軍用テント「パップテント」の魅力紹介!気になる購入方法から設営方法まで

生地が重い素材なのでポールなども含めるとかなりの重量となってしまい、それを抑えるために現地で調達をするのが本来の方法となります。しかしポールなどの小物を合わせて取り扱われている商品もあるように、別で用意しておくと持ち運びは不便ですが設営がスムーズになり便利です。

中古だからこそ歴戦の傷跡あり!

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丈夫な素材を使っているとはいえ、使えば使うほど傷や穴などは開いてしまいます。中古で購入する場合それらの可能性も十分あり得るので、状態などをよく調べてから買うことをおすすめします。大きい傷や穴があいてしまった場合は、似たような生地で補修されていることもあります。

パップテントの張り方は?

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実際に設営するときの手順を解説していきます。必要となるものは生地2枚とポール2~4本、ロープ2~4本、ペグ10~12本になります。現地で石などを拾って使うのでも可能ですが、ハンマーを持っていると固定をするのに捗ります。ロープは固定後に自由に調節できるようなタイプがおすすめですが、普通のものでも良いです。

2枚のテントシートを広げてつなげる

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この作業は初めて使うときのみで、収納するときに繋げたまましまうことで二回目以降の同じ工程を省略することができます。繋げる部分を分かりやすくするために開けた場所に2枚のシートを広げ繋げておきます。

ポールを立てて張り綱をペグで固定する

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シートの角にはめながらポールを2本立て、安定させるようにロープをそれぞれ2本ずつ伸ばして地面に固定します。ロープの間はポールを中心としたときに大体90度ほど開けるようにし、長さはポールの1.8倍ほどがちょうど良いです。入口にもポールを立てる場合は同じようにロープを使って固定しましょう。

テントシートの裾をペグで固定する

できるだけ隙間が生じないように地面に固定をすれば完成となります。前後に2か所ずつ、サイドに1か所ずつで合計6か所ほど固定すれば大丈夫です。このあとの動画のように、裾を固定してからロープで固定といった順番でも可能です。

設営方法を動画で見てみよう

実際に設営している動画を確認しながらやるとうまくいくかと思います。動画内で扱っているのは正確に言うと似ているアイテムなのですが、ポールを立てるところから同じ手順なので真似しても大丈夫です。ロープと裾の固定は、順番が前後しても問題ありません。しわができなように調節し、時には指し直しをするのがコツとなります。

パップテント定番の自作改造はファスナー加工

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素人でもできる加工であると便利な機能を追加できます。自力でやる場合はミシンを使い少し大変な作業が必要となります。自身がない場合は外部のプロに注文することで代わりに取り付けてもらえます。もちろんその分のコストがかかってしまうので、自力でできる場合は自力の方が経済的ではあります。

キャノピーをファスナー開閉可能に

取り付ける部分は前面の入口の部分で、跳ね上げてタープのようにして使いたいと考えている方におすすめです。使うときはファスナーを外し就寝時などには降ろして締めるという使い方をします。隙間ができないので光や雨が侵入してくるのを防ぐことができ、また風で内側に靡くということもなくなります。

改造工程を動画で見てみよう

実際に加工を手作業で行っている動画で、同じようにしてやれば問題ありませんが難しい場合はプロに頼むこともできます。テントを扱っている業者などに問い合わせて依頼をすることができ、裁断から縫製まで行ってくれます。自力で行う場合は生地が厚いのでミシン作業を丁寧に行うことがコツとなります。

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