ボディがスケルトンになっていて、内部の構造が透けて見えるデザインが人気です。カラーバリエーションも数種類用意されていたようなので、好きな色から選ぶこともできます。トラベラーという名前の通り、持ち運びが簡単にできることを想定されているので、キーチェーンもすでについておりカバンなどにつけたりしてすぐに持ち運べます。
スペック
- ハンドルサイズ・素材・基本機能等は上記と同じ
- トラベラーはキーホルダーなどとして旅行の際などに持ち運ぶのを前提としているので、最初からキーチェーンが兼ね備えれれている。
バルダン
ウェンガーのモデルの中でも特徴的なのが「バルダン」です。このシリーズには共通してカラナビ(フック)が装備されています。キーリングではなく最初からカラナビが装備されているので、簡単にベルトループやキーホルダーのひとつとして取り付けられます。また、頑丈な作りになっているので間違っても外れてしまい紛失する事もないでしょう。
スペック
- ハンドルサイズ:8.5cm
- ツール:はさみ・カラナビ・つめやすり・栓抜き・缶切り・コルク栓抜き・マイナスドライバーなど13機能以上のツール
クラシック 62
アーミーナイフに求めているのは最低限のツールのみというミニマリストにおすすめなシンプルなモデルです。シンプルな機能に加えて価格もお手頃に設定されていて、とりあえず初めてアーミーナイフの購入を検討している初心者の人にも挑戦しやすいアイテムです。
スペック
- ハンドルサイズは他のアイテムと同じ
- 重量:55g
- 機能:安全ロック・ドライバー・ナイフ・缶切り・つまようじ
アングラー
廃盤になってしまった現在でも、残されている在庫が人気で取引されていて手に入りやすいモデルです。アーミーナイフの基本のナイフや栓抜き、缶切りなどの機能の他にもドライバーやキーチェーンなどが追加されています。トラベラーよりも機能が増えた、本物志向の人にもおすすめのアイテムです。
スペック
- サイズはトラベラーのモデルと同じ
- 機能:ドライバー・ナイフ・缶切り・栓抜き・プラスドライバー・マイナスドライバー・キーチェーンその他
エボリューション セキュリティ
特徴的なのはツールの多さと、他のモデルとくらべると立体的になったハンドルのデザインです。人間工学に基づき、手にフィットするように追求されたデザインになっています。このデザインは各ツールを使う時に自然に力が入りやすいポジションに指が収まるように設計されており、現在傘下になったビクトリノックスでも採用されています。
スペック
- 持ち手のサイズは他アイテムと同じ
- ボディのセーフティロックシステム
- ナイフ用セーフティロックシステム
- 機能:マイナスドライバー・缶切り・栓抜き・ワインオープナー・ナイフ・キーリング・ハサミ・その他
Contents
スイスアーミーナイフは持ち歩いても大丈夫?
とても便利でおすすめしたいアーミーナイフですが、持ち歩きや所持する上での注意点をしっかりと確認するのを忘れないようにしましょう。国内で気軽に持ち歩く場合は、目につく場所につけておくと職質などを受けるきっかになりかねません。ナイフなどを所持する場合はには注意が必要です。
銃刀法には念のため注意
国内では「正当な理由」なく刃物等を「隠して」携帯することを禁止しています。ここでいう刃物とは8cm以上のもののことを指すので覚えておきましょう。意図していなくても、車のダッシュボードの中に常に隠して奥などを決してしないようにしましょう。
飛行機内の持ち込みはNG
コンパクトに収納することができてもナイフには変わりは無いので、飛行機の機内への持ち込みはできません。セキュリティでひっかかってしまうので、必ず事前に使用する航空会社のホームーページなどを確認して預ける荷物の中に入れることはできるのかどうかを確認しておきましょう。
スイスアーミーナイフのメンテナンス
様々なツールを折りたたんでしまう仕様になっているアーミーナイフですが、複雑な構造だからこそしっかりとメンテナンスをする事で長く愛用する事ができます。メンテナンスを行う時におすすめのアイテムも販売されています。公式のマニュアルを見ながら手軽にお手入れできるので初心者でも安心です。
海水や泥で汚れてしまったとき
アーミーナイフはほとんどの製品ががステンレス鋼製のため錆びには強いと知られていますが、例えば海で使用して海水がついてしまった場合や、しつこい泥汚れなどがついてしまった場合は流水でしっかりと洗い流すようにしましょう。その後乾燥させてから折りたたみ収納するようにする事でよりしっかりと錆びを防ぐ事ができます。
ナイフの切れ味が悪くなったとき
ブレードの切れ味が悪くなった場合は砥石で研いでみましょう。ストレート刃の場合は砥石を15度〜20度ほどの角度で刃に当てて研いでみましょう。波刃の場合も同じように研ぐのですが、研ぐにつれて波刃の山がなくなってきて両刃に近づいていくので、研ぎ過ぎには注意しましょう。
