飲ませ釣り仕掛け④:イカ釣り仕掛け
この仕掛けの大きな特徴は普通の針の他にイカ針を使って釣りを行うことでしょう。生き餌をつけるための針は一般的なものを使用しますが、それとは別にイカ針といって普通の釣り針とは違った少し特殊な針を使用する釣りになります。
仕掛けの詳細
道糸に結び目を作り、シモリ玉・円錐ウキ・からまん棒・中通しオモリ・サルカンの順で取り付け、もう片方には市販で売っているイカ用のハリスを付けた仕掛けを使用します。サルカンの部分まで先ほど紹介したフカセ釣りと変わりません。
仕掛けのポイント
この仕掛けは丸ごと飲ませる釣りではありません。なぜならイカの捕食はその場で噛み切るようにして食べるため、餌と針を飲むことがないのです。そのため餌を捕食しているイカをイカ針で引っ掛けるようにして釣り上げる方法です。またフカセ釣りの下部を変えるだけでイカも狙えます。
生餌の種類と入手方法
この見出しからは使用する生餌についてを紹介します。飲ませ釣りをしたいけど、それに使う生餌って一体何を使えばいいのか?それをどこで入手すればいいのか?ということについてみてみましょう。
餌の種類
まずは生餌になる魚の種類についてみていきましょう。一番よく知られているのは小アジでしょう。それと同じくらい有名なイワシ、他にもピンギス・ハゼ・ヒイラギといった魚がありますが、入手しやすい小アジをおすすめなので、小アジの入手方法もみていきましょう。
餌の入手方法①:お店で購入
生餌の入手方法で最も簡単なのが、実際にお店に行って生きている小アジを購入することでしょう。この方法で入手できたらすぐに飲ませ釣りを行うことができます。ただし、どのお店にも生きている小アジを売っているわけではありません。
餌の入手方法②:現地で調達
こちらの方法は、飲ませ釣りを行う前に実際に小アジを狙って釣りを行い、釣り上げた小アジを生餌として使う方法になります。釣った後の管理をしっかりと行えば元気な状態の小アジを飲ませ釣りに使うことができますが、釣れなかった場合には飲ませ釣りは行えません。
何気無いことで小アジが弱る!
定番の生餌で初心者にもおすすめできるということで小アジについての入手方法をみていきましたが、実は何気ない行動が小アジを弱らせる原因となることがあるのです。そこでこの見出しでは小アジを取り扱う時に気をつけるところをチェックしましょう。