レインポンチョとは
レインポンチョというと未就学児の小さな子どもや、自転車に乗る女性が着るイメージという人も多いようです。最近はキャンプなどのアウトドアシーンや野外フェスの必需品として男女問わず大人にも人気のアイテムです。
簡単に着られるかっぱ
レインポンチョは上からすっぽりかぶるものも多く、ボタンを留める手間がかからず突然の雨にもファスナータイプのものはさっと着られる利点があります。ゆったりしているので子どもが自分で着られるのも魅力です。
レインコートとの違い
シャツのように袖が明確に付いているものがレインコート、身頃と袖の境目がなく袖口をボタンで留めてが通せるものをレインポンチョとする傾向が強いようです。身幅もレインポンチョのほうが広く作られています。
レインポンチョのメリット
レインコートよりもレインポンチョ派という人に選ばれているレインポンチョにはどんなメリットがあるのでしょうか?着脱が簡単でおしゃれ!など多くの魅力がありそうです。活躍するシーンや便利な点をいくつか見てみましょう。
メリット①軽量
レインコートやレインスーツと比べるとレインポンチョは軽量でふんわり着ることができます。ナイロン生地など軽い素材を使っているものも多く、足にまとわりつきにくいので歩きやすく雨の日も快適です。
メリット②着脱のしやすさ
レインポンチョにもいくつかのパターンがあって、かぶり式のものや前開きタイプなど、前開きタイプでもファスナー開閉やボタン留めなどさまざまです。裾が大きく開くのでかぶり式のものも簡単に着脱できます。
メリット③収納性
レインポンチョは袖がなく、まっすぐなデザインのものが多いので簡単に折り畳むことができ、収納にも便利です。付属の収納袋にコンパクトに収まるので持ち運びしやすく、バッグに常備しておくと安心です。
メリット④荷物も雨から守れる
身幅の広いレインポンチョはバックパックやランドセルを背負ったままで着られます。荷物を背負ったまま着用することを想定し、あらかじめ後ろ身頃の丈が長めにデザインされているモデルもあります。
メリット⑤おしゃれ
アウトドアブランドから出ているレインポンチョを中心に、最近は色柄ともにきれいなデザインのものが多くとてもおしゃれです。野外フェスやキャンプでもレインポンチョはおしゃれアイテムとしても人気です。
レインポンチョのデメリット
足元までカバーするレインスーツや裾までタイトなレインコートと比べて、裾巾がありひらひらとしているレインポンチョは、その特徴ゆえのデメリットがありそうです。いくつかポイントを挙げて見てみましょう。
デメリット①足元が濡れる
レインポンチョは足元までカバーしているものが少なく、また裾巾が広く作られているため、雨脚が強いと足元が濡れやすいことがあります。強い降りの雨でなければ、レインブーツも合わせて着用すれば対応できます。
デメリット②横からの雨に弱い
レインポンチョはサイドが縫い合わされてなく、スナップボタン留めできるデザインのものが多いので、雨風が強いと脇からの雨の侵入を許してしまうことになります。雨風の強い天候では濡れてしまうので不向きです。
デメリット③自転車では足元が濡れる
レインポンチョ+自転車では特別に強い雨風ではなくても走行風によって足元に雨が当たります。自転車用のレインポンチョは前カゴからカバーするタイプのものであれば、足元も濡れにくいのでおすすめです。
デメリット④めくれあがってしまう
軽量で裾巾が広いレインポンチョは、風が強いと裾がはためいたりめくれあがってしまうことがあります。強風の日には注意が必要です。裾部分をループで絞ってフィットさせることができるタイプのレインポンチョもあります。
レインウェアの記事はこちら
レインポンチョの人気ブランド
アウトドアブランドを中心としてレインポンチョを扱うブランドは数多く、特徴や仕様もさまざまです。デザインもおしゃれで機能的にも優れているレインポンチョの人気ブランドをいくつかご紹介します。
ブランド①kiU(キウ)
キウはレインに特化したアウトドアブランドです。レインウェアとしてレインポンチョも耐水透湿機能に優れた素材を使っているものも多く、またカラーデザインも豊富でおしゃれなレインポンチョが揃っています。