キャンプベッドとは?使う理由と魅力
快適な睡眠は寝床で決まるものです。しかしただ寝るのであればシュラフを使っても快眠はできます。キャンプベッドを用いることでどうして快適に寝ることができるのか意味も分からない人も多いでしょう。まずはこのアイテムを使うことによてもたらされる魅力と使用理由について触れていきます。
キャンプベッドを使うと寝心地がよく快眠できる
とにかく快眠できることが一番の理由です。硬い地面の上に寝転がるのは非常に痛いもので、体が痛いと自由に寝返りも打てないので翌朝疲れとして残ってしまいます。そのため、快眠には程遠いわけですが、このベッドを使うとふかふかで体を包み込んでくれ快眠につながるのです。
キャンプベッドを使う理由は2つある
快眠には欠かせない要素が二つあり、それが断熱効果と凹凸対策です。特に冬を開けたばかりな度は寒さもあり、地面からの日画もまだまだ感じやすい物。そんな環境から身を守ってくれ快適な睡眠空間を実現できるのがこのアイテムなのです。
断熱効果
断熱効果がこのアイテムを使用する一つ目の理由です。地面からは輻射熱があるのですが、テントの中にいながらも地面からは熱が伝わってきます。この熱は特に横になって地面と体が近くなると余計に感じやすくなります。冷え込みを感じるようになると眠れなくなるので大事な要素なのです。
凸凹対策
地面の凹凸も体を横にしたときに改めて気づく要素です。この凹凸が意外にも不快で非常に体に痛みを伴うケースがあります。その結果、キャンプは楽しめてもその疲れが次の日まで続いてしまい、つらい思いをする羽目になります。快眠にはこれらの要素が無視できないというわけです。
キャンプベッドとシュラフとの大きな違い
快眠を探求したことのある人であれば、シュラフに行きついた人もいるでしょう。ではシュラフ利用との違いは何なのでしょうか。コットの場合、地面から距離のあるタイプが多いので先ほど紹介した断熱や凹凸の問題についても快適度が違います。
さらに、コットの場合、それなりの大きさがあるので昼間ベッドとして使用しない時には棚や昼寝用として気軽に使用することが可能です。この点シュラフは夜の就寝時しか利用できないので使用用途のアレンジが異なります。
しかし、一方で組み立てやふくらませる準備作業が必要なため、用意がわずらわしいと感じることもあるでしょう。また、シュラフだけでもいいという方には合わせてキャンプベッドを使用すると、シュラフだけでは補えない断熱と凹凸の心配を取り除いてくれます。
キャンプベッドの種類とそれぞれの特徴
キャンプベッドの特徴を把握したところで、商品を選んでいきたいですが、アイテムにもいろいろな種類がありそれぞれの特徴を把握しておかないと自分のスタイルには合わないものを選ぶことになります。まずはそれぞれの種類と合わせて特徴を見ていきましょう。
コット
コットは簡単に言うと、簡易的なベッドのことを言います。タイプでは、折り畳み式のものと組み立て式のものがあり、足場を組んだ上に眠る面があるので、地面からも距離を置くことができ、熱や凹凸の心配なく眠ることができます。
組み立て式
組み立て式は脚や座面を自分の手で組み立てていくモデルになります。自分で組み立てるので多少の時間はかかりますが、その分折りたたみ式よりもコンパクトに収納できたり、寝心地がより快適な物だったりもあります。
折り畳み式
折り畳み式モデルは、ワンタッチで開閉してベッド空間を作るタイプのものです。一瞬で杭タテができるので、暖かい日のお昼寝などすぐに対応してくれる快適さがあります。しかし、一方で一部の製品は薄くはなれども長さ自体は変わらないものもあるので、収納性能は組み立て式より劣る点があります。
エアマット
エアマットはポンプを用いて空気を入れ膨らまして使用するタイプのアイテムです。圧倒的な厚みにより、体を包み込んでくれ睡眠に誘ってくれます。他のどの製品よりもふかふかで厚みがありますが、空気を抜けばある程度コンパクトに収納できます。
インフレーターマット
インフレーターマットはエアマットまで厚みはありませんが、半自動で膨らみ快適な睡眠環境を女性や子供でも準備しやすい製品が多いタイプになります。ケースから出して開くだけで自動で膨らむので、こちらも防水などしっかりと機能が整っていれば、お昼寝などにも対応でき非常に快適に眠ることができます。
