マグロは体にうれしい栄養がたくさん!成分や効能を知ろう!

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マグロでビタミン?と思う方も多いと思いますが、しっかりとマグロにもビタミンが含まれていて女性にうれしい栄養素がたくさんあります。ビタミンを摂ることで血行を良くし、美肌にも効果的です。またビタミンは食べ合わせによって数種類のビタミンと一緒に摂ることで効果もより高まります。

マグロはビタミンが豊富

マグロに含まれているビタミンはたくさんあり、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンD、ビタミンEなど様々なビタミンが含まれています。B6はタンパク質の代謝には不可欠なビタミンでアミノ酸への分解などを助けてくれるのでタンパク質を多く摂取するほどB6も多く取るとよいです。

B12は葉酸と共に赤血球の形成を助け、悪性の貧血を防いでくれます。ビタミンDは免疫を調整してくれる働きがあり感染症の発症や悪化の予防などに効果的です。。ビタミンEはセレンと同じく抗酸化作用により体の酸化を防いでくれる働きがあります。

マグロのビタミンの効能

たくさんのビタミンを含んでいるため、免疫機能を正常に維持してくれたり、抗酸化作用によって脂質の酸化を防いだり、血行を良くし美肌や肩こり、腰痛、血管の老化防止にも役立ちます。またセレンと併せて摂ることで過酸化脂質を分解してくれるのでとても体に良い成分になります。

マグロの体にうれしい栄養と効能⑦タウリン

よく栄養ドリンクなどに含まれているタウリンですが、マグロにも含まれています。タウリンには代謝を促進したり、肝機能を守ってくれる働きがあり、女性にうれしいダイエット効果までと様々な効果がある栄養素となっています。

マグロにはタウリンも含まれる

マグロの赤身や血合い部分に多く含まれているタウリンは、血液中にある悪玉コレステロールを撃退してくれる効果があり、血液もサラサラにしてくれます。血液がサラサラになるということは、血液の流れがよくなり、新陳代謝がよくなるためダイエットにも効果的です。

マグロのタウリンの効能

ダイエットにも効果的なタウリンは、肝機能を高める効果も期待されているため、二日酔い防止にも役立ちます。血流も良くなり痩せやすい体づくりができ、動脈硬化や心疾患の予防にもつながります。またそれだけでなく脂肪の分解を促進しスタミナをつけたり、ストレスの軽減などにも効果があります。

マグロの部位によって栄養素が異なる

マグロは様々な部位に分けることができます。その部位にはそれぞれ違う栄養素が多く含まれていたりします。その為自分に必要な栄養素を摂るためにも、どの部位にどの栄養素が豊富に含まれているのかを部位ごとにご紹介ます。

マグロといえば赤身

マグロといえば赤い色をした身、赤身が代表的ですが、赤身にはどのような栄養素が豊富なのでしょうか。赤身はスジが少なく、柔らかい部位で、一番脂の少ないところです。この赤身の部位にはタンパク質がとても豊富に含まれており、その他はセレンも多く含まれています。

高級部位トロ

トロと言えば寿司屋で高級な「大トロ」「中トロ」といった脂がよくのっている部位になります。トロの部分はマグロのお腹周りのところで内臓布巾の場所を大トロ、尻尾のほうに行くにつれて中トロ、トロと呼ばれています。この部位には魚の中でも一番多く含まれているDHAやEPA、ビタミンD、Eなどが豊富に含まれています。

血合いは低価格

マグロの中でも比較的安価に購入できる血合いは、三枚におろしたときの身の中央辺りにある赤黒い部分のことを言います。血合いの色合いで鮮度がいいかどうか判断したりします。この部位にはタウリン、ビタミンE、鉄分が豊富に含まれています。貧血などがある方は是非血合いの部分で貧血を予防しましょう。

マグロを食べると様々な効能が!

マグロに含まれている栄養素をそれぞれご紹介しましたが、人の体にうれしいことがたくさんありました。マグロを食べるだけで疲れをとるだけでなく、血行を良くして体力をつけたり、病気の抑制、老化防止、ダイエット効果など様々な効果があることがわかりました。

マグロの栄養で疲労回復

マグロには多くのビタミンが含まれているので、活性酸素を除去してくれたり、脂質の酸化を防いでくれるため、疲労回復にも効果があるといわれています。また血行も良くなるため肌も美しくなり、肩こりや腰痛にまで効果があるので疲れているときはマグロを摂取して疲労回復しましょう。

マグロの栄養で体力増加

必須アミノ酸を多く含んでいる良質なタンパク質は疲労を回復するだけでなく、スタミナを付けたり、筋肉痛を軽減するなどの効果が期待されています。また栄養ドリンクなどにも含まれているタウリンもマグロには含まれているので新陳代謝を促したり痩せやすい体づくりもできて体力増加にはもってこいの魚です。

マグロの栄養でストレスを緩和

マグロの栄養素にも多く含まれているビタミンB6は神経の伝達物質の合成には欠かせないもので不足してしまうと、イライラや記憶力の低下などの障害を引き起こし、ストレスを作ってしまう原因です。ストレスを緩和するためにもビタミンやタンパク質が豊富なマグロを摂取しましょう。

マグロの栄養で不眠を緩和

良質なタンパク質の中に含まれている必須アミノ酸の中にトリプトファンという成分も豊富に含まれているため、精神の安定や睡眠に効果的でうつ病の改善や、不眠症の改善などに効果があります。マグロを摂取して不眠まで緩和できるのはうれしいですね。

マグロの栄養で生活習慣病予防

マグロに多く含まれている成分DHAやEPAがコレステロールを低下させたり血液をサラサラにしてくれて、DHAには神経の発達に必要な成分、EPAには血液や血管の管理をしてくれる成分なので、日々でマグロを食べる習慣をつけると高血圧や肥満、糖尿病などの生活習慣病の予防にもつながります。

マグロのおすすめレシピを見てみよう!

