エギングの時期を知ろう!初心者におすすめなのは?潮や時間帯も解説

Array

ここまで説明してきましたが、季節によって釣れる種類や釣り方が異なるのが最大の魅力です。ここからはその季節にはどのエギがよいのか、どれが釣れるのかを紹介してゆきます。これから始めたいと思っている方はぜひ参考にしてください。

春エギングにおすすめエギ

春は産卵期を迎えた大物を狙うチャンスです。色は通常よく使う発行色のエギのほかに、アジカラー、イワシカラーであるナチュラルカラーを取り入れると、警戒心が強い場合でも食いつく可能性が高まります。またサイズはベースとなる3.5号よりも少し大きい4号だと少し遠くにいる場合でも気を引くことができます。

夏エギングにおすすめのエギ

夏は春に比べ、少しサイズが小さくなっています。そのためエギはベースの3.5号または3号がおすすめです。色は日中ははっきりとしている発行色または濁りの少ない場所なら青や緑、夜で月明かりが少ないときには紫やシルバーなどが気を引きやすい色です。

秋エギングにおすすめのエギ

秋は生まれたばかりの新子がメインとなるため、一番気の引きやすい発行色または警戒心が出てきている場合に備えダーク色がおすすめです。サイズも通常より小さい2.0号から3.0号を用意しておき、状況に合わせて使い分けが必要となります。

冬エギングにおすすめのエギ

冬は低水温の苦手なイカが海底にじっとしている場合が多いため、忍耐が必要です。エギはある程度の重みで海底に置いておけるよう3.5号から4号がおすすめです。色は遠くからでも目につきやすい発行色またはナチュラルカラーでゆっくりと食いつくのを待ちます。

エギングのベストシーズンを見分ける方法

前述でも説明したように一年中釣ることのできるイカですが、初心者にとって良く釣れるのはいつかを見分けることはとても重要です。時期によって釣り方や場所などが異なるため、どのように見分けたらよいのかをここでは紹介してゆきます。

エギングのベストシーズンを見分ける方法①釣具店で聞いてみる

まずは道具の取り扱いのある釣具店で聞くのをおすすめします。その際にはその時期に合うエギやほかに必要な道具のアドバイスも聞いておくと役に立ちます。ここでは東京でエギング道具の取り扱いのあるお店を一部紹介します。

つり具の上洲屋 池袋店

  • 【住所】     東京と豊島区東池袋1-43-6 D-BOX 2F
  • 【電話番号】   03-3987-1632
  • 【営業時間】   10:00~22:00(※営業時間は日により異なりますのでご確認ください)

※池袋店のほかにも東京都内に17件あります。

キャスティング 日本橋店

  • 【住所】      東京都中央区日本橋本町3-3-6 ワカ末ビル
  • 【電話番号】    03-3516-0930
  • 【営業時間】    11:00~21:30

エギングのベストシーズンを見分ける方法②釣果情報をチェックする

釣果情報は絶対に釣りたい人には欠かせない情報です。最近ではInstagramやTwitterでリアルタイムに釣果情報を確認ができます。また釣果情報のWEBサイトや雑誌でも過去の釣果情報を確認できるのでそれをもとにベストシーズンの見分けが可能です。

エギングのベストシーズンを見分ける方法③水温に注目する

エギングを代表するアオリイカは平均的に15度以下の低水温では動きが鈍くなり、釣ることが困難になります。また浮遊する場所も水温や潮の流れによってかわるため、見極めが大事です。もちろん低水温で釣れるイカもいるので、釣る場所の水温、いる可能性を判断し、釣りの方法を変える必要があります。

エギングの時間帯

エギングは基本的に時間を選ばず楽しむことが可能です。しかし朝、昼、夜ではイカの動きも変化するため、どのように釣るか、どこで釣るかが大事になります。ここでは時間別に楽しみ方を紹介します。

