この見出しではルアー釣りにおすすめの仕掛けを紹介します。タマンは小魚も捕食しているのでルアーにも食いついてきます。ルアーで釣る場合は自分でロッドを操作して魚を誘うため、腕の見せ所でもあり、エサ釣りとは全く違った釣りを楽しめます。
エクリプス「ドリフトペンシル75」
ルアーと聞いて真っ先に思い浮かぶ小型の魚に似せているルアーになります。ただ小魚に似せているだけでは釣ることはできません。アクションをしているときに小魚のような動きができる設計になっている必要があります。小魚の細かい演出ができるルアーを探している人はこちらがおすすめです。
ドリフトペンシル75の特徴
このルアーの特徴は、リールで巻き取っている時に水面に浮きにくい設計になっていることでしょう。一定の深さを保ったまま魚の演出を行えることが魅力です。また他にもルアーが沈む時に頭の方から沈むように細かい演出もできるようになっています。2019/2/26現在で¥1,340です。
蛙屋「蛙スプーン 9g」
ルアーにはたくさんの種類がありますが、初めての人にとってタマンを釣るにはどれが良いのかがわかりません。ここは実際に釣り人が使っているルアーを選ぶのが安心できるでしょう。沖縄の人たちが実際に使っているルアーと一緒のものを使いたいという人におすすめするルアーになります。
蛙スプーン 9gの特徴
タマンが多く生息している沖縄県が発祥になったルアーであることが特徴でしょう。開発している時にも沖縄の釣りに特化させることに重きを置いて開発し、実際にタマン釣りにも使われています。タマン釣りにコンセプトが合致して実績もあるため安心して選べるルアーであることが魅力になります。2019/2/26現在で¥840です。
MARS「R32バースト ゴールデンシャイナー」
こちらは今まで紹介したものとは違ったもので、柔らかいストレートワームになります。ルアーはどれだけ魚に対してアピールできるかで釣果が左右します。普通のルアーよりも大きく魚にアピールしたいという人はこちらのルアーの購入を検討してみましょう。
R32バースト ゴールデンシャイナーの特徴
特徴としては、ダートに特化しているルアーであることです。ダートというのはルアーが演出する動きをわざと崩すことによって魚にアピールするアクションになります。通常のルアーの演出よりも魚にアピールできるので釣果に大きな影響を与えてくれるのが魅力になります。2019/2/26現在で¥756です。
沖縄三大高級魚のご紹介
主に沖縄県に生息しているタマンですが沖縄県では高級魚として数えられているのです。実は沖縄には「沖縄三大高級魚」というものがあり、アカジン、アカマチ、マクブの3種類の魚があります。地方によってマクブの代わりにタマンが沖縄三大高級魚の1つとして数えられる魚です。せっかくなので沖縄三代高級魚にも少し触れておきましょう。
アカジン
全長は1mほどにもなる大きな魚です。見た目は全体的に赤っぽい色をしており、お腹の方に向かうにつれてオレンジ色っぽくなります。また青っぽい小さな斑点が無数に散らばっていて、大きい全長に派手な色をしているのでとにかく目立ちます。
アカマチ
この魚も全長が1mほどの大きな魚でとにかく目立ちます。見た目は背が鮮やかな赤色をしており身体の色は真っ白な色をしている魚です。一番大きな特徴としては尾ビレがとても長いことでしょう。寿司ネタにも提供されていますが、一般的なお店ではまず並ぶことはないほどの高級魚です。
マクブ
こちらの魚も1mほどの大きな魚です。この魚は青や黄緑色が入り混じったような見た目をしており、一見すると毒を持っていそうで食べても大丈夫か?と思ってしまうでしょう。こちらの魚が地方によっては、この記事のメインであるタマンと入れ替わって沖縄三大高級魚とされています。
タマンを使用した料理「マース煮」とは?
こちらの見出しからは釣りから離れてタマン料理の紹介をしていきます。釣った後の定番である刺身やカルパッチョなどの生食、他にもソテーにしたり焼いたりと種類は様々ですが、沖縄に生息しているということで今回は沖縄の魚の煮物料理であるマース煮の紹介をしていきます。
マース煮は沖縄の料理
マースとは沖縄で作られている塩のことで、そのマースで煮物を作るためマース煮と呼ばれています。煮物と聞くと、醤油やらみりんといった調味料を使用して、濃い味付けで調理するものですが、こちらのマース煮はマースと泡盛のみの味付けだけで非常にシンプルです。
マース煮はあっさりしている
前述した通り濃い味付けをせずに、マースと泡盛だけなので非常にあっさりしている料理になります。そこで疑問に思うのが、味ってあるのか?ということです。マース煮は余計な調味料を入れないため健康的な料理で、食材本来の味を堪能することができます。
マースは栄養価が高い
日本の中でも特にご長寿の方が多い沖縄県ですが、実は沖縄には「ぬちまーす」という塩があります。「ぬち」とは命のこと、「まーす」は前述した通り塩という意味で「命の塩」という名前があるのです。なぜそのような名前があるのかというと塩に含まれている栄養素が関係しています。
ぬちまーすには、ミネラルの種類が21種類も含まれていて、2003年の5月にギネスに認定されています。ただ塩分となるとやはり健康に害があるようなイメージを持ちますが、一般的に売られている塩と比較すると25%程低いため、ミネラルが高くて塩分が低い塩なのです。
仕掛けを駆使してタマン釣りを楽しもう!
同じタマン釣りでも仕掛けによって楽しみ方が全然違います。シンプルで初心者にも楽しめる仕掛けや釣り人の腕が試されるような仕掛けもあり、初心者から上級者でもチャレンジできる釣りです。釣りに行く時には様々な仕掛けを揃えてみて、別の角度からタマン釣りを楽しんでみましょう。