シイラはマヒマヒとも呼ばれる高級魚!生態から調理方法まで徹底解説!

粃は米が入っていない出来損ないの籾のことです。それをそのままシイナと呼んでいては縁起が悪いということで「粃=不作」の逆である「豊年満作」から「マンサク」と呼ばれるようになったという説があります。

呼び名がたくさんある魚

シイラの様に呼び名がたくさんある魚はほかにもいます。例えば有名なところではカサゴがそうです。関西では「ガシラ」、瀬戸内海では「ほご」、山口では「ぼてこ」などと呼ばれています。他に最近大人気のノドグロは正式には「アカムツ」ですが最早ノドグロのほうが有名となっています。

シイラはマヒマヒと呼ばれる高級魚

シイラは最初にご紹介した通り、地域によってはおいしい高級魚として愛されています。とくにハワイでは年中近海を回遊していることもあって「マヒマヒ(mahi-mahi)」と呼ばれて親しまれています。

実はとっても美味しい魚

獰猛な怖い顔つきでなんだか料理が難しそうな見た目をしていますが、実はシイラは赤身でとてもおいしい魚なんです。産卵後を除き、脂もほどよく乗っており、うまみと甘みのバランスも抜群です。

ハワイでは高級魚

ハワイでは月収3000$に対して100gあたり4$することもある高級魚です。仮に食費を3分の1の1000$としても、一日に使える金額は単純に30$。1食10$とすればその高級さはなかなかのものです。

日本でもマヒマヒで流通することも

ハワイの文化が日常的に入ってくるようになった日本では最近ではシイラとはあえて呼ばずにマヒマヒと呼んで流通していることもあります。昔は輸送能力の低さから味の落ちたシイラが出回ることもありイメージが悪かったのでしょう、そのイメージを払しょくするためにも「マヒマヒ」という名前は新しいものとして受け入れられているのでしょう。

シイラの料理について紹介

おいしい高級魚であるシイラを実際に食べてみたいと思いませんか?ハワイでマヒマヒポキという形の料理で食べたことがある方も多くいらっしゃるかもしれませんが、他の料理方法でも味わってみたいところです。

シイラの旬はいつ?

気になるシイラの旬は産卵を控えた秋から冬とされています。このころは産卵のために体に十分に脂を蓄えており、一番おいしくいただけるでしょう。逆に産卵後はどうしても身が痩せてしまいます。せっかくですから旬の時期にいただきましょう。

シイラはどんな味?

そんなシイラの味ですが、ブリに例える人もいます。刺身はほんのり赤身の色をしていて照りのある見た目からは脂がのっているのがよくわかるでしょう。食感は筋肉質な身のおかげでもっちりとしています。

シイラの料理を紹介します

ハワイの現地でよくある料理法はパン粉をつけてからりと揚げたフライ、マリネの様にアボカドなどと和えたマヒマヒ、バターと塩コショウでさっと焼いたソテーなどが定番な料理法として人気です。そのほかにも日本各地で独自の料理法で食されています。例えばたたき、刺身、寿司、練り製品などです。

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