昆布締め、づけ丼と紹介してきましたが、次はちょっと趣向を変えて洋風のレシピを紹介します。おすすめするのはカルパッチョ。洋風のソースやドレッシングも、ヒラマサの刺身に凄く合うんですよ。
ヒラマサのカルパッチョ
材料
- ヒラマサ(刺身) 6~7切れ
- レタス、トマト、タマネギ、カイワレ大根等お好きな野菜 少々
- 醤油 大さじ1
- オリーブ油 大さじ1
- 砂糖orみりん 小さじ1
- レモン汁 大さじ3
料理レシピ
- 野菜を食べやすいサイズに切ります。
- 調味料を全てボウルに入れ、よく混ぜてドレッシングを作ります。
- お皿に少量の野菜を敷き、その上にヒラマサを並べます。上にも野菜を飾り、全体にドレッシングをかけて出来上がりです。
調理のポイント
野菜はレタスなら小さく千切って刺身の下に、トマトはくし切りにして周囲を飾る様に、タマネギは薄くスライスして下に敷くか、色付きなら刺身の上に飾る様に配置することをお勧めします。見栄えを気にしない方は全部混ぜ合わせてしまっても大丈夫ですよ。味が物足りなかったら塩こしょうをちょっと振りかけるか、柚子胡椒を付けながら食べても美味しいですよ。
Contents
- 1 ヒラマサのおすすめレシピ②揚げ物編
- 2 ヒラマサのおすすめレシピ:揚げ物編1
- 3 ヒラマサのおすすめレシピ:揚げ物編2
- 4 ヒラマサのおすすめレシピ:揚げ物編3
- 5 ヒラマサのおすすめレシピ③焼き物編
- 6 ヒラマサのおすすめレシピ:焼き物編1
- 7 ヒラマサのおすすめレシピ:焼き物編2
- 8 ヒラマサのおすすめレシピ:焼き物編3
- 9 ヒラマサのおすすめレシピ④アレンジ編
- 10 ヒラマサのおすすめレシピ:アレンジ編1
- 11 ヒラマサのおすすめレシピ:アレンジ編2
- 12 ヒラマサのおすすめレシピ:アレンジ編3
- 13 ヒラマサのおすすめレシピ⑤電子レンジ編
- 14 ヒラマサのおすすめレシピ:電子レンジ編1
- 15 ヒラマサのおすすめレシピ:電子レンジ編2
- 16 新鮮なヒラマサに舌鼓を!
ヒラマサのおすすめレシピ②揚げ物編
魚というと生か焼くか、という2択の人も多いようですが、油で揚げても美味しくなるんです。揚げ物は少し手間はかかりますが、揚げたての料理を口に含んだ時の幸福感は、肉でも魚でも変わりませんよ。
ヒラマサのおすすめレシピ:揚げ物編1
揚げ物レシピ紹介、1つ目は竜田揚げです。鶏肉が一番有名ですが、マグロ等のお魚で作る方も多いようです。勿論、ヒラマサで作ってもとても美味しいですよ。
ヒラマサの竜田揚げ
材料
- ヒラマサ 四半身
- 醤油 大さじ4
- みりん 大さじ1
- 酒 大さじ1
- 生姜 少々
- にんにく 少々
- 片栗粉(衣用)適量
料理レシピ
- ヒラマサを一口サイズに切ります。
- 調味料を全て混ぜ合わせます。
- 調味料にヒラマサを入れ、よく混ぜます。ラップをし、冷蔵庫で30分置いて染み込ませます。
- キッチンペーパー等で水気を拭き取ったヒラマサに片栗粉をまぶします。
- 180℃に熱した油で揚げたら完成です。
調理のポイント
味をしっかり染み込ませたい場合は、半日~1日程漬けておくと良いでしょう。大人の方は皮付きのままでも美味しいですが、子供に食べさせる場合は皮を取ってから作ってあげた方が食べやすくなります。
ヒラマサのおすすめレシピ:揚げ物編2
磯部揚げと言うとちくわが浮かんでくるかと思います。実は肉や魚でアレンジも可能です。青のりの味は大人のおかずやおつまみには勿論、子供にも喜ばれるので沢山作って家族で食べるのもお勧めです。
ヒラマサの磯部揚げ
材料
- ヒラマサ(刺身) 6切れ
- 天ぷら粉 適量
- 青のり 大さじ3
料理レシピ
- 天ぷら粉を規定量の水で溶き、青のりを混ぜます。
- ヒラマサを入れて衣をつけます。
- 油で揚げたら出来上がりです。
調理のポイント
青のりの量はお好みで増減しましょう。食べる際は塩を少量かけるか、天つゆにつけて食べるのが良いでしょう。天つゆは自作する場合、醤油とみりんを同量、水をその倍、それと粉末だしを少々入れて火にかけて温めると、美味しい天つゆが出来ます。
ヒラマサのおすすめレシピ:揚げ物編3
ヒラマサの揚げ物最後のおすすめは春巻きです。ヒラマサだけでなく、お肉や細かく切った野菜等、アレンジも可能なレシピです。揚げたてはとても美味しいですが、噛んだ瞬間に口の中に熱々の中身が溢れてくるので、火傷にはくれぐれもご注意を!
