マグロのステーキは最高!
マグロってたまらなくおいしい魚だと思いませんか?そんなマグロをステーキとして召し上がったことはあるでしょうか?実は絶品なんです。牛肉のステーキと引けを取らないしっかりとした食感に口の中でさっと広がる脂は一度食べると病みつきです。部位によってもその味わいは変わって何度でも楽しめます。
【贅沢】マグロステーキのレシピ:中トロ柵編
まずは刺身で食べても最高の中トロを贅沢にもステーキで食べましょう。サクになっているものを用意してあとは焼くだけの簡単レシピです。マグロの素材のよさが存分に味わえるレシピをご用意しました。とっておきの日には中トロをこんな風にステーキにして贅沢に食べてみませんか?
材料と作り方
- マグロ中トロサク:1本
- バター:20g
- 醤油:大さじ2
- 熱したフライパンにバターを落とし溶かします。
- バターのいい香りがしてきたところでマグロのサクを入れます。
- すべての面に軽く焼き目が付くようにコロコロと転がすようにして焼きます。
- 周りに焼き目がついたところでマグロを取り出し、フライパンに残ったバターとマグロの脂を絡めるようにして醤油を入れます。
- 醤油が少しぐつぐつしてきたところで火を止め、ソースとして取り出しましょう。
ポイントと丼アレンジ
中トロですからやはりレアで食べるのが一番です。外はおいしいステーキの焼き目がついていて中はレアな状態のトロになっていると2通りの食感が一度に楽しめます。もちろん丼にしてもおいしくいただけます。バター醤油のソースをごはんにもかけて食べると最後まで楽しめるでしょう。
マグロステーキのレシピ:あら(血合い)編
次にご紹介するのは安く売られているけどうまく使いこなせないなんて方も多い血合いの部分がある「あら」のステーキです。血合いの臭みさえとってしまえばまるで牛肉のような歯ごたえの力強いステーキが楽しめます。安く手に入るマグロの部位をうまく使いこなせるようになれば家計の助けにもなります。
材料と作り方
- マグロアラ:1パック(500g前後)
- にんにく:2かけら
- 醤油:30㏄
- みりん:15㏄
- 酒:15㏄
- あらびきコショウ
- 醤油、みりん、酒を合わせたところににんにくを1かけらをすり下ろします。お好みで生姜を加えてもいいでしょう。
- このたれにマグロのあらを漬け込みます。血合いの臭みをとり、調味料の味を染み込ませるために30分ほどつけておきます。
- 残りのニンニク1かけらをみじん切りにしてサラダ油を熱したフライパンに加えます。
- ニンニクのいい香りがしてきたらタレに着けておいたマグロのアラを取り出し焼いていきます。
- 中火でじっくりとマグロのアラに火を通していきます。コロコロと転がしながら4面焼きつけていきましょう。
- その際に、マグロのアラの4面にたっぷりとあらびきコショウをまぶしましょう。お子さんが召し上がる際は省いて構いませんがスタミナたっぷりのスパイシーな仕上がりになって大人の方にはおすすめです。
- 焼きあがったところで皿へ取り出し、フライパンにつけだれを大さじ1から2杯取り出し、火にかけ、煮詰まったところでソースの完成です。
ポイントと丼アレンジ
アラの血合いの臭みをどうとるかがポイントです。つけだれをしっかりと沁み込ませてニンニクの香りやあらびきコショウの風味をうまく使っておいしさを引き出しましょう。丼として召し上がるのもおすすめです。小口ネギをたっぷりと乗せて、ガーリックライスでスタミナ満点で食べるとおいしくいただけます。
マグロステーキのレシピ:テール編
続いてはマグロの尻尾に当たるテールのステーキです。港の市場などに行くと輪切りにされているものがよく売られています。テールは輪切りにするとドーナツ型になっていて、真ん中の部分はコラーゲンでプルプル、外側の部分は筋肉質で牛肉のような歯ごたえが楽しめます。
材料と作り方
- マグロテール輪切り:1つ
- 塩、コショウ:少々
- にんにく:1かけら
- 玉ねぎ:1/4個
- スダチまたはレモン
- にんにくと玉ねぎをスライスにします。玉ねぎはスライスにしたものを少し水にさらしておきましょう。新玉ねぎならさらさなくてもそのまま使えます。
- フライパンにサラダ油を熱したらスライスにしたにんにくを加えます。にんにくがきつね色になったところで取り出しておきます。あっという間に焦げてしまうのでよく見ておきましょう。
- にんにくの香りがついた油が残っているフライパンにマグロテールを入れて焼いていきます。
- 両面を中火でしっかり焼き付けていきます。マグロテールの両面どちらにも塩コショウをします。
- 火が通ったところでマグロテールステーキをさらに取り出し、その上に水気をしっかり切った玉ねぎスライスとニンニクチップを盛りつければ完成です。横にスダチやレモンを添えてお好みでかけて食べましょう。