赤魚の煮付けは冷凍でもおいしい!人気レシピを献立の参考に!

大根おろしの消化吸収を助けてくれる成分は皮付近に多く含まれています。大根おろしにしてしまえば食感も気にならないので皮ごとすり下ろしてしまっても構いません。一緒に生姜などをすり下ろして加えてもおいしくいただけます。

赤魚の煮付け!「反り」を防ぐ方法!

煮付けによくある悩み事として身が反り返ってしまうというものがあります。味は変わりませんが見栄えがどうしても悪くなりますし小さくも見えてしまいます。いくつか気を付けることでこの反りは防げます。ポイントをご紹介します。

まずは魚を室温に!

身が大きな温度変化にさらされるとタンパク質の変性が急激に進むため切り身が沿ってしまうことがあります。冷凍で売られているためついつい冷凍のまま使いたくなりますが解凍してから調理しましょう。霜取りをしておくことは反りを減らすポイントにもなります。

皮に切り込みを入れる!

火が通ってくると皮がぎゅっと縮んできてしまい、そのためその皮がついている身の部分も引っ張られて反り返ってしまいます。皮に切り込みを入れておけば縮んだ時に一緒に身が引っ張られてこないので反りがなくなります。

清酒を多めに入れる!

よく煮つけのレシピに「酒」という表記がありますが、これは魚の臭みをとるためと切り身をふっくらと柔らかく仕上げる効果があるからです。醤油などの塩気の多い調味料は身を固くする方向へ働きます。清酒を少し多めに入れることで身の縮みは多少軽減されるでしょう。

沸騰するまで弱火で煮る!

煮付けのポイントは最初はゆっくり弱火で熱を入れていくことです。温まった煮汁に触れる場所から切り身の温度が上がるので、強火だと煮汁がぐつぐつになり、それに触れる箇所ばかりが過熱されていき、外側からどんどん身が固くなってしまい、結果反りに繋がってしまいまいます。

調味料を制する者は料理を制す?

煮付けのコツはお分かりいただけたと思います。さらにおいしく作るために実に簡単にできることがあります。それはちょっとだけいい調味料を使うということなんです。例えば1本150円で買っているものを250円のものにすることでお魚の味は格段に上がる理由をお話しします。

本みりんとみりん風調味料の違い

今お手元にあるみりんが「みりん風調味料」なのか「本みりん」なのか意識してみたことはありますか?価格が結構違うのでつい安いみりん風調味料でいいか、としてしまいがちですが、この2つまったくといっていいほど中身は違うものです。

本みりんは米を原料に麹で発酵させ、長期熟成させています。麹で発酵させるのでアルコール度数は14%ほどあります。なので酒税がかかり、みりん風調味料より高い値段になるのです。一方みりん風調味料は糖類がベースとなっており発酵の過程をとらずアルコールをわずかに添加して作られています。

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