ヒラマサとチーズの梅しそ春巻き
材料
- ヒラマサ(刺身) 8切れ
- 春巻きの皮 8枚
- 大葉 8枚
- スライスチーズ 4枚
- 梅干し 4個
料理レシピ
- 梅干しは種を取り除いた後、細かく切ります。スライスチーズは半分にカットします。
- 春巻きの皮の端に大葉、チーズ、ヒラマサを重ね、梅を乗せて巻いていきます。
- 巻き終わったら両側を折り込み、水溶き片栗粉で端を止めます。
- フライパンに油を熱し、きつね色になるまで揚げたら完成です。
調理のポイント
中身が零れないよう、巻き終わりはしっかりと水溶き片栗粉で止めておきましょう。梅干しはチューブでも良いですし、酸っぱ過ぎるのが苦手ならはちみつ梅干しを入れるとマイルドになります。
ヒラマサのおすすめレシピ③焼き物編
ヒラマサは焼いても癖が無く、上品な味わいです。その為、色々な味付けや調理法に合うので、少し下味をつけたり調理の仕方を工夫するだけで様々な楽しみ方が出来ます。ここでは焼き物おすすめレシピを3つ紹介します。
ヒラマサのおすすめレシピ:焼き物編1
焼き物編1つ目はホイル焼きです。トースターで作るレシピも多いですが、ここではフライパンを使って作るレシピを紹介します。色々なお魚で代用できる、万能レシピです。
ヒラマサのホイル焼き
材料
- ヒラマサ(切り身) 1切れ
- 人参 1/4
- 玉ねぎ 1/4
- 塩こしょう 適量
料理レシピ
- 四角く切ったアルミホイルの中心にヒラマサを置き、周囲に野菜を敷き詰めます。
- 全体に軽く塩こしょうをし、アルミホイルで綺麗に包みます。
- 熱したフライパンに薄く水を敷き、中心にアルミホイルを置きます。
- 蓋をして弱火で20分程、蒸し焼きにしたら完成です。
調理のポイント
水を敷かないと焦げ付きやすくなります。野菜の代わりにしめじやえのき、しいたけ等のキノコを使うのも良いでしょう。その際は塩こしょうをせず、バターと醤油で味付けしても美味しいですよ。
ヒラマサのおすすめレシピ:焼き物編2
西京漬けをご存知でしょうか?味噌漬け料理の一種で、主に西京味噌やみりんに魚を漬け込んで味を染み込ませたものです。西京味噌が無くても、市販の白味噌でも作れますよ。
ヒラマサ西京漬け
材料
- ヒラマサ(切り身)2切れ
- 白味噌 大さじ2
- みりん 大さじ2
- 酒 大さじ2
- 砂糖 大さじ1
料理レシピ
- 調味料を全て混ぜ合わせます。
- 混ぜ合わせた調味料にヒラマサを30分漬け込みます。
- フライパンでしっかり火を通したら完成です。
調理のポイント
味を染み込ませたい場合は、半日程漬け込むと良いでしょう。味噌がついている為、焼いている時に焦げ付きやすくなっています。火を強くし過ぎず、焦げていないか時々確認しながら焼きましょう。
ヒラマサのおすすめレシピ:焼き物編3
焼き物最後は洋風のレシピ、ムニエルです。魚料理の中でも知名度が高く、鮭を使って作られる事が多いレシピです。勿論、ヒラマサで作ってもとても美味しく出来ますよ。
ヒラマサのムニエル
材料
- ヒラマサ(切り身)2切れ
- 小麦粉 適量
- バター 適量
料理レシピ
- ヒラマサの両面に小麦粉をまぶします。
- フライパンにバターを敷き、ヒラマサを焼きます。