銀マットで代用も…
一応銀マットでもキャンプベッドの代用は可能です。その場合、区画サイトで管理されているのか、季節は同課などは要チェック項目になります。管理されている区画サイトでないと地面の凹凸は銀マットだけでは軽減できない可能性が高いです。また、多少の断熱性能はありますが、冬など厳しい寒さの中では銀マットでは冷えに対処できないケースもあるからです。
キャンプベッドの選び方
代用も含めてそれぞれのタイプ別アイテムの種類と、特徴を抑えたところで、次は選び方についても把握しておきましょう。ベッドと一言で言ってもかなりの種類があり、その中から何も要点が分からず選ぶと、体に合わない商品を選ぶことになりかねません。ポイントを押さえていきましょう。
キャンプベッドは寝心地が最優先ポイント
最も重要なポイントが寝心地です。体に合った材質や大きさ、沈み込んで体を包み込んでくれる感覚など体に一番合ったものでないと快眠にはなりません。熟睡のために、寝心地がどんなものなのか、実際に商品を見て触って時には可能であれば寝転がってみて感触を確かめたうえで、商品を選ぶことをおすすめします。
ハイタイプとロータイプは意外と大事
次にサイズに関係するハイタイプかロータイプのどちらにするかです。寝心地はもちろんですが、次にテントとのサイズ感も合わせて考えましょう。ハイタイプは足場が長く、テントの中に入れると存在感は大きいものです。その結果、窮屈に感じてしまい、寝転がった時も非常に窮屈になると圧迫感を感じる原因にもなります。
収納性と携行性も大事
キャンプベッドはべ心地を考えて用いるアイテムですが、中にはコンパクトになりにくい藻のもあります。コットの場合は組み立て式であれ折り畳み式であれ、他タイプと比べると荷物が多い部類です。インフラーターモデルであれば比較的コンパクトなものもあるので、ソロキャンパーやツーリング時などに使用する場合は収納性と携帯性も重視しましょう。
寝心地をさらに向上するコツも知っておこう
紹介したタイプ別のアイテムですが、これらを単品で使用しても寝心地は提供してくれます。しかし、より向上させていい眠りにつきたいのであれば、少し工夫するだけで得られる方法があるので、快眠のコツを知っておきましょう。
コット使用は季節も選ぶ
コットを使用する場合、まず季節を確認しましょう。コットは地面からの熱は防ぐことはできますが、そもそも寒い環境で寝るのであればコットだけでは心もとない場合もあります。その場合、やはり保温性能などはシュラフの方に軍配が上がりますので、違うアイテムで乗り切る方法が必要になります。
コットとマットで寝心地アップ
コットとマットを用いればさらに快適度が上がります。先ほども照会したようにコットでは地面からの断熱はできても保温性能はいまいちです。そこでマットを併用することで、さらに保温性能を高めることができます。
エアベッドの場合はシーツも選ぶ
エアベッドを使用したいと考えている人であれば、シーツなどにも注目することで、より快眠を得られるようにもなるでしょう。そのサイズに合ったシーツも多いので、肌触りも良くなり体を包み込んでくれるベッド作りも楽しむことができるはずです。
キャンプベッドのコストにも注意を!
アイテムを選んでいくと、またいろいろ組み合わせて快適なべどこを用意しようとするとどうしてもコストがかさんでいきます。熟睡したいとはいえ、キャンプはそのほかのアイテムも合わせて準備にはコストがかかるものなので、ベッドだけにかけてられないという人はコスパにも注意しましょう。
アウトドア便利グッズに関する記事はこちら
折りたたみ式キャンプベッドおすすめ8選!
種類の把握と選び方のポイントを抑えることができたところでおすすめ商品ラインナップも具体的なものを抑えていきましょう。種類が豊富な中からベストなものを見つけるのは意外と難しい物、この情報をもとに最高の相棒を見つけられるようにしたいものです。
キャプテンスタッグ フォールディングベッド M-3465 折りたたみベッド
おすすめ商品一つ目がアウトドアブランドであるキャプテンスタッグの商品です。スチール製で耐久性もあり、体を包み込んでくれるシートが寝心地良い製品です。それでいて軽量性も備えており、6キロという重さなので持ち運びにも便利です。
コンパクトに折り畳めて便利!家族全員分揃える人も!
