商品の中には本体の一部や本体そのものを分離して使用できるタイプのものがあります。分離することによって明るさ調整だけでは対応できないさまざまな用途に利用できるのが特徴です。そんな分離型を3種ご紹介します。
コールマン|クアッドマルチパネルランタン
メイン・サブ・携帯とマルチに使える
本体にある4つのパネルは分離させることができ、それぞれ懐中電灯やパネル照明として使用することができます。明るさも最大で800ルーメンあるため、メインやサブでの使用はもちろん夜間のサイトを歩く際の灯りまですべてのシーンで活躍してくれます。1台で全部まかないたい方にはおすすめです。
スペック
- 本体サイズ:約145x235mm
- 本体重量:約1200g
- 明るさ:約800lm
- 給電方式:アルカリ単三電池x4またはx8
- 防水性能:IPX4
- 連続点灯時間:約20時間(Hi・8本)、約13時間(Hi・4本)
コールマン|2マルチパネルランタン
メイン以外の役割はこれ1台でOK
先にご紹介したクアッドマルチパネルモデルの半分ほどの明るさなのでメインには向きませんが、それ以外の用途ならこれ1台でもこなすことができます。先のモデルとの違いは明るさと取り外せるパネルが4→2枚になっているところですが、その分使用する乾電池は半分でフルに性能を発揮してくれますし軽いのがメリットです。
スペック
- 本体サイズ:約120x90x190mm
- 本体重量:約650g
- 明るさ:約400lm
- 給電方式:アルカリ単一電池x4
- 防水性能:IPX4
ロゴズ|ロジックランタン
インドアにも似合うデザイン
全体が真っ白な四角柱の形状をしたシンプルな外観が特徴で、自宅の書斎や寝室にも溶け込みそうなデザインです。単二電池で発光する本体は2つに分離して使用することもできます。分離面にはマグネットが付いているため車のボディーに貼り付けて使うような使い方も可能です。車を横付けできるオートキャンプでは使いやすいでしょう。
スペック
- 本体サイズ:約110x110x220mm
- 本体重量:約390gx2個
- 明るさ:約588lm
- 給電方式:アルカリ単二電池x6
- 点灯時間:約7.5時間
- 防水性能:IPX4
その他の変わり種LEDランタン
LED式のランタンにはご紹介してきたようにキャンプなどでしっかりと役割分担して使うもの以外にも、デザインや構造のおもしろい商品がたくさん販売されています。それらのなかから2点ピックアップしご紹介します。
裸電球のようなLED
どこにでも吊るせる軽量ボディー
パッと見た目はソケットにつけた裸電球のような可愛らしい外観です。50gととても軽いのでテント内だけでなくリュックの後ろにひっかけてトレッキングのお供にしたり、車のボンネットに吊るして整備時に使うといったいろいろな利用方法が考えられます。
スペック
- 本体サイズ:108x52x52mm
- 本体重量:50g
- 給電方式:単四電池x3
- 防滴:IP43
ソーラパフ
ぺちゃんこに畳んで収納
キューブ形状をしたボディーは灯りを点すとまるで灯籠流しの灯篭のようにも見え癒されます。本体はヨットのセール素材を使用しているため紙袋のようにぺちゃんこにたたむことができます。電源は太陽光のみの割り切った設計ですが、昼間外に出しておいて夜はテント内に吊るしておくと癒しの空間にすることができます。
スペック
- 本体サイズ:110x110x110mm
- 本体重量:75g
- 明るさ:90lm
- 給電方式:ソーラー
次世代のLEDランタンとは?
以前は明るさが不足することからメインとして使用できなかったLED式も、どんどん改良が進み現在ではガス式やガソリン式と方を並べるまでになってきています。一方電源の供給方法も乾電池からUSB充電へ、そして太陽光による充電も可能になるなど進化しています。
明るさと電源方式の競争・進化が一通り落ち着くと、次はどういった方向に進化していくのでしょうか?その一つの答えが上の動画で紹介されている「LUNARK CL1」のように直感的に使うことができる新しい操作性を持った商品ではないでしょうか。現在ではアマゾンでも購入可能になっていますので興味のある方はぜひ体験してみてください。
LUNARK CL1
スペック
- 本体サイズ:直径83x112mm
- 本体重量:185g
- 明るさ:4-100lm(寒色・無段階調整)
- 給電方式:アルカリ単三電池x2
- 点灯時間:約3-50時間
- 防水性能:IPX4相当
ランタンを購入するならまずはLEDで!
アウトドアや自宅だけでなく災害時にも使えるなど、さまざまなシーンで活躍してくれるモデルをご紹介してきました。どのモデルにも共通して言えることは、取り扱いが簡単で初心者にも優しいものが多いということです。
どのタイプを購入しようかと迷われている方は、まずはLEDタイプで揃えてキャンプの夜を明るくしてみてはいかがでしょうか。