- 綺麗に焼き色がついたら完成です。
調理のポイント
バターの風味を強く残したい場合は、焼き終わり頃にバターを追加で投入しましょう。残ったバターに醤油をちょっと垂らし、バター醤油にして完成したムニエルにかけても美味しいですよ。
ヒラマサのおすすめレシピ④アレンジ編
ここからは少し手の込んだ、もしくは一風変わったレシピを紹介します。ヒラマサのあらを使ったレシピもあるので、ご自分で捌く方には是非試して頂きたいです。
ヒラマサのおすすめレシピ:アレンジ編1
多めの油で焼く「揚げ焼き」で、ヒラマサを調理してみましょう。甘辛いソースも一緒に作っておき、完成したヒラマサの揚げ焼きにかけて食べるととても美味しいですよ。
ヒラマサの揚げ焼き 甘酢あんかけ
材料
- ヒラマサ(切り身)3切れ
- 塩こしょう 少々
- 片栗粉 少々
- ピーマン 1個
- 人参 1/4本
- 玉ねぎ 1/4個
- 水 150cc
- 醤油 大さじ2
- 酢 大さじ1
- 砂糖 大さじ1
料理レシピ
- ピーマン、人参、玉ねぎは千切りにします。ヒラマサは塩こしょうをしておきます。
- ヒラマサに片栗粉をまぶし、多めの油をしいたフライパンで揚げ焼きにします。
- 両面とも焼いたら皿に移します。
- 鍋に水、醤油、酢、砂糖を入れて煮立たせます。
- 煮立ったら野菜を入れ、とろみが出るまで煮ます。
- 出来上がった餡をヒラマサにかけたら完成です。
調理のポイント
油の深さは1cm程度で、ヒラマサが完全に沈まない程度にしましょう。餡に豆板醤を入れるとピリ辛に、粉末だしや白だしを入れると和風に仕上がります。
ヒラマサのおすすめレシピ:アレンジ編2
ヒラマサを釣ってきたり、丸のまま買ってきた時、あらの部分はどうしますか?食べにくい部位ですが、捨ててしまうのは勿体ないです。あら汁にするととても美味しいので、是非試してみてください。
ヒラマサのあら汁
材料
- ヒラマサ(あら) 1匹分
- 大根 1/4本
- 人参 1/2本
- 生姜 少々(チューブでも可)
- 水 800cc
- 粉末だし 適量
- 酒 大さじ1
- 味噌 適量
料理レシピ
- あらをザルに入れて熱湯をかけます。鍋で湯通しでも良いです(30秒~1分)。終わったら水洗いします。
- 大根はいちょう切りに、人参は半月切りにします。生姜はすりおろしておきます。
- 水と粉末だし、大根、人参、生姜を鍋に入れ、火にかけます。沸騰してきたら酒とあらを入れます。
- 具材に火が通ったら味噌を溶かして完成です。
調理のポイント
水の量はあらの大きさや量に合わせて調整してください。熱湯をかける際は火傷をしやすいので注意を。お好みで長ねぎやごぼうを入れたり、七味唐辛子をかけても美味しいですよ。
ヒラマサのおすすめレシピ:アレンジ編3
ぶり大根と言えば有名な料理ですが、ここで紹介するのはそのヒラマサ版です。見た目こそ似た魚ですが味や食感には大分違いがありますので、同じように大根と煮込んでも異なった味わいになります。
ヒラマサ大根
材料
- ヒラマサ(切り身)4切れ
- 大根 1/2本
- 醤油 大さじ4
- みりん 大さじ3
- 砂糖 大さじ1
- 生姜 少々(チューブでも可)
- 水 300cc
- 酒 150cc