軽量で、非常に小さくたたむことができるので持ち運びにも準備もスムーズに行うことができます。その性能を持ち合わせながら価格も低価格を実現しているので、家族人数分そろえる人もいるほどの製品です。
スペック・詳細
- 組み立てサイズ:幅59.5x長さ188x高さ55cm
- 収納サイズ:24x20x長さ94cm
- 重量:5.7kg
- 耐荷重:80kg
- 材質:シート;ポリエステル600D、ベルト;ポリプロピレン、フレーム;鉄(エポキシ樹脂塗装)、樹脂部;ナイロン
キャンプテンスタッグ エクスギア アルミGIキャンピングベッド UB-2001
こちらも簡単準備で快適空間を演出できる一品です。しっかりと安定感もあり、寝るだけでなく2、3人が座れるベンチとしても活用できます。また、座面も広く設計されているので、身長高めの男性も安心して横になれます。
大柄な体格の人にもおすすめ
男性の中には、身長が高いのでベッドをあきらめている人も多いでしょう。アイテムのサイズと荷物の大きさを考えると我慢してきた人もいるかもしれませんが、このアイテムであれば安心してくつろぐことができます。もちろん、椅子としても快適と使用感抜群です。
スペック・詳細
- 組み立てサイズ:幅72×長さ192×高さ42cm
- 収納サイズ:298×18×12cm
- 重量:5.0kg
- 耐荷重:80kg
- 材質:ポリエステル(PEコーティング)、フレーム/アルミニウム(表面加工アルマイト)、ジョイント金具/鉄(亜鉛めっき)
- セット内容:ベット本体1、セットバー2、収納バック1
スノーピーク コットハイテンション BD030
こちらも長さ2メートルと非常に長く高身長の人でも安心して使用できると呼び声高いアイテムです。シートの品質も素晴らしく、衝撃を和らげる機能を備えており体を包み込んでくれて快適な寝心地を実現しています。
安定感抜群!高コストでも納得の品質!
脚の作りが、横方向に向かって荷重を分散させる構造になっています。そのため、安定感が高く、少々の衝撃ではぐらつくこともなく安心して体を預けることが可能です。コストは比較的高めではありますが、使用感と品質を見れば納得の一品です。
スペック・詳細
- 組み立てサイズ:2000×650×300mm
- 収納サイズ:1250×280×280mm
- 重量:6.0kg
- 材質:生地/ポリエステル600D・PVC加工、フレーム/アルミアルマイト加工、ステンレス304
- セット内容:ベット本体1、セットバー2、収納バック1
コールマン GIコット4 170-7692
ハイブランドのコールマンからもベッド製品は展開されており、非常高い品質を備えていることで有名です。シートの針加減は任意に調節可能な機能がついており、シートの硬さを変えられるという作りです。張りつめたシートが好きな人も、包み込んでくれるようにゆったりとさせるのがいい人も選べて使いやすいです。
自分好みで調整可能!コットでは広めな設計!
咽頭が高い人でも安心して使用できるように193センチの長さを有しており、安心して体を預けることができます。また、シートの調整により、体を包み込むかシートを張り詰める蚊で体への感覚を好きに調節できるので非常に使い勝手のいいアイテムと評価が高いです。
スペック・詳細
- 組み立てサイズ:約193×88.5×39(h)cm
- 収納サイズ:約94×14×20(h)cm
- 重量:約8.8kg
- 座面幅:約39cm
- 耐荷重:約100kg
- 材質:シート/ポリエステル、フレーム/アルミニウム
- セット内容:収納ケース、コンプレッションベルト、サイドポケット
コールマン イージースリムコット2
同じくコールマン製品ですが、こちらも使い勝手のいい折りたたみ式アイテムとして高評価を得ているものになります。幅が比較的スリム設計になっていて、同製品を複数個並べて使用する人が多いようです。
並べて使えばさらに便利に!
アラべて使用することでベッドとしてだけでなく、さらに便利に使用することが可能なこちらのアイテム。ベンチはもちろん、食材を置いたり食器を置いたりなどの棚として、またクーラーボックスやカバンなどを置く物置のスペースとしても使用でき、使用者の声では満足の声が多い一品です。
スペック・詳細
- 組み立てサイズ:約192×64×41(h)cm
- 収納サイズ:約96×11×16(h)cm
- 重量:約約9kg
- 座面幅:約38cm
- 耐荷重:約80kg
- 材質:シート/ポリエステル、フレーム/スチール
- セット内容:収納ケース
ユニフレーム リラックスコット
ユニフレーム製のワンタッチ開閉のできるコットになります。キャンプ以外にも、外出先で気軽に使用できるワンタッチ構造が人気のアイテムで、持ち運びもコンパクトなので非常に快適です。広げるだけで楽々で準備できるのでお昼寝などにも気軽に利用できて楽しい一品です。
寝心地抜群!ベンチとしても活躍!
