元から多少の防水性能はありますが、あくまで素材によるもので水を含むことにより弾くという性質からきているものです。そのため水を受けた後は重量が重くなったり、乾燥させないとカビが発生しやすかったりと欠点も存在します。加工することでそれらの欠点をカバーできるので、コストはかかりますがおすすめです。
加工方法
方法は市販されている液体やスプレーを塗るだけの簡単な作業で済みます。塗るときにはハケやローラーなどを使うと塗りすぎてしまうため、スプレーの方がおすすめです。種類は2つあり1つめは、価格が安く効果の持続時間も長い経済的なシリコン系で、水を通しにくい性質をもちますがそれと同時に通気性も失われてしまうという欠点もあります。
2つめは価格が少し高く持続する時間も短めですが、通気性を損なうことなく水を防ぐことができるフッ素系になります。種類によって効果の持続時間や価格の違いがあったり、通気性が失われる可能性があることを考慮しつつ自分に合ったものを選ぶと良いです。
セットで使いたいアイテム
底面がないという欠点をカバーするために、一緒に使うのにおすすめなアイテムをいくつかご紹介していきます。高さが1mほどなので、その点を考慮して選ぶと失敗しないかと思います。また幅にも制限があるので自分の持っているテントに合わせて選びましょう。
起きてる時に便利なアイテム
昼間などに活動する際にはイスとシートがおすすめです。イスがいいという方はアウトドアで活躍するローチェアの中でサイズの小さめのものがおすすめです。シートが良いという場合は地面からの湿気を遮ってくれるグランドシートや、コストを抑えたい場合はレジャーシートなどでも代用できます。
大きいサイズの方が内側全体を覆えて、荷物を置いたり横になることもできるので便利です。もちろん併用もおすすめで、荷物をシートの上に置き自分はイスを使用するというスタイルも快適に過ごせます。
寝るときに便利なアイテム
就寝するときにあると便利なアイテムとしてコットがおすすめです。高さがあると窮屈に感じるためローコットなどが適していて、選ぶ際には幅を測ってからにしないとポールの間に納まらない場合もあるため注意しましょう。
パップテントのキャンプスタイルチェック
実際に使用している様子を写真と一緒に見ていきましょう。この後ご紹介する例以外にも場所や使い方は様々なので、写真を参考にし自分流にアレンジしてみたり色々なスタイルを試して自分に一番合ったものを見つけましょう。
雪の中でも活躍
雪の中でも使うことができますが、写真のように床用にシートを設けると防寒にもなるのでおすすめです。シートがない場合、積もった雪が剥き出しの空間で寝ることになりますし荷物を置くこともできないため必須と言っても過言ではありません。
おしゃれにお座敷スタイル
大き目のシートで屋根が広がっている辺りの地面まで覆うスタイル。使うアイテムを囲むように置くことで中心に座っているだけで全ての物に手が届きます。小物が並んでいる様子や派手なシートがおしゃれで映えます。