エギングの時間帯①マズメ

マズメとは日の出前後の1時間、日の入後の1時間のトータル4時間のことです。日の出では、光が入る事でイカの動きが活性するため大物を釣れる可能性があります。日の入りはだんだんと暗くなることでゆっくりと活動を始め、食いつきがよくなる場合が多く、ゆっくりと時間をかけるのが大事です。

エギングの時間帯②夜

ナイトエギングは夜行性のイカの警戒心が薄れ、エサを探しに行くため日中に比べると釣れます。夜の狙いやすいスポットは湾内などで、月が出ていて明るい夜や常夜灯の下に集まってくる事が多いです。夜は昼間よりもゆっくりとしたアクションでじっと待つことで釣れる可能性が高まります。

エギングの時間帯③日中

初心者の方が始めるのにも、小さなお子様と楽しむ際にも日中がおすすめです。春の大物は警戒心が強いため釣るのが難しいですが、秋に大量にいる新子を釣るには最適です。日中は少し大げさにしゃくり、エギを上手に動かしながら待つのが特徴で、この部分が日中とナイトエギングの釣り方の大きな違いです。

エギングと潮の関係

潮はイカを釣るのに関係するのか、潮のベストタイミングはいつなのか、初心者の方は釣りを行うベストコンディションを知っておくことも重要です。ここではイカが釣れる可能性の高い場所はどこなのか、流れてくる場所の見極め方について紹介します。

エギングでは潮の流れが重要

エサである小魚が多く集まる場所にいる可能性が高く、潮の流れによって小魚の動きが決まるためその流れを読むことはとても大事です。また潮の流れによりエギの動きが決まるため、初心者でもうまく読めれば大物や大量に釣り上げることも不可能ではありません。

エギングでは大潮がベストタイミング

大潮は最も干潮の差が激しく大きく動くため、エサとなる小魚も動き回りイカも活性します。そのため経験者が一番狙っているタイミングです。ただし地形によっては小潮や若潮の方が小魚がたまりやすい場合もあるため、場所と潮の流れの見極めがとても大事になります。

エギングと上げ・下げ潮

海面が上昇する上げ潮と、海面が下降する下げ潮、どのタイミングがベストでしょうか?イカは上げ潮で接岸し、下げ潮で沖へ離岸していくため、上げ潮と下げ潮のベストタイミングは「上げ7分、下げ3分」です。初心者の方はこのタイミングを目安にしてみてください。

釣ったイカの保存方法

ここまでエギングの楽しみ方を紹介してきましたが、いざ釣れた時なるべく新鮮な状態で持ち帰ることで、おいしく食べることを楽しむことができます。ここでは釣れた時の保存方法を紹介してゆきます。

大事なのはイカ締め

イカ締めとは釣り上げてすぐに神経を切断することで、鮮度を保つことができるため、かかせない動作です。魚釣りでも生き締めを行いますが、イカ締めは魚に比べ色が色が変化するので、初心者の方も判断が簡単です。

イカ締めのやり方①胴体を締める

まずは胴体部分を締めるため、足の側から眉間の間を狙い、胴体側へと刺してゆきます。この時ナイフを斜め45度に立てて行うのが大切です。うまく神経が切断できると胴体の色が白く変色します。

イカ絞めのやり方②足側を締める

次に足側を締めるため、先ほどとは反対の胴体側から眉間の間を狙い、ナイフを刺してゆきます。この時も同じくナイフを斜め45度に立てていれるのが大切です。神経が切れれば足側も白く変色します。

エギングの時期を知ってイカを釣り上げよう!

エギングは季節や時間帯、潮の流れによって釣り方や釣れる種類がかわるため、ゲーム感覚で楽しむことができます。また必要な道具も少なく初心者でも簡単に始めることができるのも魅力です。この機会にエギングを始めてみませんか?

その他のエギングに関する記事はこちら

しゃくりに関して説明した記事はこちら