ベクシンスキーの呪われた生涯と呪われた絵の真実に迫る!どこで見られるかも徹底リサーチ!

3度見たら死ぬと言われるベクシンスキーの不気味な絵の真実とは?をテーマに、ベクシンスキーの画風や生涯、そして凄惨なベクシンスキーの最期を解説します。「終焉の画家」とも呼ばれるベクシンスキーの人物像に加え、ベクシンスキー以外の呪われた作品も一緒に紹介します。

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料理が好きなのでレシピ系の記事を書いていきたいと思っています。

①呪われたベクシンスキー絵画

何故ベクシンスキーの絵画は呪われているのか。そう言われるようになった切っ掛けとも言える一枚の絵画があります。ベクシンスキーの作品の中でも特に有名な一枚ですが、まずはこの絵画について触れていきましょう。

3度見たら死ぬ絵

Comfreak / Pixabay

「3度見たら死ぬ絵」とはネット上で呼ばれている俗称です。そう呼ばれている理由の一つに、この絵画には正式な名前が無いという事実があります。というのも、ベクシンスキーは自身の作品に、一切名前を付けなかったのです。

椅子に置かれた白い生首

こちらがその「3度見たら死ぬ絵」です。荒廃した世界の中、椅子の上に置かれた、生気のない真っ白な生首。目がある筈の位置には瞳は見えず、代わりに底の見えない闇が…。見ていると不安に駆られるような、不気味な絵です。

ベクシンスキーの呪いは本当か!?

elianemey / Pixabay

何故この絵が「3度見たら死ぬ」と言われるのか。実ははっきりしたことは分かっていません。実際に死んだ人がいるという話もありますが、それを証明する物は存在しません。この絵の不気味さから、ネット上で勝手にそう呼ばれるようになったという説が濃厚ですが、ベクシンスキー自身が不幸な最期を迎えている事から、「ベクシンスキーの絵は呪われている」という話が広がった、とも言われています。

②ベクシンスキーの世界

ベクシンスキーの描く世界観がどのようなものか、先程の「3度見たら死ぬ絵」とは別の物を紹介します。どれも恐ろしく不気味な印象を抱かせるものばかりで、見ているだけで不安を煽られます。あまり見つめていると呪われてしまいそうだと、本気で思ってしまう程に…。しかし恐ろしくも不思議と惹きつけられる美しさを持っており、それに魅入られてベクシンスキーのファンになる人も多数いるようです。

死と荒廃

崩れかけたビル群に、茶色く濁った空。手前に見えるのは無数の人型と、巨大な口を開いた異形。鈍い青色の目はまるでエイリアンのようにも見えます。もしくは、死体を食う、もしくは吐き出している所を見るに死神のような存在なのでしょうか。

空虚な未来

血の涙を流す人の顔が虚空に浮かんでいます。千切って張り付けられたような顔面の、その表情が語るのは憐憫か絶望か…。背景の暗く澱んだ空気や、滴る涙が作る血の池が、より終末感を現しています。

絶望とファンタジー

墓標のように並び立つ髑髏が埋め込まれた柱と、空に浮かぶ骸骨のような竜のような化け物。空には他にも翼をもつ竜のような生き物が多数見えます。ファンタジー要素も交えつつ絶望感漂う風景に、何故か惹かれるという方も多いようです。

③ベクシンスキーの経歴

このように不気味で退廃的な絵画ばかりを描き、後の世では「終焉の画家」とまで呼ばれるベクシンスキーですが、一体どのような人物だったのでしょうか。まずは彼の経歴を見ていきましょう。

建築家を目指した学生時代

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