またお刺身や、フライ・唐揚げ・柳川鍋風もお店で出されています、また東北では「かやき」という「みそ」や「醤油」で味を調えた、鍋風の郷土料理もあるとのこと、古くは貝殻を鍋にしていたので、「貝焼き」というそうです。
栄養満点!栄養剤・薬にヤツメウナギの実力
実際にはどんな栄養価が高いの?
生命力が高く栄養満点なヤツメウナギですが、実は本家ウナギよりも栄養価が高い部分もあり、レチノールは5倍以上、ビタミンB2は13倍もあります、そのため栄養剤や薬として珍重され、視力回復やいろんなものが元気になる効果があるとのことです。
ちなみにレチノールは高いエイジング・美容に、ビタミンB2は元気になる効果があるといわれており、Amazonや楽天といった通販サイトでも気軽に購入することができます、視力や体力の衰えが目立ってきた世代にはうってつけの一品ではないでしょう。
肝油
世界のヤツメウナギ料理
ヤツメウナギの食べ過ぎで他界した(かもしれない)ヘンリー1世
イングランド王ヘンリー1世、その死因がヤツメウナギの食べ過ぎではないか?と言われています、調理法は「ヤツメウナギパイ」で中世では美食家の大好物だったと伝わっています、原因としてはヤツメウナギに含有するビタミンAの過剰摂取が疑われており、何事も過剰摂取はよくないということでしょうか。
イギリス:ヤツメウナギパイ(lamprey pie)
ちなみにこのヤツメウナギパイ、お祝いごとのたびに王室に献上される風習があったようですが、徐々にすたれていき、1950年代までは200年近く途絶えていた文化だそうですが、現在は復活しており「現エリザベス女王」にカナダ産のヤツメウナギパイが献上されているとのことです。