絵心地がとてもいいシートになっています。これは、バイアスカットといわれる特殊な構造があしらわれており実現できているようです。さらに、気軽に持ち運べて展開できるので、寝転ぶだけでなくちょっとしたベンチにも利用できると、手軽な使用感に人気を集めています。
スペック・詳細
- 組み立てサイズ:約193×69×(高さ)45cm
- 収納サイズ:約77×32×18cm
- 重量:約約7.5kg
- 座面幅:約38cm
- 耐荷重:約80kg
- 材質:レーム:フルハードスチールパイプ、シート:ポリエステルオックスフォード600D PVCラミネート加工樹脂部分 ハイデンスポリプロピレン
- セット内容:収納ケース
DOD バッグインベッド CB1-510K
専用バッグで持ち運びが非常に便利なアイテムとして評判です。コンセプトはライダーのためのキャンプギアとなっており、考慮された簡単構造と軽量のため非常に持ち運びに便利です。広げても省スペースで利用できる点もうれしいポイントです。
省スペースで使いやすい!ソロキャンプには最適!
ソロキャンプやバイクツーリングでの度のお供として使用している人が多いようで、使用感も合わせて高評価を得ているアイテムになります。また、組み立ても簡単でテント内のスペースに圧迫感を与えない程度のコンパクトさなので非常に便利です。
スペック・詳細
- 組み立てサイズ:約72×183×15cm
- 収納サイズ:約13×51×16cm
- 重量:約2.3kg
- 座面幅:約72cm
- 耐荷重:約120kg
- 材質:フレーム アルミニウム、生地 ポリステル
- セット内容:専用収納ケース
DOD ウルトラクールキャンピングベッド
夏の暑い季節の使用を考えているのであれば。暑さ対策を備えたこちらのアイテムも有用です。強度と通気性を兼ね備えたウルトラクールメッシュ生地を採用しており、非常に清涼感あふれる寝心地を実現しています。アウトドアはもちろん暑さ厳しい夜など室内使いにもおすすめです。
涼しい寝心地で暑い夜も快適!
コンパクトで展開時も決して大きくはありませんが、特殊構造のため非常に涼しく暑い夜でも寝苦しくなく過ごすことが可能です。また、ベッド側面にサイドポケットもついており、携帯や財布など貴重品を入れて置けるので機能性もあって使い勝手のいい商品と評判です。
スペック・詳細
- 組み立てサイズ:約190×77×190cm
- 収納サイズ:約80×20×4cm
- 重量:約4.7kg
- 座面幅:約77cm
- 耐荷重:約100kg
- 材質:フレーム:スチール/ベッド本体:テスリン(PVC コーティング)
- セット内容:キャリーケース
組み立て式キャンプベッドおすすめ5選!
折り畳み式のタイプを紹介してきましたが、こちらは簡易的な作りでぐらつきなどほとんどないものの、心配になる人もいるでしょう。できれば安定感がっしりとした、自分で快適に組み立てて寝られるアイテムがいいもの。そこで、組み立てて使用するタイプのベッドもピックアップします。
コールマン ベンチ コンパクトローコット 2000010514
折りたたみ式とは違ったコンパクトな製品が、コールマン製品で発売されています。ソロテントにも最適なアイテムで、シート面は伸びてよれにくい素材を使用して作られているので寝心地も良く、収納時などに伸びてしまう心配もありません。
長時間使用でも安心!安定感抜群!
音波くとながらも組み立てタイプの強みを生かした構造となっており、脚部の強さのおかげで体を長時間預けても安心して寝ることが可能です。また、使用者の声の中には、17センチという高さがどのシーンでも適応してくれて使い心地がいいと評判です。
スペック・詳細
- 組み立てサイズ:約190×63×17cm
- 収納サイズ:約60×12×19cm
- 重量:約5.8kg
- 座面高:約17cm
- 耐荷重:約80kg
- 材質:シート/ポリエステル、フレーム/スチール
- セット内容:収納ケース
ヘリノックス ライトコット 1822163
ヘリノックスブランドからも独自のアイテムが展開されています。とても軽量でケースを含めても1300グラムという値を示しており、持ち運びは非常に快適です。また、kの軽量性でありながら、耐荷重120キロを実現しており、体を預けることが心配になりそうですが、横になると快適なアイテムと高評価を得ています。
適度な空間で快適な寝心地!安心感も抜群!
地面との間に適度な空間を作られているのがベッド製品の特長ですが、こちらもその空間のおかげで熱さも寒さも断熱してくれ、快適寝床を実現してくれています。耐荷重も120キロまで耐えてくれるので軽い製品ながらも安定感抜群の一品です。
スペック・詳細
- 組み立てサイズ:約60×185×13cm
- 収納サイズ:約13×13×53cm
- 重量:約1.2kg
- 座面高:約13cm
- 耐荷重:約120kg
- 材質:シート/ポリエステル
- セット内容:スタッフバッグ