ヤツメウナギの吸血口が怖すぎる!栄養豊富なので蒲焼でどうぞ

見た目は愛らしく栄養豊富で薬として珍重され、食用としての需要もあり、映画の主題にも取り上げられた、ヤツメウナギについて徹底的に分析していきます、映画を見て興味を持った、ウナギが好きだけど値段が高く代用を探しているなど興味を持たれた方はぜひご覧ください。

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驚異の吸血生物「ヤツメウナギ」とその特徴

外見的特徴

横顔は非常に愛らしいヤツメウナギですが、正面から見ると無数の牙がつきでた中々グロテスクな見た目をしています。この牙を使って大型の淡水魚であるサーモンなどに「寄生」し吸血することが知られています。そのインパクトの強い見た目・生体から、2014年には米国で「アクアクリーチャーズ」という映画でも主題として取り上げらました。

アクアクリーチャーズ「ヤツらは飢えている」ヤツメウナギ大活躍

モンスターパニック系映画

イメージは淡水版「ジョーズ」といえる作品で、平和な米国ミシガン州の街を大量繁殖したヤツメウナギ(ウミヤツメ)が襲うという設定です、スリル・サスペンス・隣人愛すべてがつめこまれた衝撃の一作。登場人物の中でも特出すべきは、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に「ドク」こと「エメット・ブラウン」役として出演した「クリストファー=ロイド」が市長役として出演しており、その名演技と頭頂部が光ります。

 

もちろん、映画は突っ込みどころ満載

冒頭で、ヤツメウナギに噛みつかれ「水中に引きずりこまれる」ではなく「自分から水面に向かっている」としか思えない男性、水がなくても跳ね回るヤツメウナギはなかなか強烈です、市長の最後も必見。「ちょっとまて!」、「それはおかしくないかい?」と突っ込みを入れながら見ると非常に楽しめる一品です、オンデマンドやDVDレンタルも可能なので興味を持たれた方は一度、視聴してみてはいかがでしょうか?

ヤツメウナギの生態・特徴

ウナギだけど「ウナギ目」じゃないよ「ヤツメウナギ目」だよ

見た目はウナギに見えますが分類学上実は「魚類」ですらなく、「円口類」と言われる分類に属しており、お仲間はヌタウナギのみです、「脊椎動物」としても「生きた化石」と呼ばれるほど原始的で希少な種類です。

意外!肉を食べない幼生時代、何を食べるの?

肉食のイメージが強いヤツメウナギですが、幼生の頃は「珪藻」つまり藻類が主食です、その他砂のなかの有機物もろ過して摂取するため、もし自宅で飼育するなら金魚などを一緒に飼育し、糞やえさの食べかすが残るようにしておくとより良いといわれています。

恐怖!成体になると・・・・

顎のない円形の口に無数に生えた牙で、サーモンなどの大型魚類に吸い付き、穴をあけて内蔵を「吸出し」て食べてしまいます、吸い付かれたからと言って即死するほどではないということですが、ダメージが蓄積されたり、傷が治らず衰弱死してしまうため、世界中で被害も起きています。

地球上でのヤツメウナギの分布と生息地

驚異の生命力

滋養強壮によいといわれ栄養剤の材料にも使われるヤツメウナギ、非常に強い生命力と環境適応能力をもっており、世界中に分布しています、例えば切られて皮をむかれた程度では止まりません、切り身になってもピクピク動くこともあるようです、少しグロテスクな映像ですがそれがこちら。

何処に生息しているの

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