料理レシピ
- ヒラマサは沸騰したお湯にさっとくぐらせ、冷水で綺麗に洗います。
- 大根は1~2cmの厚さの半月切りにします。
- 調味料を全て鍋に入れ、火にかけます。
- 煮立ったら弱火にし、大根を入れて20分程煮込みます。
- ヒラマサを加え、落とし蓋をします。30分程煮込めば完成です。
調理のポイント
湯通しした後は血合いや鱗など、残さず綺麗に洗いましょう。残っていると臭みが出てしまいます。レシピは切り身を使っていますが、あらを使って作る事も可能です。その場合は、あらの量に合わせて水や調味料の量を調整しましょう。
ヒラマサのおすすめレシピ⑤電子レンジ編
最後に、電子レンジで簡単に作れるヒラマサレシピを紹介します。フライパンも鍋も使わないお手軽なレシピですが、味は手の込んだ料理にまったく引けを取りません。お忙しい主婦の方にもおすすめのレシピです。
ヒラマサのおすすめレシピ:電子レンジ編1
1つ目は一風変わった照り焼きレシピです。豆板醤が入っていますが殆ど辛みは感じないので、辛い物が苦手な方でも問題なく食べられます。ケチャップの風味のお陰で、子供でも食べられる味になっています。
エスニック風ヒラマサの照り焼き
材料
- ヒラマサ(切り身)2切れ
- 醤油 大さじ2
- みりん 大さじ2
- 砂糖 少々
- 生姜 少々(チューブでも可)
- 豆板醤 少々
- トマトケチャップ 大さじ1
料理レシピ
- 醤油、みりん、砂糖、生姜を耐熱容器に入れて混ぜます。
- ヒラマサの切り身を1に入れ、1時間程漬け込んで味を馴染ませます。
- 電子レンジに入れ、ラップをかけずに2分加熱します。
- 一旦、容器を電子レンジから取り出して、ヒラマサをひっくり返します。
- 豆板醤とケチャップを混ぜ、ヒラマサにかけたらラップをせず2分加熱して完成です。
調理のポイント
加熱時間はレンジによって異なります。火が通りきっていないようなら追加で加熱しましょう。皿に盛りつける時は、残った焼き汁をソースのようにヒラマサにかけると良いでしょう。
ヒラマサのおすすめレシピ:電子レンジ編2
レンジ編、もう1つは「香味蒸し」です。ねぎと生姜の香りを加えた酒蒸しで、先ほどのレシピとは逆に大人の方におすすめのレシピです。お酒のおつまみにも良いかもしれませんね。
ヒラマサの香味蒸し
材料
- ヒラマサ(切り身)2切れ
- 塩 小さじ1/2
- 酒 大さじ2
- 生姜 1欠け
- ねぎ 1/4本
料理レシピ
- 生姜とねぎは千切りにします。
- ヒラマサを耐熱容器に並べ入れ、塩と酒をふって15分以上おき、味を馴染ませます。
- 1切れずつにねぎと生姜を乗せ、ラップをして4分電子レンジで加熱したら完成です。
調理のポイント
あっさりしているので、醤油やポン酢をたらして食べると良いでしょう。ねぎや生姜と一緒に大根おろしを乗せて蒸すと「おろし蒸し」になり、こちらも美味しいのでおすすめです。
新鮮なヒラマサに舌鼓を!
お店で高級魚として出される事もあるヒラマサですが、海釣り、船釣りをする方なら自力で入手することも可能です。勿論、市場等で購入することも出来ます。生だけでなく焼き料理、揚げ料理、蒸し料理と様々な食べ方が出来るヒラマサ。皆さんも一度食べてみては如何でしょうか?