マルタタイガーは実在するのか?幻の青い虎の生息地や発見報告を徹底調査!

美しい青い毛皮を持つマルタタイガーの謎の生態について解説します。マルタタイガーの目撃情報をもとにマルタタイガーの生息地や予想される個体数などについてまとめマルタタイガーが実在するのか検証しつつマルタタイガーの画像を紹介し美しいビジュアルに注目していきます。

この記事をかいた人

分かりやすく丁寧に解説!都市伝説やオカルト、不思議なことが大好きです。 新しい製品を試してみたり調べることも好きなので読者の皆様のお役に立つよう詳しく解説していきます。
Array

マルタタイガーとは?

トラといえば黄色と黒のしましま模様で、工事現場やトラロープなど危険を象徴する場所に使われている色として定着しています。しかし、神のいたずらかこの世には突然変異体として通常とは違う色の生体が生まれることがあるのです。

青い毛色のトラ

その毛の色は青いと言われております。それが最大の特徴です。しかし、青と言っても真っ青ではなくどちらかと言うと銀色に近いような青色なのではないかと思われます。イメージとしてはホワイトタイガーに少し青みを足したイメージと言えば分かりやすいでしょうか。

アモイトラの変種

実際に調べてわけではないので推論としての紹介です。このトラは中国の南の方に生息していましたが、害獣駆除の目的で狩られたため自然下にはほぼいなくなりました。世界の動物園にも約300頭ほどしかいないという今では貴重なトラです。

アムールトラの変種

その他の可能性としてアムールトラの変種である可能性も挙げられています。中国東北部やロシア沿海地方のアムール川流域に生存していますが、こちらもその個体数は500頭程度と言われています。トラの中で一番大きい体を持っています。

トラたちの生態

そもそもにして基本に帰りトラという生き物について振り返ってみましょう。自然界で普段どのような生き方をし、暮らしているのでしょうか。私達は動物園に行ったときくらいしか見ることのできないトラの生態を確認していきましょう。

その暮らし

cocoparisienne / Pixabay

トラは普段母と子で暮らしています。それぞれに生活の範囲となる縄張りがあり、男のトラのほうが広いです。それは一定期間の間にメスは必ず子供のもとへ戻る必要があるからです。熱帯林、背の高い草むらなど草木が生い茂った場所に多く生息しています。

生後一年半程は、子供のトラは母親のトラと一緒に暮らし、その後母親のそばを離れて子供自身の縄張りを確保するため自立していきます。3年から4年程で立派な大人のトラに成長していきます。

狩りの仕方

mohamed_hassan / Pixabay

トラは長距離を走ることを得意としないため、敵にこっそり接近し一気に仕留めるというやりかたをします。獲物を探すために一晩で10キロから20キロほど歩き回ります。狩りの成功率は決して高くないですが、メス一頭であれば8日に一匹狩れれば足ります。

また、美しいしましま模様は獲物にこっそり近づいたり草むらに潜む際に体の輪郭をぼかす効果があると言われています。近づいて射程圏内におさめた獲物を強靭な筋肉と鋭い爪で一気に襲います。小動物から大きな動物まで何でも捕獲して食料にします。

マルタタイガーの生息地

続いてどこに住んでいる可能性が高いのか見ていきましょう。前項で触れたアモイトラやアムールトラの変異した存在であるならば生活している場所も同じあたりということになります。それぞれの亜種の住んでいる場所を確認しましょう。

アモイトラの生息地「中国南東部」

このトラたちはかつて中国の揚子江より南の地域に広く暮らしていました。ところが、1950年代から1960年代にかけて害獣として多数が駆除されてしまいました。今では動物園でしかみることができないと言われています。

アモイトラの別名「華南トラ」

他にも呼び名として華南トラとも言います。それは、このトラが暮らしていた中国の南部の地域を別名で「華南(华南)」と呼ぶからです。中国読みでは「ファナン」と読み、英語ではそのまま「South China」と呼びます。

韓国

JJuni / Pixabay

しかしながら、彼らが住んでいないはずの韓国でも青いトラの姿が見たという目撃証言があります。そのため、韓国にも住んでいるアムールトラの変種なのでは?という可能性が考えられるようになりました。実際まだ捕まえた訳ではないのでどの種に属するかは謎のままです。

マルタタイガーの発見

monika1607 / Pixabay

そもそも実際の写真すらない生き物が存在しているという根拠はどこから出てくるのでしょう。それは目撃した人がいるからと言うことになります。誰がいつどのような形で目撃したのか詳しく確認していきましょう。

1910年ブルータイガー(マルタタイガー)が発見される

1910年9月に青いトラを目撃したという人物が現れるのです。場所は中国の福建省の森のなかでイギリス人の宣教師「ハリー・コールドウェル」が発見しました。森の中を動く青い生き物を感じ取ったため、よく目を凝らしてみるとトラの黄色いシマの部分が青く染まっている個体が見えたそうです。

出版された本「ブルータイガー」

Blue Tiger

Amazonで見る

ハリー・コールドウェルはその後本を出版しています。彼は発見した際、猟銃を持っていたので仕留めようとしましたが、付近に子供がいたため場所を移動しているすきにその姿はどこかに消えてしまっていたとのことです。それから今日まで目撃証言はあれど捕獲したという例はまだありません。

マルタタイガーの青い毛色は変種でできるのか?

winkimedia / Pixabay

しかしながらいくら変異体といえども黄色い毛が青くなるなんてことはあり得ることなのでしょうか?黄色いヒヨコを青くすると言えば、一昔前にお祭りで売られていた人工的に着色したカラーひよこが思い出されます。自然界でもこういった現象があるのかという視点から検証します。

色見は青っぽいシルバー

まず、黄色が真っ青になると言うのはなかなか前例がありません。アルビノ種と呼ばれる白っぽくなる変異は人間を含め、様々な生物で見られる現象です。色をつける色素が生まれつき弱いという変異ですね。目の色も赤っぽくなったりします。

ネコ科で青い毛色を持つ種類

NEXT ネコ科で青い毛色を持つ種類