栄養価の高いマグロは是非日々の食事で取り入れてほしい魚です。刺身で食べるだけでは飽きてしまったり、毎日同じものを摂るのは難しいと思いがちですが、マグロは様々なレシピがあるので誰でも簡単に摂ることができます。またマグロと一緒に摂るとより体に良いものもあるのでご紹介したいと思います。

マグロの栄養を摂取!おすすめレシピ3選

マグロの栄養価がしっかりと分かったところで、マグロの栄養をどう摂るといいのかおすすめの食べ方をご紹介します。マグロ単体で食べるのももちろん大丈夫ですが、他のものと一緒に食べることでより良い栄養を摂ることができます。おすすめの3品をご覧ください。

マグロのおすすめレシピ①マグロステーキ

マグロは栄養満点でダイエットにも効果的でもあるので、毎日食べたいけど手の込んだ料理は帰ってきてから作るのは時間がかかってしまいますよね。そんな時は簡単に作れてちょっとおしゃれに食べれるマグロのステーキはいかがでしょうか。作り方も簡単でとてもおいしく食べることができます。

材料

  • マグロ刺身用さく
  • しめじ
  • ミニトマト
  • カイワレ
  • 塩コショウ
  • レモン

レシピ

マグロに塩コショウを振り馴染ませます。フライパンに油をひいて両面焼きます。この際刺身用なのでしっかりと火を通さなくても大丈夫です。内側はレアでも十分美味しいです。マグロを皿にとって付け合わせのしめじを同じフライパンで炒めます。こちらも軽く塩コショウで味を付けておきます。すべて皿に盛りつけてレモンを絞って出来上がりです。

栄養・効能のポイント

マグロに含まれるDHA、EPAを簡単に摂取することはもちろん、付け合わせとしてしめじやミニトマトを一緒に食べることでコレステロールの上昇を抑え、リコピンなビタミンなどの抗酸化作用も一緒に摂れるので一皿でいろんな栄養をまとめて摂ることができます。

マグロのおすすめレシピ②マグロのポキ丼

ポキ丼とはハワイでは有名な食べ方で、マグロとアボカドにしょうゆベースのタレをあえてご飯にかけて食べるどんぶりになります。アボカドは森のバターといわれるほど栄養価の高い食べ物で、マグロと一緒に食べることで血液促進効果が期待できます。

材料

  • マグロ刺身用
  • アボカド
  • いりごま
  • ごま油
  • すりおろしにんにく
  • しょう油
  • みりん
  • ワサビ
  • ご飯
  • 卵黄

レシピ

マグロとアボカドを一口大の大きさに切っておきます。調味料をすべて混ぜ合わせ、先程切っておいたマグロとアボカドを混ぜ合わせてご飯に盛り付けます。仕上げに卵黄を置いたら出来上がりです。わさびが苦手な方は入れずに作りましょう。刻み海苔やネギをかけてもおいしく食べられます。

栄養・効能のポイント

マグロとアボカドは組み合わせて食べるのがとてもお勧めで、一緒に摂取することで血液の促進効果、アンチエイジング効果、ダイエット効果を高めることができます。マグロにも含まれているビタミンB6はアボカドにも多く含まれており、脂質の分解をより助けてくれます。

マグロのおすすめレシピ③ニンジンしりしり

沖縄ではツナがとても食卓に出てくるのをご存知ですか?沖縄ではツナとニンジンを炒めて食べる人参しりしりという料理があります。人参は皮を捨てて食べることが多いですが皮にもたくさんの栄養素が含まれているので皮も一緒に調理するとより栄養素を摂ることができます。

材料

  • 人参
  • ツナ缶
  • ごま油
  • めんつゆ
  • こしょう

レシピ

人参は皮を取らずに千切りにします。フライパンにごま油を引き、人参と軽く絞ったツナ缶を入れて炒めます。めんつゆと塩コショウで味付けをし、人参に火が通ったら卵を溶き入れて卵に火が通ったら出来上がりです。人参は細めに細めに千切りにしておくことで早く火が通ります。

栄養・効能のポイント

マグロを毎日購入すると食費がかさんでしまいますが、手軽なツナ缶であれば食費が抑えられます。手軽に使えるので大人から子供まで摂取することができます。ツナはマグロを油漬けにしたもので、DHAやEPAといったマグロの成分は残ったままなので栄養もマグロと変わりません。

人参に含まれるカロテンは油と合わせることでより効率よく摂取できます。その中でもβカロテンは抗発がん作用などが知られていますが、そのほかにも体内でビタミンAへ変換されて髪の健康維持や呼吸器系を守ってくれる働きがあります。また油との相性も良いのでツナ缶と一緒に摂ることでビタミンAの効果がより増します。

マグロを積極的に食べて栄養を摂取!

マグロには人に大切な栄養素がたくさん含まれています。脳の神経から血液、疲労回復や体力増加、またアンチエイジング効果やダイエット効果までと様々な効果・効能が期待できるマグロ。マグロだけを摂るのも良いですが、一緒に食べるとより効果的に栄養素を摂ることができるのでいろいろな食品と組み合わせて摂ることをお勧めします。

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