アジングについて
近年、アジを狙う釣り方で全国でも大流行です。初心者でも簡単にアジが何匹も釣れてとても楽しい釣り方です。そもそもどのような釣りなのかご紹介します。
アジングはアジを狙って釣る釣りのこと
以前は、エビや虫餌、撒き餌などで釣っていました。最近は、ルアーが特化し非常に人気になりました。イソメのようなソフトルアーを使うだけでよく、手も汚れないため、虫が苦手な方でも気軽に遊べます。
アジングは人気の釣りの一つ
タックルも手軽に準備でき、初心者でも近くの堤防などで簡単に楽しむことができます。タイミングが良ければ、数釣りも楽しめます。魅力について説明します。
魅力①どこでも釣れる
海であれば釣れます。近くの堤防にふらっと釣りに行く感覚でOKです。季節によって釣れ方は様々ですが、仕事が終わった後などに、リフレッシュで釣りに出かけられるぐらい身近なところであまりポイントを選ばないのが魅力です。
魅力②簡単に釣れる
ピークの時期になればルアーを使うだけで、特に複雑なアクションをすることもなく簡単に釣れます。ルアー経験のない方は難しいと思いがちですが、餌釣りと同じ感覚で楽しめてしまいます。
魅力③コストが安い
釣りはお金がかかるからなかなか手を出しにくい、という方もいらっしゃると思います。確かに初期費用としては竿、リールなどから揃えるためその分の値段ははりますが、釣りの中でもコストがかからないと言われています。装備もあまりないことから初心者の入門釣りとしても人気です。おすすめのタックルについてまとめている記事があるのでご参考に見てみてください。
アジングの時間帯
魚によって活発に動き始める時間が異なりますが、どの時間帯がベストなのでしょうか。おすすめの時間をご紹介します。
アジングでは夜がメイン
アジは昼行性ですが警戒心が強くなかなか釣れません。夜釣りを中心にすると光に集まってくる習性を持っているためよく釣れます。堤防の常夜灯の下であれば、プランクトンが豊富なため、餌となる小魚があつまるので、それを求めたアジがやってきます。ただし、潮の満ち引きなどで急に釣れ方が変化したりするので、ポイントも重要になってきます。
アジングはマズメの時間帯もおすすめ
アジに限らず、他の様々な魚が、このマズメ時に釣れます。薄暗い朝、夕暮れを狙いましょう。不思議とこの時になると、潮に変化があったり、小魚が水面を泳ぎ始めたり魚が活発に動き回ります。この夕マズメ〜夜〜朝マズメの間がベストといえるでしょう。
アジングを昼に行うのは上級者向け
昼間も活動していますが、警戒心が強いためか、なかなかルアーに食いつきません。少しコツが必要で昼間に釣る場合は餌がたまっていそうなところや、少し影になったところなどをポイントにすると良いでしょう。経験豊富なベテランであれば、構わずバンバン釣っていることがあるのでそんな人にコツを聞いてみるのも良いと思います。
4つの時期それぞれのアジングの状況を解説!
誰でも気軽に楽しむことができる人気のルアーフィッシングですが、回遊魚のため行動パターンが時期でそれぞれ異なります。基本的に一年中狙える魚ですが、それぞれの地域での外気温や産卵のタイミングなどで釣果が大きく変わります。
アジングのベストシーズンを知ろう
群れを作りながら海を周って行動します。そのため、アジが最も釣れる時期があり初心者で楽しむにはその時が良いです。年中釣れる地域の場合、四季によってどう違うのか、どのようにアプローチをすれば良いのか、確認してから臨んだ方が釣果が上がることでしょう。
アジングの時期:春
ポカポカと春の陽気に誘われて、釣りに出かけたい気持ちがでてきますが、海水温はまだ低いため、アジはまだ活発に動いていません。ただし、波の変動があるためタイミングが合えば、よく釣れる場合もあります。春の特徴についてご紹介します。
春のアジングは上級者向け!
春の4月から初夏にかけて産卵期となります。産卵前は、港湾などで大型のアジを見かけることができます。産卵後はアジの回復期のため、ピタリと釣れなくなることがあります。このように潮の状況やその時の外気温などにより大幅に変動するのが春なので、いろいろ調査してから釣りに出向くことをお勧めします。海に入るベテランさんや釣具店で情報収集をしましょう。
春のアジングは地域で釣果がわかれる
全国的に見ると、南の方で盛んになっていても北ではまだアジは動き出していない場合もあります。そのため、自分の地域での情報収集が鍵を握ります。海草がたくさんあるところ、常夜灯などの光があるところを狙いつつ、いろんなワームで食いつきを試してみましょう。
アジングの時期:夏
稚魚たちが大きくなって、夏になると集団で海を周回します。小型のアジが大量に釣れ、初心者にもお勧めの季節です。特徴をしっかり捉えて、夏に楽しみましょう。
夏のアジングは小型がたくさん釣れる
海水温によって、地域差はあるものの、10cm未満の豆アジが大量に釣れる時期です。うまく針に引っ掛けることができれば、爆釣りも可能ですが、なかなか引っかからないということもあります。しっかり口のサイズに合わせたものを用意することが重要です。