チヌの落とし込み釣り大特集!おすすめタックル、エサ、仕掛けをご紹介!

チヌの釣り方にはさまざまな種類がありますが、シンプルな道具立てでチヌとの一対一の駆け引きを楽しめる落とし込み釣りは、一度ハマれば病みつきでしょう。この記事では、おすすめタックル、使用するエサ、仕掛けの基本構成を分かりやすく解説します。

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釣りクアンプを愛するアウトドア系の男です。仕事はパソコンに向かう時間ばかり・・・だから取材を兼ねた週末は「楽しいことを探してワクワク」しています。

目次

チヌの落とし込み釣りは魅力がいっぱい!

チヌの落とし込みは仕掛けが全くシンプルで小細工が無いのが特徴です。釣り人の力量が釣果に直結するといってもいいかもしれません。コマセと呼ばれる集魚剤を使うことなく、堤防に寄って来たチヌをハリ一本で仕留める!そんな釣りです。

落とし込みには大きく分けると3種類の方法がある

落とし込み釣りといっても細かく細分化すると3種類の方法があります。テトラポットの先を狙う前打ち釣り、堤防の際でラインのあたりを読むヘチ釣り、堤防の際に目印という発泡シートを使ってあたりを取る目印釣りの3釣法です。この記事では目印釣りに焦点を当てて説明します。

前打ち釣りとは

名古屋釣法ともよばれる名古屋港で考案されたと言われる釣りです。テトラポットの先によって来たチヌを狙う釣りで5.3mクラスの長い竿を使うのが特徴。魚を寄せる釣りではないので、チヌが居ないと判断したら次々と場所を移動するのがポイントです。

ヘチ釣りとは

ヘチ釣りは関東が発祥の堤防際によって来たチヌを狙う釣りです。チヌは雑食性で堤防に付いた貝やエビやカニを食べます。それらのエサを捕食によって来たチヌを狙い撃ちにします。堤防の際30㎝以内を狙いあたかも壁から剥がれ落ちたエサを演出するのがポイントです。

目印釣りとは

目印釣りとは発泡性の小さな仕掛けをつけ、発泡シートが沈下していく様子でアタリを探る釣りです。大阪湾が発祥の釣法です。狙う場所はヘチ釣りと同じ堤防の際。釣り方が似ているので混同されやすいですが使うリールの種類が違います。

チヌの落とし込み釣り用おすすめタックルをご紹介!

チヌの落とし込み釣りに使うタックル(道具、仕掛け)を紹介します。竿やリールを始めとして仕掛けに使う細かなアイテムまで14種類のタックルを8種類のタックルに分けて紹介します。落とし込み初心者の方にも解りやすくコンパクトに紹介しています。

チヌの落とし込み釣り用おすすめタックル① 竿

落とし込みに適した竿を紹介します。おすすめする竿は入門編からこだわりのプロ仕様まで3種類。落とし込みの竿の長さは3.5m~4.5mが一般的な目安です。竿の硬さはゆっくりと魚の引きを楽しむ軟調、強引なパワーで主導権を魚に渡さない硬調があります。釣り場に合わせて選択します。

チヌの落とし込み釣り用おすすめ竿:その1

プロマリン(PRO MARINE) CB 海将落とし込み黒鯛 450

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最初に紹介するのは入門クラスにピッタリの竿です。コストパフォーマンスに優れたプロマリンの竿で、価格の設定はとても安いのに性能はしっかりしていると人気のメーカーです。全国規模のチェーン店でも取り扱いがあります。

プロマリン(PRO MARINE) CB 海将落とし込み黒鯛 450

プロマリンはコスパの高い釣道具を沢山ラインナップしているメーカーです。海将落とし込み黒鯛450もコストパフォーマンスが高い入門モデルです。道具を一式そろえるのは結構な出費になります。初期投資を安く抑えるという面で選ぶならプロマリンは良いメーカです。

