工程1のことを霜降りといってこれによって魚の臭みを取り除くことができます。昆布だしは昆布ごといれておくことで昆布があくとりの役目も果たしてくれます。ごぼうも生姜も臭みをとってくれます。
ごぼうは最初、生姜はあとからと覚えておくといいでしょう。生姜も先に入れることが多いですが臭みをとるには後に入れるのがおすすめです。煮つける時間はトータルで10分ほどです。長く煮すぎると魚の旨味が抜けてしまう上に身も固くなってしまうので注意しましょう。
煮つけといえばメバルも!詳しく知りたい方はこちら
赤魚の人気煮付けたれレシピ「梅干し煮」
黄金比をご紹介した後はアレンジした簡単たれレシピをご紹介していきます。まず最初は梅干し煮。梅干しの塩分と酸味がほどよくさっぱりと食べることができます。ちょっと疲れたときにおすすめです。
材料と作り方
- 赤魚2切れ
- 梅干し1個
- しょうゆ大さじ2
- 砂糖大さじ2
- みりん 小さじ2
- 酒大さじ3
- 赤魚の切り身を沸騰したお湯にくぐらせて霜降りします。軽く水で洗いキッチンペーパーで水気を取ります。
- 鍋に全ての調味料と赤魚を入れて煮立たせます。
- 落し蓋をして7〜8分煮つけたところで煮詰まった煮汁を赤魚にかけて照りを出せば完成です。
料理のポイント
梅干しのいい香りとさっぱりとした味わいが食欲をそそるレシピです。とろっとなった梅干し自体も佃煮のようでご飯のおかずにぴったりです。赤魚には大葉や白髪ねぎと添えてもおいしくいただけます。
赤魚の人気煮付けたれレシピ「塩こうじ煮」
お次は今や定番調味料に仲間入りを果たしたと言える塩麹を使ったレシピです。塩麹の麹菌の働きのおかげで赤魚のうまみが底上げされるのでお安い冷凍赤魚でもとってもおいしい煮つけができます。
材料と作り方
- 赤魚切り身:2切れ
- 塩麹 大さじ1
- 昆布だし:400ml
- 砂糖:大さじ1
- 酒:50ml
- みりん:50ml
- 醤油:50ml
- (冷凍のものは解凍した)赤魚の切り身の両面に塩麹を塗り込みます。冷蔵庫で30分ほどおきましょう。
- 冷蔵庫から取り出した赤魚を軽く水で洗い、水気をキッチンペーパーで取ります。
- 鍋に昆布だし、赤魚、酒を入れて煮立たせます。
- 砂糖、みりん、醤油を加え8分ほど煮付けます。
- 最後に煮汁を赤魚にかけて照りを出せば完成です
料理のポイント
塩麹のおかげで冷蔵庫で置いておくだけでおいしくなる簡単メニューです。塩麹はほかにも鶏肉や豚肉にも同じように使うことができます。あまりつけすぎるとしょっぱくなってしまうので大さじ1程度がいいでしょう。
赤魚の人気煮付けたれレシピ「大根おろし煮」
最後は大根おろしを使ったみぞれ煮のご紹介です。大根おろしは消化を助ける働きもあり、食物繊維も豊富です。今回のレシピの様に煮つけに使うと煮汁も大根おろしと一緒においしくいただけることができます。