船酔いのメカニズムとは?
船酔いは船釣りをよくする人や旅行で船に乗る人など、しょっちゅう船に乗る人でもなる事があります。現在も釣りとか旅行は好きだけど船酔いをなんとか改善したいという人も多いようです。そこで、まずは船酔いが起こってしまう原因を解説していきます。
なぜ船酔いは起こるのか?
乗り物酔いは、人間の耳が感知をする体にかかる加速度情報と、目が感知する視覚情報が合ずに脳が錯乱してしまうことが原因で起こります。実はこれは全ての乗り物に言える事で、船酔いだけに限ったことではありません。
船酔いの主な症状とは?
船酔いの症状の強弱は人それぞれ違いますし、症状自体も一つだけではなく複数あり、わかりやすく言うと風邪や二日酔いなどの症状になています。船酔いの時の一般的な症状とはいったいどういった症状なのかを紹介していきます。
頭痛
まず、船酔いで多くの人が悩まされているのが頭痛です。これは単純に頭が痛くなる症状なのですが、症状としては片頭痛のような軽い痛みと頭が今にも割れそうなくらいの勢いで痛いという人までいます。
吐き気や嘔吐
船酔いで一番つらいの吐き気や嘔吐、または胃の不快感などもあります。わかりやすく言うとお腹が気持ち悪くなって今にも食べたものが出てきそうという感じです。この症状は船酔いだけでなくひど風邪などでほとんどの人がなった経験はあるでしょうけど、この症状が起こってる最中は気分が最悪になります。
船酔いの初期症状は?
船酔いには頭痛や吐き気などの本格的な症状の前に初期症状というのが誰もが起こることが多いです。そこで、どのような初期症状なのかを把握しておけば次に船に乗る時に役立つかもしれないので1度頭の中に入れておいて下さい。
あくび
まず、船酔いの前兆(初期症状)として挙げられるのがあくびで、生あくびとも呼びます。これは眠くもないのにあくびが勝手に出てしまう症状で、船になって睡眠不足でもないのにあくびが出たら前兆だと思った方が良いでしょう。
ゲップ
次に挙げられるのがゲップです。これは空腹の状態で特に満腹でもないのにゲップが出てしまう船酔いの症状で、何か食べ物を食べていたとしても起こります。これらの初期症状が起こったら次に本格的な症状が出てくるので要注意です。
船酔いの原因と対策をご紹介!
それではここで、船酔いの原因と対策を紹介していきます。釣りや船で旅をするのが好きなのに乗れないというつらい人も原因と対策を知って詳しくなっていけば酔う事から解放されるかもしれないので知っておいた方が得です。
船酔いの原因と対策①睡眠不足
船酔いの原因の一つとして睡眠不足です。今の世の中には、夜中の3時、4時まで起きている人や夜遅くまで仕事に付け込んでる人がいて、寝る時間は極端に少ないという人が大勢います。船酔いには睡眠不足が1番良くないと言っても良いでしょう。
原因
簡単に言うと睡眠不足は自律神経を乱してしまい、脳がコントロールできなくなってしまっているのが原因で起こります。また、睡眠不足は船に乗るので体調不良だけでなく、集中力もかけている状態なので事故にもなりかねないので注意が必要です。
対策法
やはりたっぷりと寝る事が1番重要でしょう。船に乗るのに体力が無ければいけないので8時間程睡眠をとるのがと理想の睡眠時間です。また、船に乗っているときにもしも少しでも眠気を感じてきたら仮眠をとることも重要です。
船酔いの原因と対策②波
海なので波はどうしても避ける事はできません。緩やかな波ならそんなにたいした船酔いはしないのですが、海自体が荒れていると波も大きくなっていって酔いの症状もそれに左右されてきてしまいます。
原因
緩い速度などで船が動いていても人間の脳はストレスを感じませんが、船が波で左右に揺れたり上下に揺れたりすると脳が非常にストレスを感じるようになってしまい、気持ち悪くさせてしまうのが原因です。
対策法
波が原因で気分が悪くなったらまず船の外に出て景色の遠くを眺めたら少しは気分が良くなります。ここで近くを見てしまうと余計気持ち悪くなってしまうので近くを見るのは避けましょう。また、目をしばらく瞑ったり、船の1番後ろ側にいると症状が良くるるとも言われているので試してみて下さい。
船酔いの原因と対策③疲労
疲労が酷いと、どんな事に対しても支障が出てきてしまうので疲労だけは残さないようにしないといけません。そこで、疲労の原因は何なのか、体が疲れてしまっている時の解決方法(対策方法)を紹介していきます。
原因
疲労の原因は主に仕事でも疲れが1番多いです。また、その他には職場の人間関係の精神的な疲れや自分自身のメンタルなど、疲れには肉体的な疲労や精神的な疲労など色々な事が重なって疲れが溜まってる事もあり、こうして考えると疲れの原因は一つではないことがわかります。
対策法
1番の対策方法としては日常的に(仕事や人間関係など)ストレスなどを持ち込まないことが良い事なのですが、そう簡単にはいかないものでしょうから、まず1番に良いのは休養をとることです。お風呂とか温泉でも良いので浸かって体を温めてリラックスさせましょう。そうすれば身も心もリフレッシュして船酔いも改善してきます。
船酔いの原因と対策④極度の空腹
これはほとんどの人が空腹の時じゃなくて満腹の時に乗り物酔いをすると思い込んでいる人が多いのですが、満腹の時も酔う事はあるのですが、空腹のときの方がなりやすいです。船酔いだけでなく、乗り物全般に対しても言える事なのですが、乗り物酔いと言うのはどちらかと言うとお腹がすごく空いている時になりやすいものなのです。
原因
普通のお腹が空いたなくらいの空腹感ならまだ良いのですが、極度の空腹になってしまうと血糖値が下がってしまい酔いやすくなってしまうのです。逆に満腹過ぎても胃腸の揺れが激しくなってしまい酔いやすくなってしまいます。
対策法
船に乗っている最中で空腹が原因で船酔いになってしまったら、簡単に食べられるガム、チョコレート、飴玉などを食べるのがおすすめです。チョコレートや飴玉は血糖値を上げてくれて酔いを改善してくれる効果があります。また、ガムはできれば船に乗る前に食べておくと酔いの予防にもなるのでおすすめです。
船酔いの原因と対策⑤おまつり
船酔いの原因の一つがおまつりと言うのですが、これは釣り糸が絡んでしまうという意味で、船酔いではこれが1番多く危険だと言われています。いったいこれがどういう原因で船酔いにつながってしまうにか説明していきます。