チヌ釣りの仕掛け8種類|基本構成、必要アイテム、実際の作り方まで!

「チヌ」は日本の広い海域に生息している海釣りでは人気の魚です。チヌは様々な釣り方で狙えるため、仕掛けの種類もとてもたくさんあります。この記事では、チヌ釣りで用いられる10種類の仕掛けを釣り方別に取り上げ、それぞれの基本構成や必要アイテム、実際の釣り方についてご紹介します。

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魚全般が好きで釣りも時々しますが、もっぱら食べる専門です。魚の知識をもっと深めていきたいです。

チヌとは

チヌとは別名「クロダイ」と呼ばれており、背びれに鋭いトゲがあって体が黒いことからクロダイと呼ばれています。北海道の南部や日本列島、朝鮮半島など幅広く分布しています。鯛の仲間で、最大で70cm程度まで成長します。釣りあげるサイズは30cm前後のものが多いです。

歯ごたえのある白身

JeongGuHyeok / Pixabay

チヌの身は鯛と同じように歯ごたえがあり、旬のチヌはマダイにも負けないほど美味しく食べられます。人によっては少し磯臭いということもありますが、捌いた後に塩でもみ洗いすると磯臭さも軽減され、美味しく食べられます。

チヌ釣りの仕掛けをご紹介!

釣り好きでは人気のチヌ。雑食性で様々な仕掛けがあります。日本の沿岸に生息しているため磯や防波堤、汽水域でもチヌを狙えます。そこで今回は「ウキフカセ釣り」「投げ釣り」「ダンゴ釣り」「イカダ釣り」「ヘチ釣り」「ルアー釣り」の6種類の仕掛けをご紹介します。

チヌ釣りの釣り方別の仕掛け①ウキフカセ釣り

この釣り方はラインと針の重さを利用して餌を自然に漂わせて釣る方法です。漂わせるをフカせるとも呼ぶためウキフカセ釣りと呼んでいます。この釣り方でも半遊動・全遊動と2種類の仕掛けがあり、それぞれどういった仕掛けなのかを説明していきます。

チヌ釣りのウキフカセ釣り仕掛け1.半遊動

この仕掛けはウキ止め糸を付けてウキの可動域が限られており、ウキを海面に浮かせた状態で釣る方法になります。餌や針などの重さだけで海中に漂わせて釣る方法になります。自然の理にかなった仕掛けと言えます。

チヌのウキフカセ釣り用半遊動仕掛け①基本構成

ラインと針までの間に”ウキ止め糸結びー円錐ウキーからまん棒ーフロロカーボン付き針”の順に取り付ける仕掛けになります。この釣り方では風が強い時や潮の流れが速い時、タナが明確な時などに使用するとよいでしょう。タナがよく変化する場合はウキ止めを動かさないといけないので明確なタナが分かる際に使用しましょう。

チヌのウキフカセ釣り用半遊動仕掛け②必要アイテム

円錐ウキやシモリ玉、からまん棒、チヌ針が必要になります。円錐ウキは魚のアタリをみたりタナの位置をキープするなどの役割があり、サイズ、浮力を変えて使い分けます。その他のアイテムで、からまん棒は仕掛けが絡まったりしないように、ウキのストッパーとして取り付けます。

チヌのウキフカセ釣り用半遊動仕掛け③実際の作り方

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