価格は約5300円とお得感がいっぱい

やっぱり気になる価格は約5400円と手を出しやすい親切な設定です。最初の一本やお試しで使ってみるなら必要十分な性能を持っています。同じような価格帯で無名メーカーの竿がありますがそういう竿はやめた方が無難です。竿先が折れたりガイドが取れたりと散々です。プロマリンは価格と比較すると性能機能も安心です。

安いだけじゃない性能だっていいぞ

安いだけの竿には用はない!釣れなければ意味が無いのです。海将落とし込み黒鯛はちゃんと釣れる竿です。ダイワやシマノの高級竿と比較をすると物足りない面もありますが、入門用の竿としてはとても品質は高いです。竿の自重も212gと軽いので1日竿を持っていても大丈夫!

スペック

  • 全長:4.50m
  • 継数:5本
  • 仕舞寸法:100cm
  • 自重:212g
  • 価格:約5,400円(2019年3月上旬Amazon価格)

チヌの落とし込み釣り用おすすめ竿:その2

ダイワ ロッド ブラックジャックスナイパー 落し込み T-35TLM

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次に紹介する落とし込み竿はベテランをうならせるプロ仕様の竿です。チヌを釣り上げるために開発されたロッドに、落とし込みの要素を盛り込んでチューニングが施された専用の竿です。価格は高価ですが本気でやりたい方にはおすすめの一本です。

ダイワ ロッド ブラックジャックスナイパー 落し込み T-35TLM

ダイワのブラックジャックシリーズはチヌを釣り上げるためだけに開発されたブランド。X45と呼ばれるカーボン繊維を45度の角度で巻き付けた構造は、大チヌが走り出す強烈な突っ込みにも対応する強さが秘められています。ダイワでチヌ竿を探すならブラックジャックシリーズは一押しです。

目印、ヘチ、前打ちまでオールラウンダーでこなすモデル

T-35TLMはテレスコープガイドと呼ばれるラインの放出が非常にスムーズなガイドを採用したモデル。これはヘチ釣りで使用するには非常に利点があります。少しずつラインを送り出していくヘチ釣りには負荷のかからない放出性が必須の条件です。逆に目印はラインはロックして使うので、ラインが出すぎないようにリール川で調整します。

Uガイドじゃないからランガン向き

落とし込み釣りの中でも目印釣りは、ラインを仕掛けの分だけ最初から出しておく釣り方をします。余分にラインが放出されないようにUガイドという「ラインがわざと出にくいガイド」を使います。T-35TLMはUガイドを採用していないので、仕掛けをつけたまま竿を収めることが可能。ちょっと車でポイント移動という時にも便利です。

スペック

  • 全長:3.50m
  • 継数:5本
  • 仕舞寸法:86cm
  • 自重:145g
  • 先径:0.7mm
  • 元径:21.8mm
  • 対応錘:1-5号
  • 価格:約31,000円(2019年3月上旬Amazon価格)

チヌの落とし込み釣り用おすすめ竿:その3

シマノ(SHIMANO) ロッド リンユウサイ 落とし込み スペシャル Z HHF39-45

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次に紹介するのは日本を代表する釣り具メーカーのシマノです。ダイワとシマノは他のメーカーから頭一つ飛びぬけた安心感があります。手元で長さを調節できる独自の機能で釣り場の状況に素早く対応できる竿になります。

シマノ(SHIMANO)リンユウサイ 落とし込みスペシャルZ HHF39-45

シマノの落とし込みロッドからおすすめを紹介します。リンユウサイ 落とし込みスペシャルです。このモデルはシマノの中でも高級ロッドに入る竿でパワーと剛性を追求したダブルX構造を採用。カーボンで出来たソリッド穂先(中身が空洞ではない)は魚のアタリを明確にとらえ違和感なくエサを食わせます。

60㎝伸縮するから2WAYで利用できる!

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