電気ウキの種類と特徴
夜釣りをしていると、海を色鮮やかに彩る電気ウキですが、円錐ウキと棒ウキという2種類があります。それぞれ、どんな特徴の違いがあるのか知っていますか?まずは、特徴を知って上手に使い分けましょう。
電気ウキの円錐タイプの特徴
糸を通す穴がウキの中心にあるので、遠くまで投げやすく、夜釣りでは厄介な仕掛けのトラブルが少ないのが特徴です。そのため、円錐ウキの方が初心者に向いていると言えます。風の強い日や、波が高い日にとても適しているウキになります。水面からウキがあまり上に出ないので、当たりが分かりにくいというデメリットもあります。
電気ウキの棒タイプの特徴
棒ウキタイプの電気ウキは、水の上に出る部分が大きく感度が良いのが特徴です。魚の食いつきが分かりやすいウキなので、食いついた魚を逃がしにくいです。糸をつける穴がウキの下にあるので安定が弱く風の強い日や波の高い日には、糸が絡みやすく暗い中での作業が大変になるというデメリットもありますが、付け替えが簡単にできるのは棒ウキの方です。
電気ウキの使いどころと選び方
電気ウキを選ぶときは、性能も考えて選ぶ必要があります。環境や場所に合わせて使い分けてください。
重さ
重さとはウキ本体の重さの事を言います。ウキ自体の重さが重ければ重いほど遠くまでよく飛びます。重さはウキに何グラムと書かれていることが多いので注意してみてみましょう。風の強い日は、重さのあるウキの方が風に影響されにくくなります。その代わり魚がかかった時の感度が悪くなってしまいます。
浮く力
浮く力とは、ウキにつけるオモリの事です。ウキに0号や3Bなど書いていると思います。0号や00号と書いている時は重りがいらないウキという意味になります。2Bと書かれている時は2Bのガン玉を使えば最大の能力を発揮できるということになります。狙う場所や潮の流れの速さなど考えて浮く力を選びましょう。
感度
感度とは魚が食いついた時にウキが反応する事を言います。感度が良いのか悪いのかは使ってみないと一概には言えませんが、感度がいいのは細いウキの方が良いと一般的には言われています。食いつきが弱い魚を釣るときは、感度が良いウキを選んで釣ってみましょう。
見えやすさ
見えやすさは、水の中に浮かぶときのウキの見えやすさです。遠くの魚を狙いたい時には棒ウキの方が水の上から出ている部分が多いので当然見やすくなります。逆に近い所を狙うときには水の上からあまり出てない円錐ウキの方が見やすいことになります。釣りたい場所で選びましょう。