります。沈めている間にアタリがあるので、ラインをしっかり張った状態で落とすとよりわかりやすくなります。

スタンダード仕掛けのメリット・デメリット

何と言っても難しい知識がなく仕掛けを作ることができるので、初心者向きです。やったことのない方はまずはこの方法から試してみると良いです。デメリットは、ボトムを狙ってしゃくった時に根がかりすることが多いので十分に注意しましょう。

コウイカエギング仕掛け②:ダウンショットリグ

主にバス釣りなどで人気の仕掛けですが、エギングにも対応できます。イカはとにかくボトムでじっと獲物を待ちわびているので底にずるずると引きづるように動かしていく仕掛けで反応が出やすくなります。どのように作るのかご紹介します。

ダウンショットリグの仕掛けを紹介

一般的な仕掛けとは異なり、PE0.8〜1.2号に2号のリーダーをつけて、途中サルカンをつけリーダーを分岐、エギとシンカーをそれぞれつけます。この仕掛けは、針が根掛かりしにくくなるため、ボトムを引きずるようなアクションをするときに有効的です。

ダウンショットリグのアクション方法

仕掛けを投げて、ボトムに落としたら、竿先をチョンチョンと細かく動かすのが基本動作でワームが泳いでいるかのように演出させて魚を引き寄せます。上級者の中ではわざと根がかりさせてゆらゆらワームを動かすテクニックもあります。

ダウンショットリグのメリット・デメリット

ピンポイントでそこに潜んでいる魚にアピールできます。またズル引きして、万が一根がかりさせてしまっても、オモリだけが切れるのが利点です。デメリットは投げた時に多少リーダーに仕掛けが絡んでしまう時があり、エギと道糸を間接的につけてるため動作を出すのが難しく、少ししゃくりの技術が必要となります。

コウイカエギング仕掛け③:キャロライナリグ

最近ではアジングの時の釣り方として人気の仕掛けでこれまで届かないような距離まで遠投できるのが長所ですが、エギングで使用する場合はぶっこみ釣りのように扱うことができます。

キャロライナリグの仕掛けを紹介

PEライン0.8〜1.2号に2号のリーダーをつけて、ウキ止め、ビーズ、グミオモリをつけて、サルカンの先にリーダー、専用のエギをつけて泳がせます。途中のオモリが底を這うので、その先につけているエギが地面につかず、水中をゆらゆら泳ぐ状態になります。

キャロライナリグのアクション方法

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