ビクトリノックス デュアル・ナイフシャープナー
市販されているお手頃な砥石(シャープナー)も販売されていますが、実は実際に使ってみて刃が欠けてしまったという話も聞きます。ナイフの刃を研ぐためにシャープナーを使う場合は極力専用のナイフシャープナーを使うのがおすすめです。実際に使う面など詳しく書かれた説明書があるのでしっかり読みましょう。
開閉部分が硬くならないように
アーミーナイフの特徴である様々なツールの開閉部分は誤開閉しないように硬いバネなどで作られています。長期間開閉していないと硬くなってしまいツールを取り出すのに強い力が必要になってしまい使いづらくなってしまいます。定期的に開閉部分にオイルをさすことでよりスムーズに開閉できるようにしておきましょう。
ビクトリノックス メンテナンスオイル
マルチツールのオイルを選ぶ際には、オイルの品質によってツールの機能を損なってしまう可能性もでてきます。もちろん市販のオイルでも問題はないですが、専用オイルは耐久性に優れており、食品規格の潤滑油なのでメンテナンス後も安心して使い続ける事ができるのでおすすめです。
個性的なデザインの限定品がとにかく素敵
シンプルなデザインでアウトドア等で使うのに向いている色合いの製品が多い中、持ち手のハンドル部分がカラフルにデザインされたリミテッド・エディションを毎年販売しています。他の人と差別化したい、自分らしいデザインのアイテムを使いたい、そんな気持ちを持った人におすすめのリミテッド・エディションです。
オフィシャル製品はシンプル
オフィシャルホームページに掲載されている製品の中にも限定品やカラー展開が多いモデルもあります。ラインナップを確認してみると、シングルカラーの場合がほとんどでスケルトン仕様や木目調の仕様などが多く見られます。全体的にとてもシンプルで男女問わずにユニセックスで使えます。
干支デザインも人気
毎年発売される、その年の干支をデザインに組み込んだハンドルデザインも人気です。外箱からおめでたい新年を感じさせる作りで、ちょっとした贈り物にもおすすめです。限定品は完売すると手に入りづらいので、購入するタイミングだけは気をつけておきましょう。コレクター魂をくすぐるアイテムです。
デザインコンテストを毎年開催
公式サイトでは、毎年ビクトリノックスの持ち手部分のデザインコンテストを行っています。一般の人が応募してきたデザインが審査され通過したものは実際にデザインをプリントしたアーミーナイフとして製品化されるのです。毎年雰囲気の違うデザインを楽しむ事ができるので、ホームページを確認してみましょう。
多機能すぎるスイスアーミーナイフの特別モデル
これらのスイス製のアミーナイフには、ファンの間でも話題になっている様々なモデルが存在しています。実際の現場での使用よりも、コレクター精神をくすぐられるようなマニア向けの製品です。代表的な2ブランドの中でも存在感が際立つアイテムをご紹介します。実用には向かないので、コレクターにおすすめです。
ビクトリノックス スイスチャンプXAVT
ブランドの現行ツールを全て詰め込んだ特別モデルです。ブレードやドライバー全種類に加えバロメーター(晴雨計)や高度計付きのデジタルウォッチなど様々なツールが盛り込まれています。重量感もあり、サイズも桁違いです。気になる人はAmazonや公式サイトで確認できるのでチェックしてみましょう。
- サイズ:91mmX28mmX65mm
- 重量:350g
- 全83種類のマルチツール
スイスチャンプのノーマルタイプもおすすめ
さすがにここまでの機能は必要ではないけど、憧れる。そんな人には普通のスイスチャンプをおすすめします。29個の機能は比較しても十分なほど多機能になっています。気になる方はこちらもチェックしてみましょう。
ウェンガー 16999 Swiss Army Knife Giant
歴史に残る多機能マルチツールのひとつです。付属のマルチツールは全部で87種類、そして使える機能は141通りもある他には無い多機能アーミーナイフです。サイズも大きいですが、重量は3キロを超えるヘビー級のアイテムです。こちらももちろん持ち運びは厳しいがコレクターにおすすめです。
個性的なツール
ビクトリノックスのラインナップにはない豊富なツールがコレクター魂をくすぐります。スパナや、コンパス、拡大鏡、へら、リンゴの芯抜き器、レンチ、うろこ取り、電線ストリッパーなど様々ツールを兼ね備えています。ひとつのツールでも様々な使い方ができるのが特徴のひとつです。
多機能なスイスのアーミーナイフを正しく使いこなそう!
ここまで様々なアーミーナイフの特徴とおすすめのポイントを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか? ひとつ持っているだけで、いつものライフスタイルやアウトドアシーンなどで活躍してくれる万能なマルチツールです。自分自身のライフスタイルにあったアイテムを選んで、日常を少しワイルドに楽しむ事ができます。