マグロは体にうれしい栄養がたくさん!成分や効能を知ろう!

タンパク質は三大栄養素の1つで、人の筋肉や皮膚、髪の毛や爪といった体のほとんどの部分に存在していて、体を作るのにとても大切なものになります。そのタンパク質がマグロにはたくさん含まれており、そのタンパク質はとても良質なものになります。

マグロは良質なタンパク質が豊富!

マグロに含まれているタンパク質はとても良質なもので、100g当たりのタンパク質の含有量は牛肉や鶏肉よりも多く含まれています。また必須アミノ酸のメチオニンを多く含んでいて、脂肪肝を防ぐ効果があるといわれています。メチオニンは食品中に不足しやすいアミノ酸になります。

マグロのタンパク質の効能

マグロに含まれている良質なタンパク質は、赤身の部分に多く含まれており特に女性にはうれしいことがたくさんあります。マグロのタンパク質は脂肪が少ないため、ダイエット中でも積極的に摂ることをおすすめします。ダイエット中にタンパク質を摂取することで肌荒れ防止にもつながります。

マグロの体にうれしい栄養と効能②EPA

マグロの栄養で有名なEPA(エイコサペンタエン酸)は質の高い脂の中に含まれており、血液の健康を保つ働きがあるとされています。このEPAは体内ではほとんど作ることのできない必須脂肪酸の一種になります。EPAを摂ることで動脈硬化や脳梗塞など予防につながります。

マグロには不飽和脂肪酸EPAが含まれる

マグロの良質な脂の中に含まれているEPAは不飽和脂肪酸という分類に分けられており、マグロだけでなくイワシやサンマ、オリーブ油やグレープシード油など植物油に多く含まれている脂質になります。常温でも固まりにくいため、血液中の中性脂肪やコレステロールの値を調整してくれる働きがあります。

マグロのEPAの効能

良質な脂の中にあるEPAを摂取することで、血液中の中性脂肪やコレステロールを調整したり、血小板の凝固を防ぎ血管を広げたり縮めたりさせて血液をきれいにしてくれます。綺麗にすることで血液がサラサラになり血栓などを予防してくれます。また血流をよくしてくれるので脳血栓や脳梗塞の予防、高血圧の改善などが期待できます。

マグロの体にうれしい栄養と効能③DHA

皆さんも一度は聞いたことのある「DHA」はEPAと同じく必須脂肪酸で、血液をサラサラにしてくれる働きを持っています。それ以外にも脳の神経にも働きかけてくれるため、脳の老化防止やボケ防止、学習能力の向上にも役立ってくれるため大人も子供も摂取したい栄養素になります。

マグロに含まれるDHAは必須脂肪酸

DHAはドコサヘキサエン酸とも呼ばれており、EPAと同じく必須脂肪酸になります。魚の中で一番多くDHAを含んでいるのがマグロになります。その中でも特に脂身の部分に多く含まれています。EPAとは違い脳の機能や血液中の善玉コレステロールを増やしてくれます。

マグロのDHAの効能

魚の中でも一番多く含まれているDHAは血液中の善玉コレステロールを増やしてくれて、逆に中性脂肪や悪玉コレステロールを減らしてくれる作用があります。また脳にもいい作用があり、老化防止やボケ防止など脳の神経機能を高め、学習能力の向上にも役立つといわれています。

マグロの体にうれしい栄養と効能④セレン

人間の必須栄養素といわれているセレンは、セレニウムとも呼ばれており、とても強力な抗酸化作用を持っています。セレンはタンパク質の中に含まれており、脂肪の酸化を防いでくれて老化防止やアンチエイジング効果が期待されている栄養素です。

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