ベイトリールとは
ベイトリールとはスプールがキャスティング対象方向に向かって、横向きになっており、スプールの中を通っている軸が両サイドからはみ出て支えていることもあり別名、両軸リールとも呼ばれます。
ハンドルを回転させるとレベルワインダーによって、スプールに均等にラインが巻き付けられていく機構を持ち合わせたものが昨今、多くなっています。
ベイトリールはリールの一種
リールは大きくわけて、スピニングリール、ベイトリール(両軸リール)、タイコリール(片軸リール)、クローズドフェイスリール、フライリールがあり、そんなリールの中の一種にベイトリールがあります。そんなベイトリールの形状は大きく分けて2種類あり、平らな形状を「ロープロ型リール」、円形のリールを「円型リール」と呼びます。
ベイトリールとスピニングリールの違い①
リールの代表格といえばベイトリールとスピニングリールになります。そんな両リールの違いといえば、ラインの巻取りがベイトリールですと以下のようなレベルワインダーで巻き取りをします。一方でスピニングリールはベールアームでラインを巻き取ります。
ベイトリールとスピニングリールの違い②
ベイトリールにはメカニカルブレーキと呼ばれる以下のようなブレーキシステムがついており、スプールの固定具合を調整する機能がついています。一方でスピニングリールにはメカニカルブレーキ自体がないです。
ベイトリールとスピニングリールの違い③
ベイトリールには以下、図のようなクラッチと呼ばれる部品がついています。キャストする際にはこちらのクラッチを「カチ」と音がするまで押し込んでからキャストをします。一方でスピニングリールはベールアームをオープンにしてキャスティングします。
ベイトリールとスピニングリールの違い④
ベイトリールのスプールは以下図のように横向きに装着され、スプールの両方から軸を抑え込むような構造になっています。また、ハンドルの回転と逆の縦方向に回るようになっており、縦巻きにラインが回収される構造になっています。
一方でスピニングリールは縦にスプールが装着され、ベールアームによって、横巻にラインが回収される仕組みです。スプールの中心に穴がありリール本体から出ている軸に装着して上からドラグで抑え込むように固定されます。
ベイトリールを海で使用するときの選び方
海用ベイトリールを選ぶ際、ベアリングは防錆でボディー内に潮の侵入を防ぐ機能がついたものを選ぶといいです。もしくは、オーバーホールが容易なものを選び、使用後には潮を除去する必要があります。対象魚に合ったラインキャパとドラグ性能も重要です。海の魚は引きが強いので、必然的にラインを出して釣るのでしっかりとチェックしてくださ。