12アンタレスはアンタレスの誕生から数えて、4代目にあたる事は、先程お話しをしました。それでは、アンタレスはその後どの様な足取りをたどったのでしょうか?5代目から順番に見ていくことにしましょう。
5代目アンタレス
5代目のアンタレスは3代目で登場したデジタルコントロールを受け継いでいます。2012年から4年の歳月を経て、DCの集大成的な位置づけです。なんと1000分の1単位でマイコン制御された、飛距離出しながら尚且つバックラッシュも起こさないという事を両立させたリールを完成させました。
この5代目は自動車で言えば、自動運転のAIが搭載された時とよく似ています。電子制御なので、それ程テクニックの無いアングラーでもアナログ時代では考えられない飛距離を出し、尚且つ失敗(バックラッシュ)も防ぐ事が出来てしまうのです。
6代目アンタレス
6代目は2018年ですから2年後に発売されているのですが、こちらはマイナーチェンジに近いものでした。アンタレスの唯一弱点であった、”海水”に正式に対応することになります。ネーミングはDCの後にMD”モンスタードライブ”を付けたものになりました。
海水対応になったことで、更に太いラインを大容量で巻くため38㎜の大口径が追加されています。これで20ポンドのナイロンラインを安心して100m巻くことが出来るようになり、海に住む更なる怪物と格闘することが出来るようになりました。
最速ニュース アンタレス新作
2019年3月アンタレスの新作が発表されました。4代目でアナログ、6代目のDCでデジタルリールの集大成を発表したかに思われたアンタレスですが、2019年に新たなテクノロジーを搭載し、更なる進化を遂げて発表されました。それでは最新アンタレスを見ていくことにしましょう。
19アンタレスの最新機能
目玉になる機能最新テクノロジーは”マグナムライトスプール”です。口径はかなり肉が薄く34㎜になって幅も狭くなっています。ですから、従来品よりもコンパクトな作りになっており、自重も220gと更に軽くなっています。ラインキャパの方は12ポンドで100m(12アンタレスは120m)と少なくなっています。
フィネスに対応
今回のモデルチェンジで、昨今流行のフィネスフィッシングに対応しています。”軽い、小さいルアーを”手返し良く遠くに飛ばすのが大きなコンセプトになっています。アンタレスも時代の流れに即して変化しているのです。また、小型化、軽量化された事で、女性アングラーからも人気が出ている様です。
12アンタレスの人気は根強いです
以上の様に12アンタレス以降のモデルチェンジは電子制御の高性能化であったり、海水対応であったり、フィネスに対応したり、時代の流れに即したモデルチェンジでリールの概念を大きく変化させるものではなかったのでした。
ですから、12アンタレスはリールとしての基本性能がしっかりしており、3世代前となった今でも多くのバスアングラーから未だに高い人気と高い評価を保っています。新品の実勢価格も19アンタレスとさほど変わっていないのがその証拠です。
12アンタレスはカスタムでかっこよく!
性能をご紹介したので、今度は実際に手に取った時にしてみたいことについて解説していきましょう。”自分仕様にカスタム”したいと思いませんか?世界に自分だけのオンリーワンアンタレスにしてみたいと思いませんか?いわゆるパーツを換えたりして自分仕様にする”カスタム”です。
カスタムできる箇所
カスタム出来るとはいえ、ドコでも出来るわけではありません。基本的なギア部分は性能バランスを崩す可能性があるため、出来ません。出来る箇所はハンドル、ハンドルノブ、スプール、ブレーキシューなどがあげられます。
カスタムする理由
カスタムする理由には大きく分けると2つあります。まずは外見を自分オリジナルに換えたいということです。もう一つの理由は性能(ブレーキ、スプールなど)を自分仕様にカスタマイズしたいということです。後者は、ある程度の知識は必要ですが、純正でこのようなカスタムパーツがありますので安心です。
12アンタレスのカスタムパーツランキングTOP5|ハンドル編
カスタムで最も手軽に出来る場所が”ハンドル”です。外観が大きく変わるので、カスタムし甲斐があります。また、外観がかわるだけなので、失敗が少ない、失敗したとしても簡単に元に戻す事が出来ます。まずはこの部分から始めてはいかがですか。5位からカウントダウンします。